誰かのために、未来の自分をつくる場所

茨城県立医療大学は、人間の尊重を基本として豊かな人間性の涵養を図るとともに、保健医療に関する専門的で科学的な知識・技術を追求し、地域社会において広く活躍できる人材を育成することを目的としています。理学療法学科・作業療法学科では、これからの保健・医療・福祉の分野を支える質の高い自己発展性のある理学療法士・作業療法士を育成しており、卒業生は医療・保健・福祉機関はもちろん、一般企業や行政機関等の幅広い分野で活躍しています。

幅広い知識を持った理学療法士に

理学療法学科には、医療に欠かせない基礎知識から理学療法の幅広い応用分野まで総合的に学べる多様な科目が揃います。中でも理学療法の治療学は、障がい別に系統化し、その特性から評価、治療法、日常生活動作（活動）および生活支援へと、一貫した学修を実践。具体的には1年次に理学療法の基礎や障がい者の実像を学修。2、3年次に障がいの成り立ちや理学療法の関わりを学びます。また、1年次から付属病院での早期臨床体験実習を始め、4年次には保健医療機関などの実習施設で総合臨床実習を行い基礎を身につけます。

創造的に問題を解決する能力を育成

作業療法学科のカリキュラムには2つの特色があります。一つは、授業で学んだことを学生が実践の現場で試行・応用していきながら身につけられるよう、多くの臨床実習科目を設定していること。もう一つは、日本の作業療法士養成基準だけでなく、世界作業療法士連盟が教育に必須と明示している「人と作業と健康の関係に関する知識と技術の修得」を授業でしっかり学修することです。医学的な知識を踏まえたうえで、作業療法特有の作業を用いた治療・介入法を実践に結びつけられるよう習得できる構成で、専門性を高めることができます。

同じ想いをもった仲間たちとスペシャリストに向かって歩もう

さまざまな医療従事者が活躍する医療の世界。診断技術や治療の多様化により専門分化が進み、患者さんに質の高い医療を提供するには、チーム医療の中で各々の医療従事者が専門性を発揮しながら互いに協力し合うことが重要といえます。つくば国際大学は「人・地域・社会に貢献したい」という学生の夢をカタチにするために、少人数制教育と豊富な実習教育を徹底し、保健・医療の現場で活躍できるスペシャリストを養成しています。

身体機能の回復を図るスペシャリストへ

医療現場をはじめ、保健、福祉、スポーツなどさまざまな分野でリハビリテーションの必要性が高まる中、他学科との連携を深め、広い視野で知識・技能を学び、チーム医療に貢献できる理学療法士を養成します。
また、国家試験全員合格に向けて、3年次の理学療法セミナーⅡ、4年次の理学療法総合セミナーを基軸に、早期からの国試対策試験、分野別の特別授業、弱点分野の補習授業など強力なフォロー体制を準備しています。

段階的なカリキュラム編成

理学療法学科では、1年次から基礎科目のほか、人体の構造や機能、リハビリテーションの概念に関連する専門基礎科目を学びます。
2年次には専門基礎科目の実習と専門科目でさらに深い学びへと移行し、3年次からはより専門的な講義・実習を履修することで確実にステップアップします。4年次より本格化する臨床実習や国家試験準備といった段階的なカリキュラム編成で国家試験全員合格を目指します。

群を抜け 駆けろ 世界を 自分らしさの花を咲かせよう

群馬大学は、新しい困難な諸課題に意欲的、創造的に取り組むことができ、幅広い国際的視野を備え、かつ人間の尊厳の理念に立脚して社会で活躍できる人材を育てます。
群馬大学医学部保健学科は、理学療法学、作業療法学、看護学、検査技術科学の4つの専攻から成ります。
医療技術の進展によって高度化かつ専門化する保健医療を担う医療人として、強い倫理観と責任感を持った人材の育成に力を注いでいます。

