海外経験で得られる、人生観が変わるくらいの体験
エデュ:生徒さんは実際に留学して、どんなことを経験してきますか?
菱山先生:中学生や高校生くらいの多感な時期に海外を経験すると、本当に、人生観が大きく変わるくらいの体験をして帰国します。大人になってしまうと驚かないこと、たとえば、家の大きさだったり、ホストファミリーの親切さだったり。道の広さやスーパーマーケットの大きさなど、些細なことでも感動して帰ってきます。
また、住む環境が違っていても、使う言葉が異なっていても、やはり同じ人間であると知ることは大きな学びです。多少言葉が通じなかったとしても、喜怒哀楽の感情、フィーリングに関しては共通点が多いと感じたりすることは、やはり実際に行ってみないと分からないですね。
海外留学・研修での経験で積極性が生まれる
エデュ:実際に留学した生徒さんを見て、一番変化を感じる点は何ですか?
菱山先生:日本の授業というのは、教員が話して生徒は黙ってノートを取ることが多いですよね。けれども、海外の学校に行くと1クラスが15名から20名位の少人数です。そこでどんどん意見を求められるのです。「君はどう思う?」って。
日本みたいに、正解を見つけて丸をして終わりではなくて。
「君はどう思う?」「Bさんはこう思っている」「実際はどうなんだろう?」と進めていく。
ディベートやディスカッションを重ねていって、繰り広げられる授業が圧倒的に多いのです。
留学や語学研修に参加することで、こうした海外の授業に触れて、本当に刺激を受けて帰国をします。ただの観光旅行だとそういう経験はできないかもしれませんね。けれども、留学や語学研修ですと、こうしたことが身に着きます。これは、本校で企画する海外研修の良さだと思います。