【第1回】男女御三家ママたちに聞く! 後悔しない受験直前期の過ごし方(全4回)(2ページ目)

時事問題を重視していない学校も。志望校の傾向を早めに見極めよう!

エデュ:直前期になると、時事問題にどう取り組むのかも気になるところです。みなさんのご家庭では、どのような対策をしていましたか?

麻布・海城ママAさん:長男は活字中毒みたいなところがあって、3年生くらいから日経新聞を読むようになり、夫と政治や社会問題について話をしていました。だから、特別な時事問題対策はしていません。一方、次男は新聞なんてまったく読まないタイプ。でも、第一志望だった武蔵では、あまり時事問題は出題されないので、それほど重視していませんでしたね。

時事問題を重視していない学校も。志望校の傾向を早めに見極めよう!

エデュ:時事問題の出題傾向は、学校によってかなり違うようですね。

桜蔭中ママBさん:桜蔭も時事問題にあまり重きを置いている学校ではないので、対策についても、それほど力を入れて取り組んだ印象はありません。塾でもらったテキストのほかに、四谷大塚が出しているものを書店で一冊購入したくらいです。うちの娘もAさんの長男くんのように、ふだんから親子で新聞を読んだりニュースを見たりして、一緒に話をすることが多かったので、それも役に立っているのかもしれません。


広尾学園ママCさん:うちは新聞にまったく興味がなく、6年になってから、音読や一面の要約などを少ししていましたが、イマイチ効果がありませんでした。でも、定期購読していた『月刊Newsがわかる』(毎日新聞出版)には、マンガや写真でわかりやすくニュースを理解できるページや、問題を解くコーナーがあり、息子もおもしろそうに読んでいたので、わが家にとっては、かなり重宝しましたね。それ以外では、『ニュース最前線』(四谷大塚)なども利用しました。