リーダーとして世界で活躍する医療人を育成

理学療法学専攻、作業療法学専攻とも、1学年学生20名に対し教員11名の少人数制。学生と教員の距離が近く、細やかな指導が魅力です。また、多くの学科・専攻や、附属病院がある群馬大学ならではの強みを活かし、多職種連携教育にも積極的に取り組んでいます。WHOの協力機関として認定された高度な研究の実施や、米国、モンゴルなどの大学やグローバルフロンティアリーダーとの国際交流も盛んです。多様な価値観や考え方に触れることで、専門的な知識や技術だけでなく、人間的にも大きく育っていくことができます。

充実した学びの環境と多様な将来への選択肢

理学療法学専攻では、基礎的な知識・技術だけでなく、幅広い学びを通し、社会の発展に貢献できる人材の育成を目指します。また、実践的な技能が身につくよう、臨床での体験や実習などを通した能動的な学習を重視しています。
作業療法学専攻では、障がいのある人の抱える問題について理解を深めるため、人体の構造や機能を学ぶところから始め、4年間でさまざまな治療的技法や理論を学習。卒業後は、医療、福祉、行政の現場で働くほか、大学院に進学して大学教員や研究者を目指す学生も。多様な将来への選択肢があります。

「連携と統合」の教育理念に基づき健康を統合的に支える地域専門家を養成

保健・医療・福祉の分野で貢献できる人材を育成するため、1999年に開学した埼玉県立大学。看護、理学療法、作業療法、社会福祉子ども、健康開発の5学科を置き、それぞれの分野のプロフェッショナルを養成しています。
学科を超えて学び合う「専門職連携教育」を全国に先駆けて実施し、幅広い知識を活かして利用者ニーズに応えることができる人材を育成。進路決定率や国家試験合格率は全国トップクラスです。

最先端の理学療法を提供できる医療人を育成

理学療法学科では、身体力学・運動に関する基礎知識や医療福祉に関わる人間関係論から始め、専門科目、現場での問題解決能力の習得などに学びを進め、実践力を高めます。さらに、3年次には、理学療法学に関する科学的論理性と専門的特異性習得のためコース別選択科目を配置し、専門性を強化して卒業後の生涯学習や大学院教育に活かせるようカリキュラムを編成しています。このような、段階的な学びと実習の積み重ねで、最先端の理学療法を提供できる医療人を、そしてその先の未来を創造するトップランナーを育成します。

豊富な実習で国内外で活躍する作業療法士に

作業療法学科では、1年次より毎年臨地実習があります。専門知識や技術を講義や学内実習、eラーニングなどで学習し、4年次には病院や施設で実践的な作業療法を経験し学びを深めます。他学科の看護師、社会福祉士を目指す学生らとチームを組んで行う実習では、チーム医療が学べます。また、埼玉県立大学はリハビリテーション教育評価機構の評価を受け、世界作業療法士連盟（WFOT）の認定校として登録されています。国内外で活躍する作業療法士から話を聞く機会もあり、国際的な視野を備えた作業療法士が育っています。

質の高いリハビリテーションサービスの実践力を有する専門職者を養成

建学の精神「自主自律」としての職業的自律性に基づき、あらゆる世代の人々がその人らしく生活することができるよう、社会のニーズに対応できる質の高いリハビリテーションサービスの実践力を有し、さらに保健医療福祉の発展と向上に貢献できる人材を育成します。そのため、科学的根拠に裏付けされた知識・技術を身につけるカリキュラムを構成し、学生が知識・技術・人間力を修得できるようにカリキュラムポリシーに基づいて授業を編成しています。

女子大で初！作業療法士と理学療法士の育成機関

作業療法士や理学療法士は、女性がもつ緻密な考え方や繊細な対応力と指導力を発揮できる職種です。海外でも、この職種は女性の仕事として発展し、女性の占める割合は約7割といわれています。
女性の活躍が期待されるこの分野に対して、東京家政大学は、女子大で初めて作業療法士と理学療法士の養成を行うリハビリテーション学科を2018年に開設。日々進歩する医療・介護・福祉分野において「50年先まで働くことができるセラピスト」の育成を目指しています。

