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しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

【1928539】
スレッド作成者: 初手天元 (ID:iTQCbYqzDik)
2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

【2818042】 投稿者: しろくま   (ID:kJj3H7FNgMA)
投稿日時:2013年 01月 13日 17:59

~受験前の保護者のみなさまへ~④

 受験日、自宅から受験校に向かわれる方もおられれば、近くにホテルをとってそこから受験校に向かわれる方もおられると思います。

 入試の朝、というのは、なかなか独特の空気があるものです。

 しろくまは、常々、「受験環境の同一化」という話をしてきました。

 入試の会場というのはほとんどがその学校の教室で、使われるイスと机は、教室にある、生徒たちが使っているイスと机である場合がほとんどです。

 机上は、40㎝×60㎝のスペースしかありません。

 ですから、この一週間、おうちの学習机も、この広さだけでお勉強をさせてくたざい。
 筆記用具も、問題用紙も解答用紙も、このスペースの中でしか扱えません。
 広々と机の上を使っていては、本番のときに、ふだんとは違う感覚となって、ミスなどを誘発します。

 この一週間、塾に通う場合もあれば、学校をお休みにして塾が始まるまでは家でお勉強、という方もいるかもしれません。
 その場合は、ぜひ、入試と同じ時間枠で勉強させてください。

 たとえば9時から試験が始まる、とします。そうして算数60分、理科40分、国語60分、社会40分、というような入試だとしましょう。だとすると、実際の入試の時間割どーり、その時間枠で、そうして休み時間も同じにして、家庭でもお勉強をしていく、ということです。
 体のリズムをもう入試に合わせてしまう、ということですね。

 夜中に入試をする学校はありません。朝からしっかりお勉強する…

 とすると、無理に小学校を休んで、というより、朝も規則正しく起きる、という観点ならば、むしろ「ふだんどおり」小学校にも通っていく、というほうが生活リズム崩れずうまくいる子もいます。

 入試と同じ環境をふだんでも実現していく…

 お子さんが受けられる学校の算数。計算用紙を配布してくれるタイプでしょうか、それとも、答案用紙などにスペースがあるタイプでしょうか、そしてまた、そんなものは無いタイプでしょうか?
 それによっては、計算訓練の仕方は変わりますよね。こういうところは、しっかりと塾の先生にたずねておく、あるいは学校に問い合わせておく、そうしてそれに合わせて計算用紙の使い方など計画しておく、ということが肝要になります。
 ちょっとしたことで当日のケアレスミスを防げるんですよね。

 さてさて、最初の話に戻ります。

 どこかホテルをとってそこから入試に出かける、という方もおられると思います。
 案外と、家と変わると寝られない、寝つきがわるくなる、という子、いるんですよね…
 前の日、あまり寝られなかった… 教室は暖房がよくきいていた… 頭がボ~っとして眠くなった… というのもよくある話。

 大人でも、何か大切な仕事がある前の晩は眠れないもの… 子どももそういう場合があります。

 笑われるかもしれませんが、家からふだん子どもが使っている枕、持って行かれたほうがよい場合もあります。
 「環境の同一化」です。まさか、ふとん、寝具一式持っていくわけにはいきませんが、ふだん使っている枕を用意しておくと、これ、よく睡眠できます。

 「何もそこまで、と、思われるかもしれませんが、ふだん使われている枕持っていくと、あんがいとよく眠れますよ」

 と、わたしの友人の算数科講師は説明会でよく言うていました。

 この際、前日の環境の変化が子どもにどういう影響をおよぼすかわかりません。もし、女の子ならば、枕元においている人形やらぬいぐるみやら、本人にないしょでこっそり持って行って、さぁ、寝よう、というときに出してやってもよいんですよ。

 環境の同一化、というのは、こういうちょっと変則的な用法でも適合することなんです。(次回に続く)

【2818514】 投稿者: あら   (ID:Y2wK52L9NME)
投稿日時:2013年 01月 14日 07:45

しろくまさま 

受験直前というのに、バトルしてしまいました。
灘中受験予定(プレではA判定)ですが、「何が何でも灘!」という気迫はなく、塾の先生からも「気持ちで負けることが心配ですね。」と言われています。

めんどくさいことが大嫌い。
計算まちがいがたびたびありますが,直そうともしません。
漢字が汚くて、何度も×になっていても(プレでも)、気にしてない様子。

直前特訓の漢字プリントをやらせようとすると、「書き取りなんかしなくていいねん!うるさい!お前なんか、どっか行け!」と・・・
この数日、抑えていたものが爆発してしまいました。
「どうなっても、知らんわ!」と言ってしまいました。
自分も息子も情けないです。

今は、自分のやりたかった過去問(理科か算数)をやっているみたいです。
午後からは塾です。

何と声をかけてやったらいいのでしょうか?
 

