【中学受験2022】速報! 開成・桜蔭、男女御三家・難関校の受験者数・出願者数

2022年1月より始まったインターエデュ恒例の「御三家・人気校2022年入試問題・入試結果速報」。
2月1日からの東京都・神奈川県の入試結果も随時公開しています。学校サイトにて発表している2月3日13時時点の開成、桜蔭をはじめとする御三家・難関校の出願者数・受験者数についてまとめました。

男子御三家受験者数前年比、開成100%、武蔵109%

昨年の中学入試では、2020年の春に学校一斉休校、中学受験塾にてはじめてのオンライン授業の実施となり、受験勉強に不安を抱える受験生も多くいました。その結果、御三家などの超難関校へのチャレンジを避け、受験生に安全志向が働き、受験者数にもその影響が見られました。

2022年の入試もその傾向は続くものの、開成中学校の受験者数は1,050名と2021年の1,051名と同等、武蔵中学校の受験者数は626名となり、2021年の574名、2020年の580名を上回っています。

麻布中学校は受験者数がまだ発表されていないので出願者数でみると、2022年は934名で、2021年の881名と106%の増加です。

女子御三家受験者数前年比、桜蔭95%

桜蔭中学校の2022年受験者数は534名。2021年の561名から減少となりました。2021年の入試においては、先に述べたように超難関校へのチャレンジを避ける傾向がある中で、桜蔭は男女御三家の中で唯一、受験者数が増加しました。難関校では、受験者数が多くなると翌年は受験を控える傾向「隔年現象」も起きやすく、2022年で減少したのはその影響とも考えられます。

女子学院中学校と雙葉中学校は、受験者数がまだ発表されていないので出願者数で見てみましょう。

女子学院は2022年769名、2021年723名と106%の増加、雙葉中学校は2022年381名、2021年385名とほぼ同等となっています。

難関校受験者数前年比、洗足学園104%

男子難関校の海城中学校と駒場東邦中学校は、受験者数がまだ発表されていないので出願者数でみると、海城は2022年545名、2021年552名とほぼ同等、駒場東邦は2022年565名、2021年が645名なので前年比88%となっています。

駒場東邦に関してはここ数年受験者数が上昇していて、2021年は過去5年間の中で最も多い受験者数となりました。そのため、2022年は受験を控える動きがあったものと思われます。

女子難関校の鷗友学園女子中学校と豊島岡女子学園中学校も、受験者数がまだ発表されていないので出願者数でみると、鷗友学園女子は2022年603名、2021年618名、豊島岡女子学園は2022年1,102名、2021年1,109名と昨年とほぼ同等という状況です。

洗足学園中学校の2022年の受験者数は317名で、2021年の306名から微増しています。2020年の受験者数は349名だったので、隔年現象と言えそうです。