雄弁部について｜掲示板スレッド

お答えします。
普段はディベートの練習試合を中心に活動しております。むしろ、それ以外のことを行うのはごくごく稀です。
通常の授業期間であれば、放課後の2時間弱程度の時間での活動が基本です。
雄弁部で行っているディベートは競技ディベートと呼ばれるもので、全国教室ディベート連盟主催のディベート大会で優勝することを目標としています。
雰囲気としては学院らしく開放的です。また、部活動の運営に関して教員はほとんどかかわらず、生徒で全て決定しています。基本的には部員同士で和気あいあいとやっています。ただ、昨年全国優勝を達成した辺りから勝利至上主義に傾いている向きもないわけではありません。現状としてはぐだぐだとした雰囲気と厳格な雰囲気が適度にごっちゃりぐっちゃりした状態です。今後どちらに流れていくかは次世代以降の部員しだいでしょう。

学院雄弁部は全国大会常連校であり、関東地区においては創価高校と双璧をなす存在です。しかし、創価高校は中学時代からディベートをやってきた人が多いのに対し、学院には中学時代からの経験者は皆無です。それにも関わらず創価高校に引けをとらない成績を残すことが出来ているのは、学院雄弁部には生徒間で代々培ってきたノウハウがあるからです。そのノウハウを習得することができれば誰でも立派なディベーターになれることを保証します。ですから、初心者であってもどうぞ遠慮なくいらしてください。ノウハウが身につかないというケースはまずないのでご心配なく。

一つだけ要求する点として、自分の頭で考える力を持っていて欲しいと思います。これは雄弁部だけでなく学院生活全般に言える話ですが、生徒に全てが委ねられている以上、自分で答えを出して行動していかざるを得ない状況が多々あります。ディベートで言えば、議論の開拓やスピーチの工夫といった点でそれが求められます。先ほども述べたように、雄弁部に大人の指導者はいません。自分たちの力で維持し続けなければすぐにでも衰退していく可能性があります。ですから、他力本願ではなく、自力で問題を解決する姿勢を持った方に来ていただきたいというのが私の願いです。

それでは、4月にお会いできることを楽しみにしております。

上記の部員の方が9割方、説明しているようなので補足を。

http://nade.jp/test/
ディベートに関して知りたいならここをお勧めします。
で、実際にどういうものか見てみたい、ということであれば、一昨年のものですが、ディベート甲子園決勝戦の動画があります。残念ながら、私たちは決勝戦に進むことができなかったので学院のディベートがどういうものかをお見せすることはできませんが参考にどうぞ

前半
http://www.elnet.go.jp/elnet_web/ondemandContentSelectDetail.do
後半
http://www.elnet.go.jp/elnet_web/ondemandContentSelectDetail.do
講評
http://www.elnet.go.jp/elnet_web/ondemandContentSelectDetail.do

左上のウィンドウズのマークがあるところから見れるかと。

ただ、学院のスタイルはこれとは多少異なったスタイルです。フォーマットには従っておりますが。
少し気持ち悪く見えるかもしれません。

それと、ディベート行うことは、それに必要な資料を大量に必要とするため、資料収集能力やリサーチ能力が格段に上がります。

加えて、雰囲気ですがかなりグダグダであるといえましょう。個人の趣味など、様々なことを各自でくっちゃっべています。
シリアスになるのは試合中ぐらいです。

丁寧なご回答ありがとうございました！