2022年東京都立高校入試はどうなる? 入試の仕組み、2023年以降に実施される入試改革とは

2021年の公立高校入試は新型コロナウイルス感染予防対策のため、例年とは異なる入試となりました。2022年の入試はどうなるのでしょうか。今回は東京都立高等学校にスポットをあて、6月24日時点で発表された2022年入試の概要や変更点について解説します。

都立高校の入試の種類と仕組み

一般入試(学力検査)の概要

一般入試は学力検査と調査書(内申、成績表、通知表)評価で合否が決まります。学校によっては面接や小論文・作文、実技検査が行われることもあります。

推薦入試の概要

推薦入試は、各学校の募集人数のうち10~30%の生徒を選抜する試験です。「一般推薦」と「文化・スポーツ等特別推薦」の2種類があり、出願の際に自己PRカードを提出する必要があります。自己PRカードは面接や入学意欲確認や合格判定の資料として使われますが、数値化されることはありません。

選抜方法

都立高校の入試の種類と仕組み

一般入試の学力検査は、第一次募集および分割前期募集では原則5教科(国語、数学、英語、社会、理科)、第二次募集および分割後期募集では原則3教科(国語、数学、英語)で行われます。学力検査に加えて調査書(内申点)も評価されますが、一次・前期募集では原則7(学力):3(調査書)、二次・後期では原則6(学力):4(調査書)という割合で評価されます。調査書は学力5教科(国、数、英、社、理)の合計評価に加え、実技4教科(音楽、美術、体育・保険、技術・家庭)の合計×2倍で計算されます。

推薦入試では評価対象としてまず、9教科の評定もしくは観点別学習状況の評価(全37観点)どちらかが数値化されます。学力検査(テスト)は行われず、必須の「個人面接」に加え、各学校が必要に応じて「小論文・作文」「実技検査」「その他各学校が定める検査」を行います。

都立の内申点

都立高校の内申点は、中学3年生の2学期時点での成績です。1、2年時に納得のいかない成績であったとしても挽回可能ともいえますが、中学3年生の1・2学期にベストな成績が残すためには、日々の学習の積み重ねが重要になります。

共通問題、自校作成問題の学校

一般入試では、学力検査において同じ問題が出題される「共通問題校」と、学校ごとに個別に問題を作成して出題する「自校作成問題校」があります。
自校作成問題校は日比谷、西、国立、戸山、青山、立川、八王子東の「進学指導重点校」および、新宿、国分寺、隅田川の「進学重視型単位制高校」のほか、国際高校(英語のみ)です。
特に進学指導重点校では2018年度以降、問題が難化している傾向があります。