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【380541】登場人物の気持ちが理解できません

投稿者: きもち   (ID:udW2Fu5Addg) 投稿日時:2006年 06月 07日 11:25

小1の男の子のことで相談させてください。



ある程度、勉強は学年の枠を越えて出来ているほうだと思います。
本も普通にスラスラ読みますが、物語の本質を理解できないときがあるようです。
登場人物はこの場面ではどのような心情だったか、とか
お話にストレートに書かれていないけれど遠まわしに書いてあるような情景とか、
お話の核になるような部分を理解せずにそのまま読んでいたりします。
(お話と言っても、難しいものではなく小1の子が読む標準的なものだと思います。)
おそらく、読み聞かせで外国の民話や
日本の昔のお話などを読んでやっても
その背景を理解していないので分からない部分も多いようです。
説明すると、「ああ、そうか」という感じです。
よく低学年でもハリーポッターを読破したとかいうお子さんもいると聞きますが、
どの程度本質を理解して、のことなのでしょうか。

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  1. 【380553】 投稿者: あめポン  (ID:/qU.ZdR.Nw6) 投稿日時:2006年 06月 07日 12:04

     普通 一年生だったら、そんなものではないでしょうか。
    まだ6〜7年しか生きていないし、
    家族以外の人と感情のやりとりをするようになってからは、ほんの2〜3年。
    自分を思い返してみても、昔読んだ当時には気づかなかくて
    数年後に読み返して初めて気づいたという事は多々あります。
    よい本は、読み手の成長に合わせて、数年をかけて味わいを加えてゆく事ができますよね。
    そんな、長くつきあえる本を選んで、お子さんの身近に置いてあげたらいいのでは?
    あとは、ゲームやアニメよりはお友達と遊んだり、人間の中で育つ環境があれば
    普通に育つ・・・はずなんですよね。
    昨今、ちょっと不安ですけど。


     

  2. 【380557】 投稿者: 中高生の母  (ID:gr0tPn6JlYM) 投稿日時:2006年 06月 07日 12:10

    小1の男の子さんだったら普通じゃないでしょうか。
    大人であっても、自分が経験したことのない感情は、想像は出来ても真に理解できると言い切っていいものかどうか、ですよね。


    人生経験が6,7年しかない男の子ですから、いくら年齢相応の物語と言っても、自分が経験したことのない感情の動きやその原因となる事柄を理解して読み取れ、というのは期待しすぎじゃないでしょうか。


    ハリーポッターの例を挙げていられますが、それも同様だと思います。低学年の場合、ティーンエージャーの心理の動きを真に理解できて面白いと感じられるのであれば、かなりの早熟だと思います。おおかた魔法・クィディッチの試合・悪との対決といった部分の面白さだけで読んでいるんでしょうね。


    それでいいと思いますヨ。
    いずれ必ず成長します。その過程で様々な経験をし、感情がどんどん育ち、他人の感情を読み取ることもできるようになります。
    今読んで汲み取れないものも、いずれわかるようになります。それでいいんだと思います。
    お子さんが本を読むたびに、理解できているかどうかチェックし、逐一説明し、理解させようとする必要は全然ないと思います。そんなことをしたら、かえって本嫌いになりかねません。



    お子さんが喜怒哀楽を感じているときに、さりげなく「楽しいね」「悲しいね」といった声かけをしたり、お母さんが「こういうことがあってうれしかった、さびしかった」などと話してあげるとか、本やテレビの感想を言い合うといったことでもいいと思います。
    そうやって普段の生活でさりげなく心情というものの存在を感じさせていくうち、豊かな感性が育つと思います。

