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【404417】開成の木々

投稿者: 昔は・・・   (ID:MwDmPYW1Tz6) 投稿日時:2006年 07月 09日 20:33

初めて開成中学の父母会に行って教室の窓から見える緑に感動しました。
どのような方が設計したのか知りませんが、
外側からはわからなかった開成の建物や植栽の見事さに感心しています。
教室の後ろ側の大きな窓からはまるで別荘に来たような木々の緑が見えますね。
こんな学校見たことがなかったので、驚きました。


興味があって開成の土地を調べてみましたら
こちらは江戸時代には秋田藩主の佐竹右京の抱屋敷だったとか。
その前は水戸藩のものだったらしくそこを1703年に佐竹が入手したそうです。
大名屋敷跡だったんですね。
学校内にある向陵稲荷神社も佐竹が作らせたものとか。
グラウンドから遺跡が出たり、道灌山が昔から風光明媚なところだった事は知っていましたが、学校が大名屋敷跡とは知りませんでした。
また夏目漱石の「三四郎」にも道灌山の佐竹の下屋敷を無断で通って叱られるシーンが出てきます。
面白いですね。


校舎も道灌山の傾斜に沿って建ち増築もうまくできていて、
たぶん鹿島建設が工事したのでしょうが、どなたの設計かご存知の方いらっしゃいますか?



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  1. 【404750】 投稿者: 秘密基地  (ID:UqkB9XGbDrI) 投稿日時:2006年 07月 10日 10:20

    横入りですが、失礼します。
    息子の志望校を決めた理由の一つにこの学校の校舎が気に入った事もあったので、
    何だかとっても嬉しくなってしまって・・・・・。


    無機質な「四角い箱」じゃなくて、迷路のように入り組んでわかりにくい校舎。
    こちらの建物の一階と向こうの建物の三階がつながっていたり、
    グラウンドに出る行き方なんて、一体何通りあるのやら。
    自分だけの「秘密の場所」が見つけられそうな、迷子になりそうな怪しい空間配置に男の子の冒険心が擽られそうでわくわくして、
    「うちの子の性格に合ってそうだなあ」と。(笑。勝手な思い込み?普通は偏差値でまず相性を考えますよね?)


    案の定、のんびり屋の息子は、入学後一年位経った頃でも「まだ知らない場所や行った事のない場所がある」などと言っていました。
    今はさすがにないようですが(?)。


    教室の窓から見える緑・・・というのはご指摘頂くまで意識した事がありませんでした。
    そう言われてみれば本当にそうですね。決して偶然ではなく緻密な計算と配慮があったのでしょうね。
    教壇の方に向かって座った時にはむしろ非常に無機質で素っ気ないですね。
    その方が、勉学には集中しやすいからなのでしょうか。
    けれども休憩時間に後ろを振り返れば豊かな緑が目に飛び込んできて癒してくれる。
    そういう設計なのかもしれませんね。
    そうだとしたら卒業生の設計なのかもしれませんね。
    母校を知り尽くした人が母校と後輩への愛情を込めて設計した・・・・・そうだったら素敵ですね。

  2. 【405423】 投稿者: 木造校舎  (ID:gOP/3mEYIFs) 投稿日時:2006年 07月 11日 09:11

    環境が子供に与える影響は結構大きいものがあると思います。
    私が中学生の時は木造校舎でしたが、今でもその頃の感覚は覚えています。
    歩くたびに床が鳴るとか階段の木の手すりが光っていたとか。
    二階建てだったため窓から手を伸ばして色づくイチョウの葉をさわることもできました。
    中学の思い出は校舎と共にあると言っても過言ではありません。
    けれども高校へ行ってからはいわゆる箱型のコンクリート校舎になってしまい
    思い出の中に校舎が出て来ても美しいと感じる事はありません。
    木造校舎が無理だとしても、今の開成のように美しい植栽がされていれば高校での私の思い出も違ったものだったでしょう。
    多感な時期の6年間を開成のような学校で生活できることは恵まれていると思います。

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