そろばんと公文算数の併用は？｜掲示板スレッド

現在小２の子供がいます。
小１からそろばんを習っています。
個人的な考えとしては、両方は必要ないような気がします。
公文は、ひたすら計算プリントをこなすというスタイルのようですが、
そろばんは、習熟していくうちに頭の中でそろばんが実際にはなくても
頭に浮かび珠をひくことが可能になります。
そろばんは、頑張ったらかなりの暗算力、計算力を身につけることができますが、
そのレベルに達するには、やはり時間もかかるという意味ことで
効率が悪いと考える人もいるかと思います。（やはり２級は欲しいところ）
考え方次第というところでしょうか。

私はそろばんで育ってきた世代になります。子供は公文をしております。
みこころさんの仰る通り、両方は必要ないと思います。
ただ、公文とそろばんとでは計算の仕方がまったく違います。

公文は計算は暗記するもの、だそうです。
右脳教育などの経験がある方であれば暗記も早く、正確に暗記できるので
公文で問題ないと思いますが、ある方のお話だと間違ったまま計算を覚えてしまうと
意味がないそうですよ。計算は速いものの答えの正確さがないんだそうです。

そろばんは補数で計算していきます。
計算は暗記するべきものではないという考えからだと思います。
確かに、習熟するまでかなりの時間がかかるかもしれませんが、
正確に計算する力がつきます。

ちなみにこのどちらも計算力はつきますが、文章題などの理解にはつながりません。

学校の教え方との比較をした場合、そろばんの方が学校の教え方に近いと思います。
いわゆる、子供の混乱がおきにくいと言うことです。くもんは、先にも述べたように
暗記を主体としているので、補数をまったく理解してないので混乱するそうです。

私の経験ですが、小学校３年生から週３日そろばんに通い、
５年生の末で２級をとりました。４年生の時点で暗算も４級まで出来ましたので、
この程度までで計算力は事足りると思います。

現在、子供が公文にお世話になっておりますが、
補数計算は私が教えております。暗記に加えて補数を教えることで、
理解が深まるようです。公文の先生は「基本的には公文教室は暗記でいきますが、
補数計算をご家庭で教えるのは構いませんよ。」と仰っていたので、
家での教育はどう教えようとも否定はなさいません。

そろばんと公文。。どちらも良いと思います。
我が子は２才時より、公文のお教室に通いました。また、私自身は
そろばん教室で小学生に指導した有段者です。

本題の併用についての私の意見です。ご参考にどうぞ。
レス主さまはどちらもご経験がないとのことですが、イメージして
いただければお分かりになるかと存じます。

たとえば「足し算」です。小学校で習う筆算は何桁の問題でも１の位から計算します。
これに対し、ソロバンでは３桁なら百の位から足します。引き算についても
同様です。ですから、両方同時に始めると、お子さん自身が戸惑います。

私が子供に対して公文を勧めたのは、家でプリントができることでした。
ソロバンは検定試験を受けることになりますから、
出来るだけ多く塾に通うに越したことはありません。

今どきの子供たちは、スポーツやピアノ、学習塾など習い事が多くて、
母親世代のように週に３日をソロバン塾に割けなかったからです。

息子は１０才ですが、ときに私より暗算が速いです。しかし進学塾で飛びぬけた成績とは
いきません。行かないよりは行ったほうが計算が速くて正確かなあ・・程度です。

中学受験するなら公文よ！と時々掲示板で見かけますが、
そんな大げさなことはないような気がします。

みこころ様
補数様
経験者様
　
早速お教え頂き有難うございます。
具体的なご説明で、私の知りたかった事がすべてクリアになりました。
また質問させて頂くことがあるかと思いますが、その時には宜しくお願いいたします。