子どものリハビリテーションを実践的に学ぶ

子どもの発達障がいが広く知られ、また、医療技術の発展により超低出生体重児や疾患をもって生まれた子どもが成長できるようになっている今、子ども領域での作業療法士、理学療法士の需要が高まってきています。
狭山キャンパスにはリハビリテーション学科とともに子ども支援学科が設置されており、障がい児教育を含めた小児領域のリハビリテーションを学べるほか、併設されている保育所や子ども対象のクリニック、放課後等デイサービスで実践的に学べるようになっています。

高度な専門知識と確かな技術力 豊かな心を持つ「医療人」を養成

日本医療科学大学では、理学療法士、作業療法士のほか、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士、臨床検査技師と、幅広く医療のスペシャリストを養成しています。
医療の高度化に対応しうる確かな技術と知識を身につけられるのはもちろん、「報恩感謝」を校是としている学校ならではの、一人ひとりを大切にしたきめ細やかで温かい指導や充実した就職サポートが魅力です。

接遇を兼ね備えた即戦力となる理学療法士に

「心と技術を兼ね備えた即戦力となる理学療法士の育成」に力をいれています。1年次から演習形式でチーム医療を学び、2・3年次には臨床実習を想定した学生同士でのロールプレイングを実施。学び合いを通じ、お互いの気づきを深めます。運動学実習、義肢装具学演習、動作分析学、機能・能力診断学などの豊富な科目と熱意あふれる指導で、一人ひとりの学生の成長をしっかりと支えます。これらの実践的な学びにより医療人としての心と技術を身につけ、医療、福祉、スポーツなどさまざまな分野で活躍する理学療法士を育成しています。

人の心と身体を支えるスペシャリストの育成

作業療法学専攻では、学生一人ひとりに適したきめ細やかな指導と豊富な実習機器により、豊かな人間性と確かな技術を身につけることができます。1年次から臨床現場での実習があるのも大きな特長です。作業療法の治療は、患者さんやその家族にとって何が必要なのかを理解するところからスタートします。そのため、人間関係を大切にすることや、思いやりや共感を適切に表現する力などが求められます。アクティブ・ラーニングを重視した教育で、患者さんの「心」と「身体」の両面にアプローチできる作業療法士を輩出しています。

一歩先を行く専門性×チーム医療でこれからの医療を支える

文京学院大学保健医療技術学部では、医療現場で求められている他職種や地域の人々と協働する力を身につける授業を実施しています。理学療法学科と作業療法学科のほかに看護学科と臨床検査学科を擁する保健医療技術学部では、学部全員がふじみ野キャンパスで学ぶ1年次に4学科共通の授業を履修。4年次にはチーム医療に特化した授業もあり、ほかの医療職との連携を早い段階から学ぶことができます。

スポーツリハ分野の第一人者の教員から学ぶ

理学療法学科にはプロ野球やJリーグのトレーナーに講義を行う教員、スポーツ用品メーカーとの商品開発に参加する教員、全国の現役理学療法士向けに講習会を開催する教員など、第一人者の教授陣が揃っています。教員と学生との距離は近く、きめ細かな指導が特徴。理学療法士としての臨床現場で活躍できる知識と技術を確実に身につけることができます。また、学生が立ち上げたトレーナーサークル「SPOLEC（スポレック）」や「マッスルプロジェクト」などの活動も盛んで、大学もこれらをバックアップしています。

心や身体の病まで、経験豊富な教員から学ぶ

作業療法学科では、赤ちゃんから高齢者まで幅広い対象者に寄り添える作業療法の4領域（発達障がい・身体障がい・老年期障がい・精神障がい）を専任教員から学ぶことができます。クラスは少人数制で、ディスカッションやペアワーク、グループワークなどが充実。仲間とアクティブに関わり対話を行うことを通して、幅広い考え方と臨床で活かせるコミュニケーション力を養います。籐細工、革細工、アロマ、メイクなど、作業療法で用いる作業の幅は非常に広く、自らの興味や特技を活かすこともできます。

