愛光・平成済美・新田青雲、どこが？｜掲示板スレッド

上位層、難関大のレスがでたので、最下位層からの視点でレスします。

成績の上中下層では当然現役率は下位ほど落ち込みがちですがそれなりに合格しる気がします。
愛光ではほぼ最下層（最下位）でも国公立現役合格の力はあるレベルだと思います。実際にそういう最低層からも国立現役は散見されています。

昔に比べると、愛光の国立や現役率が落ちてる（？）ともいわれますが、厳しい経済状況や各私立校の競争激化や公立一貫校や公教育の見直しによる公立回帰など、一部の（わたし的には全国十校程度）最難関レベルで実績がゆるぎないブランド校を除けば実績が下降気味なのもあたりまえかな。（でも、開成ですら数年前に一瞬東大合格が激減しただけで、もうおしまい的な論調もありました。さらに半世紀程度の変遷では、都立日比谷や神奈川湘南高校が圧倒してた時代も長かった。変化はいろんなサイクルで起き続けるものです。）他校や別の時代と比べてもしょうがない。状況が分かりにくいですから。

センター試験だけで国公立合格とはいきませんが、下位層または最下位のセンター試験得点はひとつの目安です。うちの子は下位数％内の安定最下位層（泣）でしたが、それこそ国公立であればどこでも的な見方をすれば、かなり選びようがありました。国公立でもいろいろあるので、２次が論文だけとか、一部教科や実技だけとかいうところも多いですから。

我が子の場合は、希望進路の学科を持つ国公立（家計上私立ダメ、地元のみ）のうち、偏差値低めがギリギリ通える範囲にあったことは幸いでした。もし浪人してたら本人の気力が続かなかったとおもうし、私立ダメのままだったら、たぶん大学進学自体を断念したと思います。
そういう意味では、愛光で下位層になると際限なく堕ちると、どれかのレスにありましたがその可能性は皆無とはいえません。同時に、それはハズレ気味でもあります。
かといって下位層や最下位層が国公立ならどこでもＯＫとなって、合格数や現役率がはねあがることはないでしょう。

なぜかというと、
うちの子がそうだったから、最下位層の生徒さん達について耳にする事が多かったのですが、
最下層の生徒さんとはいえ、しっかり自分の将来や希望の大学、学科については安易に流れないという実直さも残しているからです。高三、１８才ですからね。まだ未成年とはいえ。
まだ親がいてもそれなりに自立していかなきゃならないことがわかってる。親が資産家でもずうっと続くとも限らない。未熟ながらちゃんと分かってる。でも裕福目な生徒さんは甘えも同居でそっちに流され気味のようでしたが。
成績面ではバ●な我が子でも、目標を同じくする（同レベルの）友達と話したらしい内容は、聞いて熱くなるものがありました。
残念な結果が率的に多いのは、この層は単に勉強への取り組みが不足してるので、学力の安定性が不足してるだけです。あと親御さんの無理強いとか、生徒本人の実力錯誤による無理目志望も多いからでしょう。
わが子の下位層友人（成績的に我が子よりいつも少し上）の一人は、主要教科の一つだけは模試の全国優秀者に載るような生徒さんでした。他がだめだったようでした。センターでは、その得意教科をしくじったといってたようです。狙った大学も上位校でしたし。
わが子はそんな高レベルではないですが、模試で不安にならない程度の主要教科は一つもってました。
愛光下位層で共通するのは、教科ごとの成績があまりにでこぼこ過ぎるように感じました。
どれも悪いというのはないと思います。最下位を何度か経験したうちの子でもそうではありませんでしたから。愛光内で最苦手教科でもセンターではそれなりの得点が可能な様でした。

我が子はそんな成績でしたが、（事後なので現役合格の表現が使えます）理３現役合格の寮先輩にかわいがられてたみたいですし、同じクラスに複数いる東大や難関大の現役合格同級生に、勉強を教えてもらったり、宿題をパクらせて頂いた（泣）ようです。女生徒とも普通に話せるわが子だった（愛光は奥手男子多すぎ？）から、学校行事打ち上げのカラオケなども（担任入れて）楽しんでた様です。我が子の趣味に感化されて趣味友になる優秀層生徒さんもいたようです。多様な個性、価値観は、愛光とはいえ生徒間にはあるものです。そういったところは我が子に悪くなかったと思います。

一方で、一部の先生方には、東大や成績至上主義的な単一価値が根強く残っていました。先生方ばかりでなく親御さんにもないとは言えません。成績不振生徒さんは、励ましのようでも虐げられることも多いでしょう。最下位層生徒さんでは気持ちが折れたりふてくされる生徒さんがいても不思議ではないと思います。国公立重視は愛光の大きなニーズですが、全員が東大を始めとする難関大や国公立医学科に現役で行ける生徒さんは数十人です。生徒それぞれが適応しやすい課題提出の評価など、下位生徒でも自信を失わなかったり、実力錯誤しないようなソフト面をより充実すると変わっていくのではないでしょうか。

　愛光下位のポテンシャルはそう捨てたものではないと思っていますが.

　現役で２２０人中１８０番ぐらいで国医に合格したものもいます。

　現役時は６０番ぐらいであったのが一浪で理３合格なんてのも最近ありました。

　ただ、大学受験だけがすべてではない。

　人生にチャンスはほぼ平等にだいたいの人におとずれる。

　学生時代は芽がでなくても社会で成功をおさめよう

　

愛光最下位経験寮生の親(ID:Bu3sPfJzVNE)　様

書き込みありがとうございました。
子供を寮生活に送り出している者として、とても勇気づけられるお話をいただきました。

結局のところ、
１．学力面については、元々の能力は皆、高いものを持ち合わせているけれど、学習量にムラがあるから、それが成績に表れている。
２．国公立大学であればどこでもいいともし考えるなら、愛光学園下位層でも合格する力はあるであろう。しかし、皆進路について真剣に考えており、自分なりに信念を持って大学受験に臨んでいる。
３．単なる受験少年院ではなく、成績別に人間付き合いが階層化されているわけではなく、幅広く多様な個性、価値観の中で人間関係を築くことができる。
・・・という感じと理解させていただきました。

親として、愛光学園に送り出した選択は間違っていなかったと思えております。

ここの書き込みでも、他校との比較や批判はせずに自校のいろいろな意味での向上を願い、皆さんが意見を出し合うことができたら幸いです。

疑問 さまへ

ご指摘くださり ありがとうございます。
はじめは２５％と書いていました。

推測の根拠ですが 以前に済美平成のホームページを見た時の
進学実績の一覧表をもとにしています。ただし正確には数えていません。

愛光のことは 進学のしおり を参照しました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

おー、何かいいスレになってきましたね。
参考になります。

まさに当事者の保護者様による、ナラティブなデータの提示ですね。
決して下位の生徒が「月謝運び屋」でないことが証明されたと思います。

　
　　　　　　　　　一途に、ひたむきに！

　ＮＨＫプロフェッショナルを見ました！

　天皇陛下を見事治した天才外科医さんの言葉です！

　Ⅲ浪し、私立医学部に入り、医者になっても医局に入れず、苦労を重ね、ついに開花！

　今は患者さんのために自分のすべてを捧げています。

　これこそが愛光の教育の根本にある、アインシュタインの自己犠牲の精神である。
　
　
　

えーっと、天野先生は県立浦和から日大医学部のようですが。。。

直接、愛光学園には関係がなさそうですが。