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【4464309】ラサールか附設か?

投稿者: 無名が魅力   (ID:bqYHgx9wu8I) 投稿日時:2017年 02月 22日 06:48

今年は、中学はついに受験日がズレましたね。附設不合格の子が大量にラサールに合格、過去と完全に逆転しており驚きました。灘合格の男子も灘を蹴り附設へ西大和合格の女子も附設へ進学するみたいですね。ラサールと附設、大学の進学状況は大差ないのですが、小学校時の成績上位の子は附設を選ぶ傾向になったようですね。もっとも昔から、両校とも成績上位でないと意味がないのですが。授業の質は、ラサールが上、塾通いなど土地の理を活かせるのが附設でしょう。

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  1. 【5100994】 投稿者: 愛光の福岡会場受験  (ID:oR.BPEPEg6U) 投稿日時:2018年 08月 31日 11:31

    1980-90年代前半には,青雲 → 附設 (or ラ・サール) → 愛光という併願パターンが割りと一般的に見られていました。進学校としての性格が似通っていることに加え,合格水準も適当に分散していたことから,活用しやすい併願パターンでもあったのです。実際,九州では受験者層も共通していることが多く,入試日の設定によって 受験者の歩留まりも読み易いという時代が結構長く続いてきました。悪く言えば,「同質圏内における 学校の序列化が進んでいた」 とも言えるでしょう。

    その後,愛光は 段階的に入試日程を早めるようになりました。1980年代には 3月初旬で実施していましたが,1990年に 2月初頭へ,また 1994年には 1月下旬(24, 25日頃)へ,さらに2000年代に入って 1月初旬にまで早まっています。入試日程を早めることで 入学者を確保しやすい利点があったでしょうし,さらには 都市圏校の前受けにも適応しようとしたことも関係しているに違いありません。その背景としては,少子化の進む時代に,長期に亘る不景気が続いたため受験生を集め難くなったということ,また 関西圏の中学入試が多様化したことが挙げられます。その煽りを食ったのは,おもに九州の受験生だったと言えます。松山会場への移動を考えた場合,1990年代半ば以降には ラ・サールや附設との併願がタイトになり,2000年代以降には 青雲や弘学館と併願するのが難しくなってきたのですから。もちろん併願を強行する層は一定程度いたわけですが,1990年代半ば以降に 九州からの受験が 益々難しくなってきたことは間違いありません。

    さらに 2010年以降は,東京会場(2010年)や 大阪会場(2011年)を設置し,松山会場とは異なる合格基準による入試制度が導入されました。先ずは 県内生を優遇し,次いで 入学意思の高い県外者と 前受け目的の都市圏受験者とを 別の合格基準で選抜しようとする入試制度です。実際,同一問題を用いて,同一日に試験を行う方法が採用されていますが,受験会場による得点力の違いは覿面でした。松山会場と 東京・大阪会場では,400点満点中で40点近く (なんと1割近く) も合格最低点が違っていたのです。さらに驚くのが,算数の得点力が大阪会場で傑出していたことです。例年 120点満点中で30点ほど,松山会場より平均点が高くなることが知られています。直截的には 関西最難関校による 3教科入試の影響を反映したものでしょうが,会場ごと (or 地域ごと)に受験者層が異なり,ベースの学力には大きな開きがあることが示されたのです。2010年以降,愛光中学の入試概況については,高知にある山田進学教室が 詳細にレポートしていますので,具体的には,下記をご参照ください。
    > http://yamada7.la.coocan.jp/aikou.html

    最も多く愛光合格者を出している進学塾は,関西の浜学園であることから,愛光が 関西最難関校の前受けとして広く利用されているのは明白です。たとえば,浜学園が監修している 『有名中学合格事典:関西・中部 その他完全ガイドブック』(進学教室 浜学園)小学館 という本がありますが,愛光(大阪会場)の難易度として,関西最難関校に次ぐレベルが付けられています。
    ※この本では,合格率 60% - 70% - 80% となる偏差値が示されています。

    灘|61-63-64
    東大寺学園|57-60-61
    甲陽学院|55-57-60
    大阪星光学院|53-56-59
    洛星(前期)|51-53-56
    洛星(後期)|54-56-58
    愛光(大阪)|55-56-58

