中学受験、1月の過ごし方② ―入試当日の準備・持ち物チェック!

前回に続いて、「受験生・保護者への応援メッセージ」の掲載の中から、入試本番に向けてどのような準備をしたらよいのか、また、持ち物について中学受験専門家や塾の先生からの助言をまとめました。エデュナビ特製の「持ち物チェックリスト」をぜひご活用ください!

入試当日に慌てないための準備!

塾の先生方は過去のご経験から、「入試本番は本当にさまざまなことが起こります。」と口をそろえます。念には念を入れた準備をしておき、まさかの事態に備えることが大切です。

試験会場は、ほとんどの受験生にとって初めての場所です。緊張もあり、普段とは異なる雰囲気に気持ちが落ち着かない受験生も多いことでしょう。過去には、試験最中に頭が真っ白になってしまい、途中で寝てしまった受験生もいたとのこと。

そのため、塾の先生方は「こうなった場合にどうするか」を1月にシミュレーションし、入試当日に行動に移せるようにイメージトレーニングをしておくことをおすすめしています。

受験当日に慌てないための『トラブルシューティング』を

SS-1 自由が丘教室長 中島恒彦先生:予測しないことが起こってしまった場合に、あたふたしてしまうのは当然です。受験当日は何が起きるかわかりません。トラブルシューティングを思いつく限りやっておきましょう。

たとえば、前の人が咳込んでいて集中できなそうだったらどうするか、みんなの鉛筆がすごく進んでいる音が聞こえてきたらどうやって気持ちを切り替えるかなど、考えつく限り書き出しておきましょう。そうすることで、本当に予測していなかったことが起きたときにも落ち着いて対応することができます。