  3. 【380560】 投稿者: 本のむし  (ID:YHoCjwJ75VE) 投稿日時:2006年 06月 07日 12:12

    説明すると”ああ、そうか”で普通だと思いますよ。
    たった6〜7年しかまだ生きていないのですから何と言っても経験値が少ないでしょう。
    6〜7歳の子が経験していること以外はこれからと考えるのが普通はないでしょうか。
    これから実体験したり、本を読んだり、TVで観たり、自分で調べ、大人に聞いたり
    でどんどんいろんな事が実になってくるはずです。
    本をすらすら読めるのならば、今の時点では◎ですよ。
    ある塾の国語の講師の方がすらすら読めない子に文章読解が得意な子はいない!
    とおっしゃっていました。
    語彙や体験が増えていけば自然と理解できるようになりますよ。

  4. 【380776】 投稿者: きもち  (ID:Lv.tWvmwoXQ) 投稿日時:2006年 06月 07日 19:09

    みなさま、ありがとうございます!



    実は、大変悩んでいました。
    学校の宿題で好きな本の音読、というのが毎日あるのですが、
    (題材は何でも良い)
    読んでいても、ただ読んでいるだけ、、、
    そのお話の本質がつかめていないから面白さも半減しているようで、
    このままでいいのだろうか、、、と疑問に感じていました。
    確かに人生経験の少ない子どもが未経験の事全てを理解して読むのは
    難しいことだろうと思います。
    残念ながら、今のところ我が子は本の面白さに引き付けられて読んでいるのでは
    ないようです。
    本が面白いと感じるようになるには、ある程度の経験値とそれに伴う理解力が
    必要かもしれませんね。



    あめぽんさま


    >よい本は、読み手の成長に合わせて、数年をかけて味わいを加えてゆく事ができますよね
    本当にその通りだと思います。
    長く付き合える、そんな本を選ぶ眼力も親自身磨いていかなければなりませんね。
    お友達と遊んだり、人間同士かかわる機会を大切に考えていきたいと思います。
    ありがとうございます。


    中高生の母さま


    >人生経験が6,7年しかない男の子ですから、いくら年齢相応の物語と言っても、
    >自分が経験したことのない感情の動きやその原因となる事柄を理解して読み取れ、
    >というのは期待しすぎじゃないでしょうか。
    そうですね。本当にその通りだと思います。
    過度に期待していた、、、というわけではなかったのですが、
    親からすると、理解せずに活字だけを読みすすめているように見えたので、
    本を読むことの本質からずれているような気がして
    「これでいいのだろうか、、、」と不安になってしまったのです。
    中高生の母さまからいただいたアドバイス、親子で喜怒哀楽を表現して
    豊かな感性を育んでいけるように実践していきたいと思います。
    ありがとうございます。


    本のむしさま
    >本をすらすら読めるのならば、今の時点では◎ですよ。
    >ある塾の国語の講師の方がすらすら読めない子に文章読解が得意な子はいない!
    >とおっしゃっていました。
    >語彙や体験が増えていけば自然と理解できるようになりますよ。
    とても気持ちがらくになりました。ありがとうございます。
    語彙や体験、、、大切ですよね。
    子どもの経験値が増えて、実になってくるまで長い目で見てあげたいと思います。
    6歳ほどでは、本をスラスラ読めるということで◎なのですね。
    子どもに過度に求めすぎたのでしょうか、、、。
    もう少し、余裕を持って考えたいと思います。



  5. 【381120】 投稿者: メルヘン嫌い  (ID:LT7VS8em9TU) 投稿日時:2006年 06月 08日 08:52

    うちは女の子ですが、ナルニアとかディズニー系大嫌いです。
    現実離れしてるところとかが好きになれないそうです。
    ハリーポッターばやりですが、何もハリーポッターを読破することが
    国語力に直結するように思わなくても・・・
    読書傾向というか嗜好は様々。うちの子はお医者さんだけがもらえる
    医学漫画があって、近所のお医者さんから貰いました。
    臓器ごとにわかれている本とか病気の本とか大好きです。
    最近は遺伝子の本とか進化の本とかばっかり読んでます。
    ナルニアも全巻買い揃えましたがほこりかぶってますよ。
    読書は好きなものからでいいのでは?まずは語彙や字が覚えられたらと
    思うくらいで。
    心情の理解はドラマとかアニメでもいいのではないでしょうか?
    アニメでも小公子とか名作アニメとかドラマでも良質なドラマありますよね。
    親子愛とか友情とかテーマにしたような。ドラマを親子で楽しんで
    「どう思う?」って聞いてあげたらどうでしょう??
    「あなたがこの人だったらどうする?」
    「この後、ストーリーはどうなると思う」って・・・


