- インターエデュPICKUP
- 最終更新:
投稿者: 正鵠 (ID:wsoHKOhdVm.) 投稿日時:2010年 03月 16日 16:49
かの有名なHonma Note で 本間 勇人(ハヤト)さんが、
JGについての本質論的なコメントを書き下しています。
普段は解り難い言葉を混じえて長々とした文章を書かれる方なのですが、
今回は珍しく短文形式の解り易いコメントでしたので、ご紹介まで。
(以下、引用)
☆インターエデュによると、女子学院の今年の東大合格者数は24名。
この人数よりも多い年も少ない年もあるが、
平均するとだいたいこのぐらいは合格している(挿入グラフあり)。
JGの教育の質に変わりはないということか。
☆要するに、JG当局が東大に進学させるための教育なんかは実施していなく、
生徒数の10%は、自ら東大を選択しているにすぎない。
それゆえ教育の質は変わらない。
☆それはある意味たいへん健全ではある。
とにかくJGは、生徒の側から提案されることでなければ、動かない。
☆この自由意志尊重の徹底した教育は、筋金入りなのだ。
受験市場の中に育ちながら、別次元というか別位相にいる生徒たち。
☆選択を間違えると、もしかしたら驚きの日々を送るかもしれない。
しかし、それで覚醒する場合もあるから実は神のみぞ知るなのだ。
JGを選んだらそのぐらいの心構えは必要かもしれない。
☆それゆえ、JGと豊島岡女子の併願は、不思議な気もするが、
JGのような学校を探すのもたいへんだから、しかたがないといえばしかたがない・・・。
(了)
http://pschool.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/2010-jg-078d.html
(挿入グラフをクリックすると1997年以降の東大合格者数推移グラフが拡大表示されます)
現在のページ: 1 / 3
-
【1661749】 投稿者: 春風 (ID:zp7FyJr5VIc) 投稿日時:2010年 03月 16日 21:26
こちらの板と豊島岡さんの板、両方に目を通しております。
なるほど両校ともそれぞれ特有の雰囲気やスタンスが顕著で、
お互いにけっこう異質な学校なんだな~と改めて感じました。 -
【1661942】 投稿者: トロピカル (ID:AX4AdgnR6Rw) 投稿日時:2010年 03月 16日 23:31
そうですか。両校とも進学候補として、よく観察して健闘し、入試では両校に合格しましたが、学校のカラーとして受験界で単純に強調して形容される程の差は無いというのが印象です。その学校での差をどう捉え、学外生活とどうバランスさせて、青春と学業を調和するかを考えはしましたが。よく、JG-豊島の併願はカラーが違い云々という声を耳にしますが、どちらに進学しても、大きな違いは無いですよ。基本は家庭にありますから。
-
【1662036】 投稿者: ↑同意 (ID:wNct4EayAAA) 投稿日時:2010年 03月 17日 00:21
そもそも、この両校を目指し、そこでの学園生活を望んで努力して入ってくる子どもや家庭に基本的な違いはないと思います。
自分で考え、自分で調べて、友とよく交わり意見を交わし、共に成長し、自分と社会とに対する責任能力を高めていくというのは両校に共通する部分でもあり、そういう子どもたちが両校を目指しているわけだから、併願となっても不思議ではないです。
子ども自身は、学校のシステムを上手く使いながらも、自分で自分を育てていくということになるのではないでしょうか。
学校のシステムそのものの違いと、子どもたちが歩む道には、考えられているほどの強い結びつきはないと思いますよ。 -
-
【1663182】 投稿者: バラード (ID:3Dld1bpXWPk) 投稿日時:2010年 03月 17日 20:49
スレ様
春風様と、トロピカル様、同意様の どちらのご意見も
そのとおりだなと思いました。
違うといえば違う。同じといえば同じという感覚です。
私が感じることは、中学入試をひかえたご家庭
中高の各学校に在籍している子(中高でも違う)とご家庭
卒業して 大学なり社会に出ているOG
で この感覚の違いが出てくるのではと思います。
豊島岡とJGに関して言えば、たとえば運針なり
礼拝を目的に入ってくる生徒は、まず、ほとんどいません。
学力レベルは似たようでも、教育の根底とか人間教育のための
もとになるもの、見た目も授業も結構違うのではとも思います。
讃美歌やお祈りがはじめてというご家庭が半分以上とか
中1生は、まっすぐにも揃えて縫うこともできない
という話聞けば たとえOとかFでも同じような
価値観のご家庭の生徒が入ってくるのではと想像します。
しかし、運針でも礼拝聖句でも6年間、1500日継続
できますと、そんなカラーの違いが別の面で明らかに
なってくる場面が多々あるのではと思います。
同じ部分はたしかに、精神の集中、心を無心に安らかに
だとは思いますが。
娘の同窓生の話なので、また聞きなのですが、同じ大学の
研究室でO、J、Fの卒業生が一緒に同じテーマで
ディスカッションして企画なり提案なりまとめるとき
カラーなのか個性なのか出るらしいです。
Jは、たとえ間違っててもはっきり自分の意見をあれこれ
主張すると、Oの卒業生は、自分の主張よりまとめるのが上手で
自分の意見言いながら論理的にホワイトボードに全体書ける。
Fの出身者は、どちらか言うとじっと意見聞いていて
まとめたものの精査なり表現直したり だそうです。
面白いなあと思って聞いてました。
ちなみに娘のいる研究室ではFの出身者はいませんが、
O出身の院生はとっても明るく、よくおしゃべりで
しかも頭の回転も速く、人への気配りもできる才女です。 -
【1663820】 投稿者: すごい (ID:2CUYmR4Bp6M) 投稿日時:2010年 03月 18日 10:56
JGは、ある意味で全学的に「総合学習」が理想的な形で伝統として実践されている稀有な学校と見ることが出来るのではないでしょうか。JGの文化祭「マグノリア祭」に行けば、JGのパワーと水準の高さを実感することが出来ます。JGの文化祭は中学高校の文化祭というより大学の文化祭に雰囲気が近いです。こういうのを良しとするか、それとも良い大学に入ってナンボと考え「中学高校はさなぎの時代」と割り切れるか、選択の問題ですね。
-
【1664421】 投稿者: 素朴な疑問 (ID:71gH7KlpCDI) 投稿日時:2010年 03月 18日 20:32
トロピカル さんや ↑同意 さんは「大きな(基本的な)違いはない」と
一笑に付されてますが、本当に本音でそのようにお考えなのでしょうか?
