お茶の水校舎と巣鴨校舎について｜掲示板スレッド

お茶の水校舎は、四谷大塚の直営校舎の事実上の本部であり、開成特別コース、櫻蔭特別コースの看板クラスを抱えています。今年の６年生から、特別コースのシステムが「平日も学校別特別コース」から「平日は通常クラス日曜のみの学校別特別コース」に改定されましたが、以前は四谷各直営校舎はもちろん提携塾や他塾からも優秀生を集め、合格実績においても他校舎を寄せつけない「四谷のトップ」に君臨しておりました。


お茶の水の講師紹介パンフレットには、予習シリーズの執筆者や各種の出版物に名前を見る看板講師陣が綺羅星のごとく並んでいます。もちろんそのベテラン講師陣が直接授業を受け持っています。しかも成績順トップクラスだけでなくそれ以外のクラスも担当されることも少なくありません。講師陣のギャラを考慮すれば、時間給のバイト主体で、時には学生バイトも多い他塾と比べてかなり「お得」な授業をふつうに受けられるわけです。ベテラン講師なら必ず良いとは言えませんが、一応おまかせして安心といったところでしょうか。


ただ、親としては少し敷居が高いかもしれません。
子供が常に偏差値７０を越えるような優秀児であっても、たとえば四谷大塚の各教科の看板講師に相談する時は緊張するもの（らしい　笑）です。そうでない子の親は何をかいわんや。もちろん、講師サイドでは、そんな雰囲気はなく、「いつでもどうぞ」のようなのですが、子供の成績の悪い親は気後れしてしまうものです。


いずれにせよ、講師の力は中学受験において非常に影響が大きいものです。ライバル他塾も６年生のトップクラスを集めた学校別特訓コースなどには看板「カリスマ」講師を並べていますが、それらの看板講師も一目置く講師陣の「直接指導」は他にはない魅力です。


また、そういった実力のある講師陣や「開成特別コース」「櫻蔭特別コース」の名に惹かれて上に書いたように他の四谷直営校舎、ＹＴの準拠塾、またそれ以外からも優秀児が集まって来ます。特別コースが開始される６年後半を待たずに、最初からここに通う子も多くいます。優秀なライバル達と切磋琢磨する環境は直営校舎の中でも群を抜いているのではないでしょうか。


一方、巣鴨校舎は、最近は教室生数も上から４〜５番目くらいらしいですが、直営校舎の中ではもっとも歴史の新しい、ローカル「支店」です。合格実績でも、今年こそ開設以来初めて御三家合計１０名合格を達成しましたが、これまでは毎年その半分以下くらいでしょうか。学校別特別コースもシステム改定後武蔵コースが設定されましたが、今まではなく、ここに通っていた開成など御三家狙いの優秀児は、６年後半お茶の水などの特別コースに移るか、そのまま通いなれたここに通うかの選択を迫られたわけです。


ただし、その分いわゆるアットホームと言えます。
途中から優秀生が転入してくるようなこともほとんどなく、その分、自前の塾生をていねいに育てるしかないわけです。規模や入り口を考えれば、進学実績もなかなかです。また「優秀生」もそう多くはないので、多少子供の成績に自信のない親でも、それなりに堂々と講師陣（カリスマとまでは行きませんが良い先生が多いです。四谷直営校舎の中では平均的でしょうか？）に物申すこともできる雰囲気です。


それと、通う分にも、各方面から集まる都心の校舎とちがい、文京区、豊島区近辺と三田線沿線くらい。その分一緒に帰る友達も多く、その点親も安心でしょうか。


現在、四谷は過渡期であり、今年から来年再来年にかけては、次にどんな変化があるかわからない状況です。ですから、上に書いた今までのことは全部ひっくりかえるような事態になることもありえることです。とくにお茶の水については、どうやら、塾分野を縮小してテストやテキスト制作にシフトしたいらしい新経営陣が、塾分野の象徴として手をつけたい（解体したい？）気配も見え隠れしています。

素人母さま、たいへん申し訳ありませんが、便乗させていただけますでしょうか。


prayer さんへ:
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> お茶の水校舎は、四谷大塚の直営校舎の事実上の本部であり、開成特別コース、櫻蔭特別コースの看板クラスを抱えています。


