海外大学への進学｜掲示板スレッド

東大は見限れない大学でしょう。
勉強だけで行けるので、ある意味楽です。

アメリカの一流大学になると、勉強が飛びぬけて出来るだけでなく、文武両道であったり、リーダーシップが取れるかどうかであったり、社会貢献活動も出来ているかなど、様々な観点で選抜が行われます。

東大に合格できる学力を持ちつつ、部活、リーダーシップ、ボランティアなどでもしっかりした実績を挙げている必要があるので、超難関。
それだけの力がある生徒が、全校でどの程度いるかを考えてみれば、海外の大学に行くハードルの高さを実感することができるでしょう。

従って、東大に行ってから、海外大への留学を目指した方がずっと楽です。
東大を見限れるのは、本当にスーパーマン的な能力を持った一部の生徒だけでしょう。

パイロット版（現中２）は既にキャンセル待ちになっていますね。ＨＰと新聞記事によると、現中2でサマーだけ試験的に実施。来年からは中学１年（現小６）から本格実施ようです。現中１の我が家はその隙間ですねえ（笑）。残念かな。

在校生向けに説明会も開催されることなく、公募されることなく、先着順なのでょうか。
そうであるなら、学校を選択するに際しての魅力として織り込みにくいですね。
他校の参加についてまで新聞で言及されるまえに、在校生に残念な思いをさせない配慮も必要なのではと思います。

学年別開催ですので、すべての学年にどのように説明されたか存じませんが、中2保護者会でサマープログラムについて説明されたように聞いております。

先日の保護者会で、説明がありました。
今回は、対象がこの学年のみのようです。

米国の某ハイテク企業で働いていたけど、そこらへんにMITやらCMU卒業生もいたし、UT、UC、UI、とかの州立大学の卒業生もいた。そこでは学歴重視されるけど実績重視の実力主義なのよ。有名私大に入るには性格がどうとかあるけど、ハイスクール時代に飛びぬけて優秀な成績とか金持ちとかでないとなかなか入れない。実際には頭脳はそこそこ（州立大と同じようなレベル）で金があるかどうかという感じでした。

うちの息子が通うこの学校にも、ああいう私立大学に通わせることが出来る親が少なくないのですね。アルバイト禁止ですから、生活費も含めて1年目は1千万を超える出費ではないでしょうか。

アメリカは超学歴社会ですが、学歴を得るにはお金が必要です。
昔の日本の学歴社会は、本人の地頭と努力次第という建前がそれなりに現実と一致していましたが、今は、中学受験の塾通いが低年齢化し、少人数教育になって学費が高額化。そのうえ、中高一貫で高い私学に通っていても、学校は受験教育してくれないと塾通いが多数。
日本も学歴＝親の経済力の象徴、となってきています。そうなると、企業からみても、学歴が本人の能力（努力する力や持って生まれた能力。大学受験のための知識は企業では役に立ちません）を表しているとは思えないので、学歴は無意味、ということになっていくと思います。

8月に行われたサマープログラムの様子がテンプル大学からリリースされていましたので貼っておきます。

http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5655#.UjpJfmQayc1

リンクが切れている場合は、googleで
武蔵 サマープログラム
で検索すると出てくると思います。