ほかの皆さんも同意見の方が多いのでしょうか?
豊島岡板のほうにも本間さんの学校評が紹介されていますが、
やはりJGと豊島岡の違いは決して無視できるほど小さくはないと思いました。
学校別の豊島岡板では大学受験や学力向上、塾などのスレがすごく豊富です。
部外者の仕業と見られる御三家関連や他校比較の投稿は無視するとして、
生徒の学力レベル向上や大学受験に向けた取り組みなどの話題については
在校生保護者からの熱いレスが多く見られ、誰がみても進学重視の姿勢が明白です。
このように学校自身も在校生も保護者も難関大学・学部への進学を大変重視され、
そういうものをまとめて学校のカルチャーと表現したとき、本間さんもおっしゃるように
両校はカルチャーが相当違っていると言えるのではないでしょうか?
両校の掲示板や塾・教育関係者による学校評価、さらには学校説明会も含めて、
どうみても両校のカルチャーは違っていると多くの方は実感されているのでは?
ここからは推測ですが、両校を併願受験されたご家庭ではカルチャーの違いを
実は十分にわかったうえで大きな違いには目をつぶって「偏差値」をよりどころに
偏差値重視で併願されたのではないでしょうか?
たとえばJG同様にプロテスタント系で生徒の自主性を重んじる自由な校風として
東洋英和はあるけど偏差値が不満、またミッション系ではないけど自主性を重んじる
自由な校風に加えて私服という点まで似通った桐朋女子はあるけどやはり偏差値が・・・。
だから豊島岡。ここなら偏差値で併願校として文句なし。
さらには鴎友学園。偏差値が50台前半の頃はあまり見向きもしなかったけれど、
偏差値が上昇するにつれて併願志向もどんどん高まり、偏差値が60を超えて
併願するに足る満足なレベルになるや豊島岡といい勝負の併願先になりました。
結局そういう事情ではないのでしょうか?本音としては。
だけどそれ(偏差値重視)を正直に語るのにはさすがに気が引けるから、
実感しているカルチャーの違いを伏せて、それどころか半ば強引に
「似ている」「大差ない」と言って偏差値重視の本音をオブラートでくるんで、
豊島岡との併願を正当化しているように思えて仕方ないのですが・・・。
もし東洋英和などが豊島岡に匹敵するような偏差値だったなら、
豊島岡でなくそちらを併願先にされる方が増えるように思います。 -
【1664505】 投稿者: バラード (ID:3Dld1bpXWPk) 投稿日時:2010年 03月 18日 21:41
素朴な疑問様
実際、受験がはじめてで、長女の場合
よくわからないというのが実態だと思います。
文化祭、説明会だけではわかりません。
生徒見たり、先生の話聞いたり
とにかく受かりそうかどうか、で受験します。
書きましたとおり、6年間、1500日通って
カルチャーの違いがわかるし、カラーが生徒に
だんだんと浸透してくるのではないでしょうか。
そういったものは、卒業間際とか、卒業してずいぶん
経ってから、あるいはOG見てわかるものかもしれません。
併願校は、塾の勧めもあるし、雑誌や時代の傾向
もあるし、過去問の相性もあるでしょうし、書かれている
ように偏差値で選ぶ人もいるでしょうね。
でも偏差値だけで選ぶ人はほとんどいないと思いますよ。
よく、わかっていないので順序はあやふやですが
たとえば、慶應中等部-桜蔭-筑附-渋幕-JG-豊島-雙葉
の順番だったとして、この順に受かったとして、この順に
入っていくとは限りません。
最終的に第一志望決めるのは、においとか、直感とか、好きか、
うまくいえませんが、合っているのではという思い込みとか
あとはアクセスとか。 何はともわれ、「受かりそうか」では
ないでしょうか。
併願選びは書いたとおり、第一志望に比べれば 塾のお勧め
なり 合格確率が高いということで選択。
でも、プロテスタント同士で併願する人も結構いますよ。
おそらく母親がミッションの出身だからとかかもしれません。