育てて送り出す国家試験合格・就職までサポート

保健医療学部は、理学療法、作業療法、言語聴覚の3学科を擁し、リハビリテーション分野で活躍する人材の育成を目指します。各学科担任制の導入や高学年から始まる各学科のゼミ教育で、研究テーマに対する取り組みだけでなく、国家試験対策や就職内定まできめ細かく指導。学生たちが医療人として社会に参画するために必要な知識・技術だけでなく、人間性も育てていきます。

早期から始まる実習前教育

理学療法学科や作業療法学科では、具体的な疾患を想定した模擬患者に治療や訓練を行う実技試験「OSCE：オスキー」（客観的臨床能力試験）を実施しています。これにより、臨地実習前に各学生の臨床能力を再確認し、実践力を高めています。また、作業療法学科ではPBL（問題解決型学習）の導入やクリニカル・クラークシップの実践により、臨床に強い作業療法士を育成しています。言語聴覚学科では、40名の少人数を活かし、演習型の授業を多く導入したり、コミュニケーション力を向上させたりして、臨床力につなげています。

併設の耳科学研究所クリニックで実習

さいたま岩槻キャンパスには「目白大学耳科学研究所クリニック」を併設しています。一般の方が、内科、耳鼻咽喉科で外来診察できるクリニックになっており、言語聴覚学科ではこのクリニックで、1年次から言語聴覚療法を体感しています。学生たちは、学外の臨地実習に対して段階的に取り組むことができ、より実践的な言語聴覚士の育成につながっています。また、現場で活躍している卒業生を招き、仕事の魅力や勉強法をテーマに講義を行い、経験豊かな言語聴覚士と一対一の会話演習に取り組みます。

「えらべるみらい、えらべるわたし」リハビリのプロを目指す

埼玉医療福祉専門学校は理学療法学科（昼間部4年制）・（夜間部3年制）の専門学校で、姉妹校「葵メディカルアカデミー」理学療法科（昼間部3年制）を擁する理学療法士の養成校です。国家試験合格率は例年全国平均を大きく上回ります。高齢者理学療法などの専門科目や国家試験対策などの演習を多く確保し、時代のニーズに対応したカリキュラムを用意。また学生6～7人に専任教員1人の少人数グループ制で、一人ひとりに目が届きやすい指導が可能です。

しっかり、じっくり学ぶ昼間部4年制

4年間でじっくり学び、知識や技術だけでなく理学療法士としての職業意識も身につけます。講義と実習と復習を繰り返すフィードバック方式や少人数グループ制を取り入れ、より深く理解します。講義で学んだポイントを実習で徹底的に繰り返す演習とテーマに沿って考えるグループワークが中心で、臨床に即したカリキュラムの中で問題解決に向けて学生は主体的に学び、コミュニケーションスキルや問題解決力、プレゼンテーションスキルが身につきます。また、基礎科目の復習や学習の到達度に合わせた個別指導を行います。

働きながら集中して学ぶ夜間部3年制

夜間3年間という最短で国家試験受験資格を取得できる効率的・実践的なカリキュラムで、現場で即戦力となる理学療法士を目指します。臨床実習では、学んだことを臨床現場で活かすための知識・技術をしっかり習得。また、学生たち一人ひとりをフォローする万全の支援体制を整えているため、理学療法士に必要な知識・技術・態度を培うとともに、豊かな人間としての感性やコミュニケーション力を磨きます。授業は原則平日（月～金）、17時40分～21時45分。仕事をしながらの通学や、大学とのWスクールも可能です。

