小学校受験するなら塾や幼児教室は必要?
小学校受験の試験項目は行動観察・ペーパーテスト・面接以外にも、さまざまな試験項目があります。ご家庭で試験対策を行うことが難しいため、小学校受験専門塾や幼児教室で受験対策を行う人がほとんどです。
小学校受験の主な試験項目
行動観察
子どもたちがゲームやグループ遊びをする様子をチェックします。遊びをとおして協調性やリーダーシップ、コミュニケーション力などの社会性が身に付いているか確認します。
ペーパーテスト
紙で配られた問題に印をつける形式の問題です。知識や常識を問う問題や、記憶を確認する問題、簡単な数量を問う問題など、学校ごとに出題される内容が異なります。
面接
受験するお子さまや保護者の人柄を知るために行う試験です。親子で行う、保護者のみ行うなど、面接の形式は学校によってさまざまです。
※面接に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。
絵画制作
絵画の考査は大きく分けて二つに分けられます。一つは課題に沿って絵や工作などに個別で取り組む考査、もう一つは行動観察の一つとして集団で絵画に取り組む考査です。個別に行う考査は、課題のテーマに沿ってお子さまの想像力や家族関係などを確認します。行動観察の一つとして行われる考査の場合は、ほかのお子さまと相談して絵を描くことができるか、道具の貸し借りがきちんとできるかなど社会性を確認します。さらに、絵を描くときの姿勢やハサミやクレヨンの使い方などの基本的な力もチェックします。
運動
かけっこやボール投げ、でんぐり返しなど、幼稚園や保育園で行うような運動をとおして考査するものです。年齢相応の運動能力があるか、指示どおりに体を動かすことができるか、順番を待つときの態度や課題に取り組む姿勢などを確認します。