サンデーショックの入試状況について｜掲示板スレッド

JGはほとんど影響されません さんへ:
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> ちょっと図解してみます。2004年は400人以上の合格者を出したので、それを例にとります。
> 正確な合格者数は忘れましたので、話を簡単にするため400人とします。
> そしてこれまた話を簡単にするため、平年の合格者数を250人とします。
> つまり平年に比べると400人−250人＝150人多い合格者となります。
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> この多めに出した150人全員が桜蔭を第1志望とするJG合格者で、
> このうち桜蔭とW合格した生徒はJG合格を蹴って桜蔭に進学し、
> 桜蔭が不合格だった生徒は豊島岡ではなくJGに進学すると仮定します。
> またこの150人の偏差値は、残り250人の偏差値より高い水準にあると仮定します。
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> ＜合格者の内訳＞　丸1つで10人。合格者の偏差値は最上段が最も高く、最下段が最も低い。
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> ●●●●●￣｜
> ●●●●●　　　150人：上乗せ分のレベルの高い合格者（桜蔭志望のJG合格者　　
> ●●●●●＿｜　　　　　このうち一部が桜蔭に進学し、一部がJGに進学
> ○○○○○￣｜
> ○○○○○
> ○○○○○　　　250人：平年規模＆平年レベルのJG合格者　
> ○○○○○　　　　　　　→　ほとんどがJGに進学
> ○○○○○＿｜
>
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> このようにJG合格を蹴って桜蔭に逃げる受験生が発生することを見込んで、
> かなり上乗せして合格者を出します（何しろ桜蔭志望者の過半数がJGを併願受験します）。
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> もし合格者数が平年なみの250人程度なら、平年ならJGに合格できたであろう受験生も
> 不合格の憂き目に会うことは間違いありません。でも400人以上ならその心配は無用です。
> （そもそも平年なみの合格者数しか出さなかった場合、JGは大幅な定員割れになるでしょう）
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> しかも（ここが肝心な点です）上の図をよく見て下さい。この図のような合格分布である場合、
> たとえ400人という大量の合格者を出した場合でも、合格者の80%結果偏差値は平年に比べて上昇します。
> 上位層が厚い分布だからです。でも実際には平年並みの80%結果偏差値となっています。
> これは何を示すかと言いますと、もっと下のレベルの合格者も少なくなかったということです。
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> だから桜蔭志望の優秀な受験生がJG合格者の上位を占めても、合格者全体の80%結果偏差値が
> 平年並みで済んでいるわけです。そしてその意味は、「平年では合格できなかっただろう子でも、
> 歩留まりを見込んだ大量合格のおかげで、無事合格できた可能性が高い。」ということです。
>
>
実に論理的でわかりやすい分析でした。

四谷大塚などの資料からしても、難しくなることも易しくなることもない、サンデーショックだということにいたずらに惑わされずに、コツコツと努力をしましょうということのようですね。


スレ主さん、焦らずに、落ち着いて頑張ってくださいね。

１０２３名の受験者に対し、約４３０名の合格者だったそうです。
倍率にして２．４倍です。昨年は２６４名の合格で、３．１倍です。
そうなると、約１７０名もの合格者が増えることになります。これは、単に桜蔭とダブル合格者が１７０名もいるとは考えにくいと思います。
逆に普段では合格できないお子さんも、少なからず、合格されていると思われます。
サンデーショックではなく、サンデーチャンスなのではないでしょうか。

　たくさんのアドバイス、分析をありがとうございます。
とても分かりやすく、参考になりました。


　初めての受験で右往左往するばかりですが、私も四谷の資料などを
よく読んで、勉強します。



　｢ショック｣ではなく、｢チャンス｣と考え、今は基礎を着実にしていく
バックアップをしたいと思います。
6年生になった時に、苦手な理科を克服できているといいのですが・・・。


　本当にありがとうございました。


　

5年生 さんへ:
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〆られた後で恐縮です。
某大手塾で調査分析業務に携わっています（講師ではありません）。
●と○を使って面白い説明をされておられる方がいらっしゃいましたが、
なかなかユニークな説明でしたね。
実際のところ桜蔭第1志望者と言ってもレベルは本当にまちまちで、
JG第1志望者もまたレベルはまちまちです。
ですので●と○はそれほど綺麗な序列構造をとるわけではありません。
全体としては桜蔭本命組がやや上位に位置しますものの、●と○は
もうちょっとぐちゃぐちゃ混じり合うような感じになります。


さて、私どもプロの世界では『サンデーショック年＝桜蔭難化、JGやや易化』が常識です。
主な理由はやはり合格者の水増し（言葉が良くないですね。割増合格と表現しましょう）。
JGはむしろ入りやすくなるのでは？という指摘もありましたが、それは本当に若干です。
過度な期待は禁物と言えましょう。実質的な難易度は例年同様と考えて臨まれることが無難でしょう。


