【中学受験】国語が得意なのに、算数の文章題が苦手なのはなぜ?

中学受験の勉強では、「国語は得意なのに、算数の文章題が苦手」というケースは多いようです。今回の動画では、国語と算数で扱われる“文章の違い”をわかりやすく解説。さらに、家庭学習をサポートする際のポイントもお伝えします。

【お悩み】練習不足?娘に合う算数の勉強法が知りたい

小学5年生女子のお母さまのお悩み

新小5年、女の子です。算数の勉強法で悩んでいます。

今は月間テストと、2週間ごとのテストがあります。
4年まではテキストを2~3廻りやれたのですが、5年になり宿題とテストも増えてテキストを2廻りやれたりやれなかったりです。演習量が足りません。
算数の1問を解くのに時間がかかり、塾の先生に聞いてきても自分でやろうと思うと手が止まります。
仕方がないので、今は基礎だけをやっていき、何とか算数の偏差値55です。

【お悩み】練習不足?娘に合う算数の勉強法が知りたい

まだ、他教科で稼げているのでいいのですが心配です。
あと本人曰く、国語が得意な子なのですが、算数の問題文を読んでいると頭が勝手に、それにちなんだお話を展開してしまい、ダメだ、解かなきゃと思いパニックに陥るそうです。
この事を塾の先生に相談したら、「ただの練習不足ですね」と言われました。

小川先生の動画をいつも観ていますが、子どものことを多方面から見たり分析され、その子どもにあったアドバイスをされていますので、ぜひ、娘のこともアドバイスいただきたくご相談しました。
よろしくお願いいたします。

家庭学習のポイントを解説!【小川先生のアドバイス】

今回の回答者である教育家 小川大介先生は、「練習不足」と判断した塾の先生の言葉に疑問を呈します。どうやらこのお悩みの課題点は「算数の問題文の読み方」にあるようです。

動画の前半では、国語が得意なのに算数の文章題が苦手な理由を詳しく解説。後半では、今後の学習サイクルや勉強方法についてのアドバイスをお届けします。

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生

小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、YouTubeチャンネル『小川大介の「見守る子育て研究所」』も公開中。