地域の保健医療向上のため専門知識と倫理観を備えた人材を育成

千葉県立保健医療大学は、2009年4月、健康科学部に4学科2専攻を擁する4年制大学として開設されました。保健医療に関わる優れた専門的知識および技術を教授・研究することに加え、高い倫理観と豊かな人間性を備え、地域社会に貢献し、保健医療の国際化に対応できる「健康づくりのプロフェッショナル」となる人材の育成を教育理念・目的としています。その研究成果を地域に還元することで、千葉県地域の保健医療の向上に寄与します。

少人数制により高い学習密度で知識と技術を習得

理学療法学専攻は1学年25名の少人数制であり、教員との距離が近い双方向性の授業展開によって、高い学習密度で確かな知識と技術を身につけることができます。3年次からはゼミ教員のサポートのもと、学生個々のテーマで卒業研究を計画・実施することにより、自分の興味を科学的に探求していきます。臨床実習は5期間あり、千葉県内の医療・介護施設とのネットワークを活かして基本的に全て自宅から通うことができる施設で行います。公開講座などの活動も展開しながら社会に貢献できる人材を養成しています。

チューター制度でコミュニケーション能力も養う

作業療法学専攻では各学年に主担当と副担当を設置。チューター制度も導入し、1～4年生までが複数のグループに分かれ先輩がチューターとして後輩を指導。学年を超えて学生同士の交流が深まり、自然と高いコミュニケーション能力も身につきます。臨床実習は、身体、精神、発達、老年期など各分野の障がいを網羅的に学べるよう、さまざまな施設で実施。就職についても、これらの多様な領域の中で選択できるよう、情報提供と丁寧な指導を行います。国家試験対策は全教員が協力して対応し、高い合格率につながっています。

「共に生きる社会」の実現を目指して「チーム医療・チームケア」

国際医療福祉大学は、1995年に日本初の医療福祉の総合大学として栃木県大田原市に開学。成田保健医療学部は2016年に誕生しました。開学当初からある理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科、医学検査学科に2020年に放射線・情報科学科が加わりました。6つの附属病院など関連医療福祉施設と緊密に連携し、学びを深めているのも特徴の一つです。第一線で活躍する教員のもと、質の高い教育を行っています。

最新の設備で実践的に学ぶ

学校には最新の物理療法機器を備えた治療実習室（理学療法学科）、陶芸・手工芸などの作業活動を体験する作業技術室（作業療法学科）、筋電図測定装置を備えた電気生理室（言語聴覚学科）など、学びに即した最新の設備が整っています。また、臨床実習の基幹病院となる国際医療福祉大学成田病院では、学生の学びを強力にバックアップしています。病院棟に接続する形で教育研究センターを設置し、実習生のためにシミュレーションセンター、図書館、自習室など快適な学修空間を提供しています。

医学部と連携した「関連職種連携教育」

成田キャンパスは2017年に医学部を開設。その医学教育のノウハウや施設、機器を活用することで、医療専門職の学びの基本である解剖学や生理学などの理解は従来に比べて格段に深いものになりました。また、国際医療福祉大学の特長的なカリキュラムに、学部や学科の垣根を越えたチームで実践しながら学ぶ「関連職種連携教育」があります。成田キャンパスでは医学部の学生が加わることで、医療現場に即した「チーム医療・チームケア」の学びが実現。グループワークなどを通じ、チームの一翼を担える医療人を目指します。

ヒューマンケアの学びと実践から人間愛あふれる医療人を育成！

理学療法士は現在、さまざまな分野で活躍しています。治療はもとより、予防・健康増進にも広く貢献しているのです。また、理学療法士が必要とされる対象も広く、動きに関わるさまざまな問題に対して、専門的な立場で臨んでいます。学生が広く理学療法学を学ぶと同時に、自己の専門性を見いだせる教育を提供し、多様なニーズに対応してリーダーシップを発揮できる人材を養成します。