    これは,医学部受験に強いことで知られる 東海やラ・サールの難易度より高いレベルに相当しています(この本には,附設や青雲のデータは 載っていません。もともと浜学園の生徒が受験しない学校であるため,難易度が付かないのだと推察できます。一方,浜学園から 東海やラ・サールに合格する者は,例年20~30名ほど出ているようです)。愛光を受験する県外生のうち 得をしているのは,おそらく本校会場で試験を受けている 愛媛県以外の四国・中国地方の出身者だと言えるでしょう。実質倍率を考えた場合,おそらく成績下位層においては,受験すれば 誰でも合格してしまう,いわゆる “底抜け”状態となっている可能性が高いのではないでしょうか。少子化時代の地方校受験では 間々あることなのかもしれませんが,とくに愛光の場合,成績下位層の厚くなってしまう問題はありそうです。あるいは,九州にあるいくつかの進学校もそうなりつつあるのかもしれません。これが行き過ぎると,意欲や資質,能力に欠けた生徒を 大勢抱えたまま 教育に当たるリスクも高くなっていくわけです(進学塾の偏差値を過大に評価すべきではありませんが,概ね入学者層を性格付けしていく指標とはなるでしょう)。

    東海|51-52-54
    ラ・サール|53-54-56
    愛光(本校)|48-52-55

    2013年からは福岡会場を設置し,九州の受験生への便宜が図られますが,大阪会場と同じ合格基準の判定となるため,けっして活用しやすい入試制度とはなっていませんでした。実質倍率は1.4~1.6倍であり けっして難しい試験とは言えませんが,かつて愛光に抱いたような値頃感はあまりなく,受験者数も精々80名程度という有り様です(最も少なかった2017年は,37名)。単に 受験者数の規模が小さい (大阪の10分の1未満)のみならず,合格率においても (一貫して) 大阪より かなり低めになっていることも分かります。つまり,九州の受験者層は,質と量において 関西の受験者層には遥かに及ばないのです。このような事情を反映してか,九州沖縄から愛光へ入学する者も,年間で10名程度にまで落ち込んでいます。福岡受験が始まる前年(2012年)には,Inter-eduの九州地方中学受験の項目でも,「【2696286】 愛媛愛光学園(12年09月22日)」 というスレッドが立っています。ここには,九州地区での扱いがどうなっていくか予測した書き込みが寄せられています。経緯を示す資料としては,興味あるものと言えます。是非ご参照ください。
    受験情報のトップ>受験情報の掲示板>中学校>中学受験情報 地域別>九州地方中学受験>愛媛愛光学園

    ところで,英進館で愛光をノーマークとしているのは,度重なる入試制度の変更に伴って 九州の受験生にお薦めするのが難しくなっている事情はありそうです。もっとも,1990年代,英進館は愛光受験にもっと積極的であったと証言される方もありますし,最初から愛光推しなどしていなかったという方もいらっしゃいますので,本当のことは分かりませんが・・・・。この辺は,浜学園や能開センターと やや対照的な関係にある気がしています。現実的な話として,英進館から 組織的な動員はなされておらず,進学塾の実力から見ても,不釣り合いと思えるくらいの合格者数に留まっていることが分かります。あまり宣伝にはならないと判断されているのか,愛光に関する合格実績の扱いもけっして大きくはないでしょう。
    一方,全国展開の進んでいる日能研では,「難関校合格実績(抜粋版)」 として,全国23の私立校の合格実績を挙げています。その内訳としては,首都圏 11校(男子 6校/女子 4校/共学 1校),関西圏 8校(男子 4校/女子 2校/共学 2校),東海圏 1校,中国・四国圏 1校,九州圏 2校となっています。何れも 「各地域を代表して,高い評価を受けている学校」 という見立てによるものでしょう。これを見る限り,「愛光を 小さく取り扱っているのは,九州地区に固有な現象かな」 とも思えてきます。1990年代半ば以降,愛光が九州の受験生に優しくない入試制度を採ってきたので,まあ分からないでもないですが・・・・。

    さて,本題に戻ります。もし 2019年の入試制度改革によって,愛光の値頃感が戻ってくるとしたら,福岡の受験生にとっては 併願のよい選択肢となるのではないでしょうか?

