【座談会】きょうだいがいるご家庭の中学受験。塾選び、勉強環境はどうする?(5ページ目)

本人が志望した学校に行くのがいちばん!

エデュ:インターエデュの掲示板には、「きょうだいで受験するなら同じような偏差値帯の学校に行かせたい」という声があります。みなさんはどう思われていますか

A Aさん:正直、差はつけたくないので、このくらいは目指してほしいという思いはあります。でも、もし志望した学校がダメだったら高校受験でチャレンジしてもよいと思っています。無理に通う気のないところに行かせたくないですね。

B Bさん:性別が違うので比較できないですね。娘は最初から女子校志望でしたが、息子は共学向きで都立がいいかなと思ったりしています。それに、ダメならまた高校受験がありますし。やはり2人目だからこそ、長いスパンで考えられ、いろいろな選択肢は見えてきましたね。

C Cさん:うちはまだこれからなので、まずは本人に合う中学があればそこに行ってほしいなと思っています。ただ、まだ2年生の娘が息子の受験を意識しているのか、「女子校に行きたい」と今から言い出しています。

今日はみなさんが、お子さまそれぞれの性格の違いなどを考えながら、受験を考えておられるのをお聞きし、とても参考になりました。

エデュ:本日のお話は、きょうだいで受験を考えているご家庭にとってたいへん参考になったと思います。みなさん、ありがとうございました。

Edu’s point

参加されたお母さま方は、性別や性格の違いなどを考慮しながら受験に対して柔軟に対応しているようでした。また、きょうだいがいる場合の中学受験は、どうしても受験生にかかりきりになるので父親の協力は不可欠のようです。きょうだいがいることで大変なときはあるけれど、上のお子さまの受験経験が下のお子さまのときに役立ったり、やる気を刺激するきっかけになったりしていることがよくわかった座談会となりました