少人数教育（チューター制とゼミ）

理学療法学科では、教員1人が8人程度の学生を担当するチューター制度を導入しています。4年間、演習科目・課題・試験勉強・さらに学生生活全般をバックアップするのが大きな特徴です。7～8人でグループを構成し、学生自身が主体的に学修に取り組みます。また、理学療法概論や理学療法演習（ゼミ）などでも活動をともにします。例えば理学療法概論では、あるテーマについてグループ討論し、発表資料を作成し、発表するという一連の作業から、目的に沿ったコミュニケーションの仕方を学修します。

専門性を持った多彩な教授陣が指導

理学療法学科には、多彩な顔ぶれの教育スタッフが揃っています。カラスの生態に詳しい解剖学者や、金魚のうろこの構造から骨の再生を研究する組織学者、オリンピックパラリンピックで選手のコンディショニングを行う理学療法士など、理学療法の分野で学会・研究会において指導的立場にいる教員が教育を担当します。学生時代から教員の研究や活動に触れ専門性を知ることは、有能な臨床家になる第一歩です。単なる理学療法士ではなく、専門性をもった理学療法士を目指して、学修を深めていけるよう指導しています。

高度な専門知識と技術、見識を持った医療専門職を3年間で育成

時間と経済面を考えた3年制。手賀沼を望む自然豊かな環境にあり、グループの病院と隣接。いつでも現場の生の空気に触れることができます。各分野での経験豊かなスペシャリストや現役でも活躍する教員から実際の現場の様子や最新の情報を学びます。全学年で構成される少数制のゼミなどを通じ、必要な知識と技術が基礎から身につくカリキュラムを実践。講師が強力にバックアップします。

全国130か所以上の葵会グループ支援

葵会グループは「治す」と「防ぐ」を高いレベルで両立し進化した医療を実践、地域の人々の健康に寄与することを目的にさらなる発展を目指します。そして、医療事業を中心に病院や介護施設など全国130か所以上で就職や実習の支援をしています。また、教育分野では医療創生大学（薬学、看護、リハビリ、心理）はじめ、専門学校4校（看護2校、リハビリ1校、介護1校）を有し、グループでも重要な役割を担っています。こうして医療福祉分野とその教育分野が有機的に運営されることにより、グループとしての総合力が発揮されています。

参加しやすい多彩なオープンキャンパス

参加者の皆さんと接する機会を多くするため、一度にたくさんの参加者を集めるのではなく、定員を設けなるべく少人数で年に15回ほどのオープンキャンパスを開催しています。専任教員の体験型講座や学校施設見学、入試説明会ほか盛りだくさんの内容。コロナ対策で制限されてしまう企画もありますが工夫して運営しています。また、これとは別にスケジュールが合わない、遠方で来校しにくい方のための個別相談会や、オンライン型オープンキャンパス、受験相談会、模擬面接など個々の都合に合わせやすい企画も用意しています。

その人の「できる」のために、あなたができること

リハビリテーションとは、障がい者を含めた家族、そして地域との社会統合を目指し、生活の質を高めることです。
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部リハビリテーション学科では、多様化する個人および社会のニーズに的確に対応するために、科学的な根拠に基づいた知識・技術を修得し、実践力を備え、主体的に問題を解決する能力をもった人材を育成。リハビリテーション学科には理学療法学と作業療法学の2専攻を設置し、それぞれの国家資格取得を目指します。

少人数制でアットホームにじっくり学べる

理学療法学専攻は1学年20名の少人数編成で、縦と横、学生と教員のつながりを大切にしています。1・2年次は基礎科目を主に学び、3年次からは実技を含めた専門科目、ゼミが開始。各自が研究テーマを決め卒業研究に取り組みます。臨床実習は、急性期・リハビリテーション施設など県内の多様な施設で実施。勉強以外にも、サークル活動や学生主催のイベントなどが盛りだくさん！学生・教員が一体となって活動しています。4年間の中で、優しさ・豊かな人間性と教養を備えた、社会に貢献できる理学療法士を一緒に目指しませんか？