    たまたま好きなジャンルのフィクションに出会ってないのでしょう。
    フィクションでなくてもいいですけど。

  6. 【381129】 投稿者: 中高生の母  (ID:K1FBKsEqf3s) 投稿日時:2006年 06月 08日 09:09

    おせっかいかもしれませんが…
    外国の民話や日本の昔話、とお書きになっていらっしゃいますね。
    そればかりというのではないと思うんですが、民話や昔話は今の子供にはあまりに環境が違いすぎることもありますね。もう少しお子さんに身近な素材の本を選ばれるのもいいんじゃないでしょうか。
    子供や動物が主人公で、日常のちょっとした出来事を描いたような本がたくさんありますね。
    そういうもののほうが、親近感を抱きやすく、心情も理解しやすいように思います。


    作者が先日亡くなってしまわれた王さまシリーズやかいぞくポケットシリーズとか、昔話に近いものとしては落語を題材にとったようなもの。海外ものならおさるのジョージシリーズ、かえるくんとがまくんシリーズなど、絵本に近いようなものでも内容の濃いいい作品がありますよね。
    低学年向けなどの表示にとらわれず、図書館などで範囲を広げて探して見られたら如何でしょう。


    いい作品を、というのは親として当然の姿勢ですが、子供が面白さを感じられなければ意味がありません。
    また、いろいろ読んでいくうちに、子ども自身の趣味のようなものが育って行きます。そのためには、幅広くいろいろな本に触れることが大切だと思います。
    親がしっかり内容を選んで与えることはとても大切ですが、あまり厳格にするよりも、ある程度柔軟に考えていろいろ読ませてあげるほうが、自分なりの趣味がしっかり育つと思います。それにはまず本が好きになることが第一条件でしょう。
    我が子も本が好きで、あれこれ読んでいるうち、次第に好き嫌いの趣味がしっかりしてきました。三国志が好きなのですが、日本人作家のものがたくさん出ている中から、自分で吉川英治のものを選んでいました。
    彼のイチオシ本の変遷は、「じごくのそうべえ」、かえるくんがまくんシリーズ、ドリトル先生シリーズ、ガンバの冒険シリーズ、「バッテリー」、「三国志」、「次郎物語」といった感じです。
    好きに読ませておいても、まともな本を選ぶようになったものだと思っています。

  7. 【381169】 投稿者: マダム・ボナシュウ  (ID:wf/Fzm4zQSY) 投稿日時:2006年 06月 08日 09:48

    メルヘン嫌いさんに一票です。
    読み聞かせのボランティアをしていますが、
    男の子には、お母さん方の大好きな夢物語はウケがイマイチです。
    現実的な生活に即したお話の方が共感しやすいのでしょうね。


    うちは女の子ですが、やはりファンタジーは「ありえなさすぎ」で入り込めないそうです。
    低学年の頃は名作全集に入っている「厳窟王」や「シャーロック・ホームズ」が大好きでした。
    3年生頃だったと思いますが「マジック・ツリーハウス」が
    クラス(主に男子)でブレイクしたこともありました。
    ファンタジーですが歴史の題材に絡められていて(タイムスリップするという趣向)、
    内容は濃くはないけどスリリングで、一話が短く、挿し絵も多く、
    男の子の読書の入り口には手頃だと思います。


    塾の先生によると、6年生になっても心情理解が弱点で国語が伸びない男子は多いそうです。
    やはりそれまでの読書量で違いが出るそうですから、
    今押しつけて本嫌いにさせないよう、上手く持って行った方が良いと思います。

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