> 一方、巣鴨校舎は、最近は教室生数も上から４〜５番目くらいらしいですが、直営校舎の中ではもっとも歴史の新しい、ローカル「支店」です。


四谷大塚にたいへんお詳しいご様子に、ぜひお聞きしたいことあるのですが、
よろしいでしょうか。


我が家からですと、所沢校舎か立川校舎に通塾が可能です。
所沢のほうが近いので、できればそちらをと思っているのですが、
両校の四谷大塚での位置づけを教えていただけませんでしょうか。


子供は小2の男児です。小4あたりからの通塾を考えています。
最終的には、もちろん親子で足を運んで決めなければならないことですが、
地域柄（受験する子供が少ない）、周囲から受験や塾についての情報が入ってきません。
つきましては、たいへん図々しいお願いではございますが、
この二校につきまして、何かご存知のことがありましたら、教えていただけたらと思います。


子供が通塾する頃には、システムに何らかの変更の可能性があるとは思いますが、
四谷大塚は現時点では「直営校」ということで、常にプロの先生方に教えていただけることに、
たいへん魅力を感じております。


便乗の投稿になってしまいたいへん恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。

何も考えずに一番近かったお茶の水校舎にムスメを入れました。成績は下から数えたほうが早いですが、何の遠慮もなくガンガン面談をお願いしています。気後れするかどうかは、親次第ではないでしょうか。

所沢と立川さま


両校舎とも通塾可能でまだお子さんがまだ２年生ならば
リトルスクールのオープンテストを時期をずらして両校で受けたみたらいかがですか？

テスト中の保護者会で校舎長や講師の説明会がありますから
先生方、校舎の雰囲気が少しはつかめると思います。


両校舎の詳しい実績はよくわかりませんが
違いと言えば６年になったときに立川には桐朋の特訓コースができることでしょうか。
所沢の桐朋志望の生徒さんは日曜は立川に通う事になります。

まだ時間はあるのでご自分の目で確認されるのが一番だと思いますよ。

prayer様


どなたからもお返事がないため半ば諦めておりましたが
prayer様から大変詳細に亘るお返事を頂くことができ本当に嬉しかったです。
御礼が遅くなり大変失礼致しました。


お蔭さまで御茶ノ水と巣鴨の違いを理解することができ
校舎を選択する上で大変（！！）参考になりました。
ご丁寧なお返事本当に有難うございました。





深海魚＠お茶の水校舎


ご意見有難うございました。
実はお茶の水校舎への躊躇と不安がやはり出て参りましたので
深海魚さまの率直なご意見のお蔭で大変心強く感じました。
有難うございました。
お嬢様のご健康と合格を心からお祈りしております。

便乗させていただいてかまいませんでしょうか？
中野校舎の評判は、いかがなものでしょうか？
３０年前くらいは、すごかったらしいときいていますが。。。
preyer様
よろしくお願いいたします。
他の直営校舎の評判も、ご存知の方、おられましたらよろしくお願いいたします。

四谷大塚に通っている保護者ではありませんが、テキストの購入や公開テストの申し込みに巣鴨校舎をたまに利用しています。ちなみに６年生の息子は家から近い四谷大塚の提携塾に通っています。
一般生の親から見た巣鴨校舎の印象をお話したいと思います。
（中野校舎のことは詳しくないので、ほいほいさん、ごめんなさい）

講師の先生のことは分かりませんが、校舎の環境というものも、塾選びには大事と思います。
その点から話をしたいと思います。
まず駅からは近いので通いやすいと思います。巣鴨駅から徒歩５分くらいです。
通学路は比較的人通りが多いので夜なども安心です。
校舎の向かいが運送会社なので、トラックの行き来がちょっと気になります。
校舎は新しいビルで、受付もきれいです。
少し離れたところに低学年の教室リトルスクール専用のビルがあります。
そちらもきれいな建物です。

受付の対応も感じがよく、例えばテキスト選びで長居をしていても（笑）、居心地が悪いということはありません。変に声をかけてこないところが私は好きです。

ただ、９月に巣鴨校舎を訪れたときにちょっと不快に感じたのは、受付の女性の後ろにいた男性のことです。
とても大きな声で電話をしていて、なにやら怒っているようでした。
仕事の話をしていたのでしょうけれども、私たち保護者がいるというのにあの電話口調はいかがなものかと思いました。

ここまで話してなんですが、深海魚さんと同様に私も近さが大事だと思います。
６年生にもなれば週に３，４回も通うわけですから、近い塾を選ぶのが一番だと思います。