意欲あふれるあなたをお待ちしています！

作業療法学専攻では、医学的立場からだけでなく、多面的な支援を行うために、専門的知識に加え、その人の生活を想像する力、信頼関係を築くコミュニケーション能力、問題解決能力を育成。その人に寄り添う作業療法士の育成を目指しています。1学年20名という少人数制の特徴を活かして、担任教員やゼミ教員との交流、学生同士の支え合いが、作業療法学専攻というアットホームな「仲間」をつくります。国家試験対策・就活支援も充実しているので、国家試験合格率は100％。もちろん就職率も100％です。

医療現場で躍進する「北里精神」を持った人材を育成

北里柴三郎博士が築いた「実学」と「報恩」の精神に基づき、予防医学を幅広い観点から学んでいきます。ゴールは、現代医療で主流の「チーム医療」に役立つ医療従事者を輩出することです。そのために、医療系の学生が一堂に会して行う「チーム医療演習」や北里大学病院が全面協力のもとに行う「臨床実習」を通して、相互の職種への理解を深めるとともに、社会のルールや実務を学んでいきます。

「チーム医療」を学び実践力を磨く

医療は複数の医療専門職の知を結集して行うことに加えて、単に病気を治すばかりでなく、診断・治療のプロセス、倫理的、心理的、社会的な側面も含めた対応が求められています。北里大学は医療系の4学部と2専門学校を擁し、15におよぶ医療専門職を育成する教育を展開。大学附属の3つの病院と連携した臨床教育も大きな特徴です。自身の専門性を活かして積極的に医療に参画し、より安全で質の高い医療を実践できるよう、医療の流れ、構成員としての職能・役割、医療倫理などチーム医療の基本的知識を修得します。

世界各国の学生たちと学ぶチーム医療演習

他校に先駆けて2006年度より必修科目として開講している「チーム医療演習」を2015年度からは「国際チーム医療演習」として世界各国の医療を学ぶ学生とともに実施。国際交流の協定を結んでいる大学を中心に、世界から多くの学生を招いて実施しています。患者さんにとって最善の医療とは何かを議論し、各国の医療制度や保険制度の違いについても議論と理解を深めます。より国際的な視野と高い専門知識を持った国際社会に通用するメディカルスタッフの養成に取り組むためのプログラムです。※2021年度はオンラインで実施

学生のうちから職種の垣根を越えたチーム医療を学べる！

保健医療学部は理学療法学科、作業療法学科、看護学科で構成されています。1年次は富士吉田の寮生活を通して「チーム医療」に必要な思いやり・助け合いの心を養います。
2年次より専門的な知識や技術の習得を行い、本学部生全員が大学病院の特徴を活かし、8つの附属病院で実習に臨みます。本学部では学内の基礎の学びを臨床での実践につなげる教育が行われています。

人の日常を支援する作業療法士を育成

人は作業を通して健康や幸福になるという理念をもとに、医療・保健・福祉・教育・職業などの領域で作業に焦点を当てた治療・指導・援助ができる作業療法士の育成をします。附属病院における臨床実習では、日々の日常生活に支障が生じている方を対象とした作業療法の提供を経験。専門的な基礎知識やその応用などは学内教員から、臨床現場で実際の対象者理解や種々のスキル習得などは臨床で働いている教員から指導を行います。学内教員と臨床教員は学科すべての学生の学修状況を把握し、その能力に応じた個別指導を行っています。

社会から選ばれる理学療法士に

少人数教育により教員の細やかな指導が行われます。その一方で、他学部他学科と合同で行う学部連携教育では600人の仲間と交流を持ち、多様な価値観に触れることができます。現代医療で求められるさまざまなニーズに対応したカリキュラムにより、社会から選ばれる理学療法士を育成します。臨床にいる教員の直接指導が行われ、患者さんを目の前にした実体験に基づく、理論と実践を兼ね備えた教育を受けることができます。大学病院の特徴を活かし、超急性期における時々刻々と変化する患者さんの対応を経験することができます。