中学受験 6年生夏休みの弱点克服、効率のよいやり方とは?

弱点克服を夏休みに重点的にやろうと思っていても、なかなか時間が取れないというお悩みをよく聞きます。どうしたら効率よく対策ができるのでしょうか。弱点克服のポイントと対策について、森上教育研究所の森上展安先生にうかがいました。

夏休みの弱点克服のポイント

弱点をまず見つける

夏休みの大きな目標として、「弱点をつぶしておく」ことがとても大事になります。どこが弱点なのかを見つけるには、月例テスト、模試などの大きなテストの正答率を見ます。
弱点とは何かというと、テストで不正解となったところで、正答率が60%以上の問題です。
これらのテストの後、正答率60%以上の問題でできていなかったところを、夏休みまでに溜めておきましょう。その対策を夏休みに集中的に行います。

弱点克服では、具体的にどの単元のどの部分の理解が足りないのかを特定していきます。これは完全にお子さんごとの対策となるので、塾の先生に相談する、あるいは、家庭教師や個別指導を利用するのも一つの手です。
相談するときは、できる限り「わが子はこういうところが弱くて、こういう問題ができない」と具体的に伝えることが大事です。