実はこういうことは一般のご家庭でも塾や受験雑誌が出している各種のデータを調べれば
すぐにわかることなのですが（こちらのスレでも何人かの方が紹介されておられますね）、
サンデーショックという言葉のイメージが先行するのか、誤解しておられる方が多いようです。
私どもの塾でもサンデーショック年では女子最上位クラス受験生の保護者の方々から
相談されることが多いのですが、研究熱心な一部のご家庭を除けばあまり正解されていません。


話は変わりますが、サンデーショックでは桜蔭志望者にはJGとの併願を、JG志望者には
桜蔭との併願を、塾としてはどうしても薦めてしまう傾向にあります。
サンデーショックは塾としても御三家合格実績をグンと伸ばす（当然伸びますよね）
願ってもないチャンスですので、営業戦略的な立場からはそうなってしまいます。
ですから皆さんは塾にうまく乗せられないよう、ご家庭の方針を第一に併願作戦を練って下さい。
来年受験の、そしてサンデーショック年受験の皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
くれぐれも健康管理だけは十分お気をつけください。

サンデーショックの学年は桜蔭も女子学院も大学進学実績は上がってるんだよ。
白百合とか豊島岡とかは下がっているんだよ。
これ、どういうことかわかるかな？
両校に実際進学した子のレベルが高いということ・・ですよね。


桜蔭残念だと豊島岡へ行くしかなかった子が、女子学院行く可能性があるのさ。
桜蔭と女子学院のトップの方はこだわりがあるからきれいに分かれるかもしれ
ないけれど、なんとなく偏差値で選んじゃう層はどっちかに引っかかればそこに
行く。今は豊島岡も上がってきたけど、前回のサンデーショックでは女子学院と
豊島岡受かれば女子学院行ったと思う。


自動的に豊島岡や白百合（はしらんが）の二番手校に流れていた層が流れてくるんだから
上が厚くなって、結果としてボーダーは厳しくなると思うよ。
甘い考えは危険だと思う。

塾関係者 さんへ:
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> さて、私どもプロの世界では『サンデーショック年＝桜蔭難化、JGやや易化』が常識です。
> 主な理由はやはり合格者の水増し（言葉が良くないですね。割増合格と表現しましょう）。
> JGはむしろ入りやすくなるのでは？という指摘もありましたが、それは本当に若干です。
> 過度な期待は禁物と言えましょう。実質的な難易度は例年同様と考えて臨まれることが無難でしょう。
> 実はこういうことは一般のご家庭でも塾や受験雑誌が出している各種のデータを調べれば
> すぐにわかることなのですが（こちらのスレでも何人かの方が紹介されておられますね）、
　
　
　質問です。
　私もどちらかというと、でもさんのご意見に近いのですが。
　　
　以前まで、どちらにしても入る定員は例年と変わらないのだから
　結局どちらの学校もそう変わらないのではと思っていたのですが。
　
　ところが在校生などサンデーショックの経験者に聞きますと
　どちらの学校もボーダー付近は難しくなる　いわゆる
　ボーダーラインが上がるということなのですが。　
　　
　理由は、でも様が書かれていたようなことに近いのですが
　チャンスなので両方受けられる子が増えて、両方受かる子
　どちらか受かる子(この場合、どちらか落ちてもという意味です)
　が増えることによって、どちらかに進学できる生徒が増えること。
　
　要するに、どちらか落ちて他の併願校に行くより、桜蔭やＪＧに
　行けることとなった生徒が少なからずいるということです。
　少数ながら、桜蔭受かってＪＧに来る子、桜蔭落ちてＪＧ来る子
　（こちらも少数ですが、ＪＧ落ちて第二志望として桜蔭に行く子
　もいるそうです）
　といるわけですので、ギリギリ付近は押し出されてボーダーを
　上げている要因にもなると思います。
　
　もう一つ、ＪＧが２日になることによって、１日桜蔭以外の
　本命受けて、例年にはなくチャレンジでＪＧ受けに来て、
　波に乗って合格という子もいるようで、この辺は
　必ずしも桜蔭の併願者だけでなく、受験者の多さはチャレンジ増
　になっている気がしますが。
　偏差値は母数によりますので　必ずしも上がらないかもしれませんが
　ボーダーは上がるような気がします。
　　
　実際のところはどうなのでしょうね。
　
　　
　

でも さんへ:
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> サンデーショックの学年は桜蔭も女子学院も大学進学実績は上がってるんだよ。
> 白百合とか豊島岡とかは下がっているんだよ。
> これ、どういうことかわかるかな？


それは興味深いデータですね。ぜひ教えて下さい。
前々回のサンデーショック入試は1998年2月でしたから、
その年に入学した生徒の卒業は2004年3月となります。
したがって各校の2004年大学進学実績がポイントになります。


そこでサンデーショック学年の大学進学実績が突出している（桜蔭・JG）、
そしてサンデーショック学年の大学進学実績が凹んでいる（豊島岡・白百合）、
ということを確認したいので、2004年の前後3年間を含む大学進学実績、
つまり2001年〜2007年における各校の大学進学実績の推移を是非ご紹介下さい。