サピックスという脅威｜掲示板スレッド

サピが合わなくて数か月で転塾した子のお母さんとランチしていたのですが、
その方から「サピの実績には納得したわよ。あれだけ勉強させてれば、そりゃあね～。
あなたのお子さんもきっといいところに受かるわよ」と言われました。
その方がちょっとひがみっぽいのでしょうか？共通の知人のお子さんが筑駒に受かったときも、
「あの子勉強はすごいけど、コミュ力が欠けてるのよね。あのレベルになると、そういうお子さんが多そうね」
とか言っていたので。　

＞「サピの実績には納得したわよ。あれだけ勉強させてれば、そりゃあね～。あなたのお子さんもきっといいところに受かるわよ」


終了組です。
サピは努力型だと思います。
「合格へのメソッドがあります」ですから、子供の地頭に関係なく必要な努力をすれば志望校に合格させられる、というスタンスです。
筑駒は知りませんが（子供は女子なので）、それ以外はサピのカリキュラムについていければ努力次第だと心底感じます。
そして、大学受験も、その後の将来も、かなりの部分努力次第だと思います。
努力を続けられない方が、それをとやかく言うのは見苦しいと思います。

一面真実さんの最後の一文に激しく同意します。
ネット上にはその種の見苦しい言葉が氾濫しています。

たぶん、サピ以外の塾のお子さんもしっかり勉強しているでしょう。
ただ、勉強の場が塾なので拘束時間が多い。

塾であれば先生が上手におだててくれるし、みんなで一緒に勉強しているし、
ほかのことに目を向けなくて済みますが
サピは拘束時間が短いので、家庭で勉強する。

そうなると、同級生が遊んでいるのも目にするし、家にはゲームもあるし、
「自分だけこんなにさせられている」「我慢している」感が大きくなるのかな。
みんなが努力しているのですけどね。

今日一日ぐらいはいいかと後回しにしたことがどんどん積み重なって
ついていけなくなったりする。

そういう点で、本当にサピは努力と意思が必要な塾だと思います。


サピのことにかかわらず、ほかの人を揶揄するのは、
もうその方のお人柄なのでしょう。


淡々となすべきことをこなしていくのみ、です。

「サピだから受かる」と決めつけられるのは不愉快ですね。
持ち偏差値が高いのに言われたとしたら、本当にそう思います。

ただ、そうでもない場合、
サピックスのカリキュラムが優れているというのは
みなさんおっしゃっているので、
「サピだから当然」と言われても、納得してしまいますね。

実際は、カリキュラムを乗りこなす努力と素質が必要なのでしょうが、
そこのところを、わかってらっしゃらない方もいらっしゃるのでしょう。

＞　サピは努力型だと思います。

そうだとしますと、子供自身が難関校に入りたい！と強く思って受験勉強をする場合はサピが向いていると言えそうですが、親の希望で中受してもらいたい場合は、他塾（例えば、体育会系と言われる早稲アカとか）の方が、その気にさせてくれるので良いということでしょうか？

難関校とは言わずとも、私立の学校に行きたい！という意思が本人にあった方が
良いように思いますが・・・。

親の希望で受験する場合、お子さんが知的好奇心が旺盛なタイプ、
例えば夏休みの自由研究で子供自身が熱くなって次々と調べ物をしてしまうような
タイプで、へこたれないお子さんだったらサピもアリなのでは、と思います。

サピはある程度「やらない（取捨選択の）自由」もあるように思います。
本来は理解が十分なお子さんが、時間を有効活用するための自由、
基礎が足りないお子さんが基礎を固める時間を作るための自由、
でしょうけど、はき違えてしまうと悲惨かな。

毎週、さまざまな小テストやノートチェックがありますが
点数が悪かったりノートを持ってこなかったりで、
先生からの指導はそれなりにありますが、
４年生のうちはそんなに強い注意はなかったように聞いています。
あ～、でも授業中にうるさかったりすると先生が大声で怒っていることはあるそうです。

さすがに学年が上がると「廊下にお呼び出し」が増えてきましたが。

子供に受験に前向きな意識を持たせて努力させるのも親の役目になるのでしょうね。
それを親が上手にできるか、が問題になるかと思います。


ちなみに、うちの周りでサピから他へ転塾された方は、
サピのドライなところとは逆で、
早稲アカや小規模でアットホームな塾など
先生が隅から隅まで手をかけるのを売りにしている塾への転出がほとんどです。

サピにもいいところがたくさんありますが、
結局は何かを我慢してみんなそれなりにどこかで努力して勉強するものなので
ピンからキリまで何が何でもサピ！と考える必要はないと思います。

努力しなかった負け犬です。
サピックス脱落者です。
でも振り返ってみると、
わが家には合っていなかったのだと思います。
通っている間も「ここまでする必要はあるのか？」
と、常に懐疑的でした。
広く深い学習領域をこなそうと必死でした。
でも！
そこまでする必要はなかったのですね。
転塾したところで、精神的にも安定しました。
壊れる寸前でしたので、わが家にとっては、
転塾が正解でした。
サピックスでは、今も、小数点以下3ケタの解答を求める計算の出題があるのでしょうか？
実際に中学入試問題にそこまでの出題はありません。
苦しんでいるお子さんには、
無理をしないで！と、そっと耳打ちしたいです。
でも、懸命に努力しているお子さんは、そのままサピックスを信じて進んでください。睡眠時間だけは確保してくださいね。