中学受験 6年生、夏期講習の受け方・弱点対策の重要ポイントはこれだ!

夏休みはまとまった時間ができるため、受験勉強に力を入れることができます。しかし、6年生は夏期講習がかなりの時間を占めるため、家庭学習の時間は案外限られてしまうものです。どうしたら効率よく、夏休みに学力をつけることができるのでしょうか。プロ家庭教師の西村則康先生にうかがいました。

夏休みの学習は「講習授業に集中」と「弱点対策」の2本柱で

授業内演習に最大の力を注ぐ!

「絶対正解するぞ!」という気持ちが大事

「絶対正解するぞ!」という気持ちが大事

6年生の春までの学習の目的は「インプット」です。解法の知識を吸収し、定着させることが目的の学習です。ですから、日々の塾の授業で先生の話をよく聞き、自宅でしっかり復習するやり方がベストでした。しかし、夏からはそのスタイルを変える必要があります。

演習中心の夏期講習からは、「アウトプット」を目的とした学習になります。入学試験という一発勝負に向けて、得点力を高めていく必要があるからです。ですから、「一発で正解するぞ」という気持ちが大切な時期になります。

夏期講習の授業は、演習と解説の繰り返しです。たとえば、「ハ~イ、次の3問を10分で!」という演習において、中にわからない問題があったとしても、「手をつけた問題は絶対に正解するぞ!」という気持ちでやること。
それができたら6年生の夏期講習は成功です。

授業の復習を短時間ですませる

解けなかった問題の復習にはなるべく時間をかけません。授業中に必死で答えを出そうと考えていれば、その後の解説を聞くと「あ、なるほどね」という実感があるはずです。その「あ、なるほどね」ということを自宅で思い出す作業くらいで構いません。
たとえば「なるほど!」と思ったポイントをメモしておく。板書もここまで書けば家で思い出せるというところまでにします。家でメモ書きを読んで思い出すだけで十分です。

授業で解いた問題は、できた問題に「〇」、大体分かったけど自信がない問題に「△」、全くわからなかった問題に「×」をつけておきます。復習するのは「△」のみにします。
この時期の「×」の問題は、お子さんにとっての“捨て問”である可能性が高いので、やらなくても大きな支障はありません。