    もうひとつお薦めできるポイントとしては,入試問題の組みし易さが挙げられます。愛光の算数問題は 比較的オーソドックなものが多く,いわゆる番狂わせは起き難い試験と見做すことができます。度を過ぎた受験対策が必要な場合,精神的な負担が大きくなってしまいますが,独特の癖に捉われずに前受けに臨める利点があるのです。

    以上,入試制度の変更や 合格に到るまでの過程を述べてきましたが,入学後のことにも目を向けてみましょう。

    とくに 福岡市内から ラ・サールへの進学をお考えの場合,最初から寮生活することが前提となってきますね。寮の指導体制においては,規模と歴史の観点から 愛光にも遜色ない実績があると言えるでしょう。また 飛行機の利用を前提とした場合,愛光へのアクセスは心配するほど悪いものではありません (空港からのアクセスに限って言うと,ラ・サールより遥かに良いのです)。その背景としては,「坊っちゃん」や 「坂の上の雲」の舞台となった松山という街の魅力を評価することもできると思います。正岡子規や,高浜虚子,河東碧梧桐など名立たる俳人を生んだ俳句の街でもあります(最近だと,夏井いつきとなってしまうのかな・・・・)。加えて 卒業生の層の厚さから考えても,愛光を併願されるのは 悪くない選択肢となりそうです。

  2. 【5110291】 投稿者: 兄弟姉妹で、附設とラ・サール  (ID:ihgov7RhZfo) 投稿日時:2018年 09月 10日 10:57

    の2校にに通わせているご家庭はいらっしゃいますか?

    女子は附設のみですが、男子は年度によっては附設・ラサールが受験できます。

    予定通り女子は附設だけど男子はラサール、もしくは2校受験できたため思いがけず、2校になってしまったご家庭もあるのではないかと思います。

    両校に行かせているご家庭がありましたら、ご意見ご感想などお聞かせください。
    ちなみに男子の兄弟で附設、ラサール2校の方もいらっしゃいますか?

  3. 【5110310】 投稿者: ある附設保護者  (ID:9kSZilNJQng) 投稿日時:2018年 09月 10日 11:21

    兄がラサール、妹が附設に在学中のご家庭をの方を知っています。

  4. 【5110409】 投稿者: 男女比を教えてください  (ID:wN6S52qZUmY) 投稿日時:2018年 09月 10日 12:59

    昨日、英進館の説明会があり今年の中1は女子が47%と聞いた気がしますが、そうなのでしょうか?
    校長先生が来年は半分を超えるかもとおっしゃっていらしたとも聞きましたが、教えてください。

  5. 【5110477】 投稿者: 兄弟姉妹で、附設とラ・サール  (ID:ihgov7RhZfo) 投稿日時:2018年 09月 10日 14:05

    ある附設保護者さま、返信ありがとうございます。

    兄がラサールで、妹が附設というパターンは一番ありそうですね。
    反対に姉が附設だと、弟も附設の志望になるパターンが多そうです。
    ただ、近年は2校受験できますので、まさかの2校パターンもありますよね。

    男の兄弟で算数の得意などから、別々の受験ケースはおありでしょうか。


    また男女比については、最も少なくて40人(25%)、概ね50~60人(30~40%)と聞いています。
    女子は寮がないため、合格しても辞退されるケースがあると聞きますがそれで昨年47%だとすると、すごく多いですね。

  6. 【5110543】 投稿者: 中学1年母  (ID:7X19de8IbYo) 投稿日時:2018年 09月 10日 15:54

    今年の附設中は166名入学で女子58名、男子108名ですよ。
    女子47%というのは英進館内での女子合格率かもしれませんね^ ^

  7. 【5110692】 投稿者: 男女比を教えてください  (ID:lObvtoUfnc.) 投稿日時:2018年 09月 10日 18:40

    ありがとうございました。
    聞き間違えだったようです。
    少し驚いていました。

  8. 【5116764】 投稿者: 附設生母  (ID:cGwtRxsmMAo) 投稿日時:2018年 09月 16日 17:25

    きょうだいで附設、というご家庭は割と多いかもしれません。我が家もそうですし、子供達のお友達も、上の子や下の子が附設生、という話はよく聞きます。

    我が家の場合、上の子は主体的に附設を志望して勉強しましたが、下の子は上の子が英進館や附設に楽しそうに通う様子を見て、僕も英進館に行く、附設に行く、と動機付けされました。上の子が附設を志望していなかったら、多分下の子も附設には行かなかったと思います。

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