【2818714】 投稿者: しろくま   (ID:32X772TLUvA)
投稿日時:2013年 01月 14日 11:24

「あら」さま

 しろくまが、わざわざ直前はバトルを避けましょう、という話をした、ということは、昔から直前に親子はバトルをし続けている、ということに他ありません。避けましょう、と、いくら言っても、バトルはしちゃうもんなんですよね。

 怒りは雷と同じで、ようするにエネルギーの浪費なんです。
 ものすごいエネルギーを発しますが他を何ら益しません。

 程度の差はあるものの、直前親子バトルは、しょっちゅう、そして今もどこかの受験生のご家庭で起こっています。
 すんだことですから、どうか気になさらないように。

 本人の好きな、やりたい教科を家庭では最優先、ということでよいじゃないですか。
 あとは、お母さんが言うのではなく、ここは講師の活用のしどころです。
 この時期、お子さんに伝えたいこと、言いたいことは講師に相談して、講師の言葉としてお子さんに伝えてもらうのが最適です。

 この一週間は、塾の先生方も、子どもたちのメンタルな部分の調整が重要に思われています。
 技術的なことは、この時期、ほぼ進めるべきことはきまっているんです。講師としても、ご家庭での様子や親子バトルの様子や結果を知ったうえでの対応、というのをのぞんでいますからね。

 思い切って、

 残りの入試前日までは、あなたの思うようにやってごらんなさい。

 と、静かに伝えてください。

 そして… ごめんどうですが、別立てで、お母さんが模試の書き取り部分、また灘の一日目の対策のプリント(たぶん塾で用意されているでしょう?)を、改めてコピーしてルーズリーフに貼ったものを作ってやってください。10枚くらいでよいですよ。
 もし、よければ、文章題も、一文章一設問のものをコピーして貼ってつくって5枚くらい用意しておいてください。

 で、これをやれ、ではなく、

 こういうものを用意しておいたからここに置いておくね。あ、べつにしなくてもよいからね。国語、何かしようと思ったからこれでもやったらよいからね。

 と、子どもの「判断」にゆだねてしまうんです。

「もう入試まで少しになったね。今までよくやってきたと思うよ。残りの日は、あなたなりにいろいろ考えて、あなたのやりたいようにやってごらん。」
「いちおう、国語でできるプリントは作っておいたから、もし、国語で何かをしようと思ったからやってみて。あ、べつにしなくてもよいからね。」

 こういうトークでよいんです。

 お子さん自身、やらねばならないことと、やりたいこととの間で、いろいろ葛藤がある時期なんですよ。

 「子どもなりにやりたいことを考えてやらせる」
 「子どもが何かやりたいときにやるべきものを用意しておく」
 「一応、家庭での様子は担当の講師に細かく伝えておく」

 こういうスタンスで残りの日を過ごしましょう。

 ま、いろいろありますよ。怒ってしまうときもあります。
 生活面と道徳面でおこしなところは厳しくせまればよいだけで、お勉強そのものは、ここまできたら「あなたの好きなようにしなさい」とゆだねて、塾の講師のほうに伝えておく、というところで参りましょう。

 何か追加質問があればどうぞ。

【2819211】 投稿者: あら   (ID:Y2wK52L9NME)
投稿日時:2013年 01月 14日 18:26

しろくまさま

早々にありがとうございました。
 
もう、本人の好きにやらせていいとのこと。
国語が心配ですので、直前こそ!と思っていたのですが、無理強いしないことにします。

本当にあとわずかです。
結果はどうあれ、悔いが残らない試験にしたいです。  

ありがとうございました。

【2820984】 投稿者: しろくま   (ID:c/4Vv8Jg4XY)
投稿日時:2013年 01月 16日 06:47

~受験前の保護者のみなさまへ~➄

 わたしの後輩で演説のうまい社会の講師が説明会で言うていた話をしますと…

 チェス、というゲームがあります。西洋将棋、ですよね。やったことがある人はわかると思いますが…

 「面」と「点・線」で攻める、という方法があるそうです。

 ポーンを前に進め、真ん中、あるいは左面か右面に駒を集め、キングは入場して、まるで城のように組んで攻めていく… 「面」ですよね。

 いきなりナイトを繰り出して、ビショップなどを盤の中央に踊りださせて空中戦に持ち込んでいく… 「点と線」ですよね。

 同じゲームの展開でも、騎手のキャラクターや対戦相手に合わせて、あるいは彼我の強弱を考えて攻め方を変えていきます。これはあたりまえのこと。

 バスケットボールをやったことがある人は「ゾーン」か「マンツーマン」か、ということを想像してもらえればよいかとも思います。

 入試にのぞむのも、この二つの方法のどちらかでよいのですよね。
 各教科均等に… よく出る単元、あまり出ない単元差別することなく、軽くすべての範囲に目を通しておく…
 四月からの模試を並べて、ここはしっかり解いておこう、という講師の指示に従って家庭では復習しておき、あとは塾にまかせていく…
 「面」の対応、ですよね。

 とにかく苦手な教科にしぼる。苦手分野は易問流しで時間をとらず、得意な教科をとにかく磨く、ある教科、ある単元・分野を徹底的に仕上げて入試にのぞむ…
 苦手で不合格になるのではなく、得意を失敗して不合格になる… というのが入試の実相である、というのは、しろくまがよく言う話です。
 二週間前までは苦手な分野をしっかりやっていてもよいですが、そのため、得意な分野はもういいか… という場合もあります。でも、それによって演習量が減り、かえってカンが鈍ったまま入試へ、という場合もあって、本番、得意でコケでしまう…

 わたしの友人の、アイデアマンの理科講師は、直前は「点と線」「マンツーマン」型の「攻め」を指導していました。

 ここまできたらじたばたするなっ ここだ、というところをしっかりとつかめっ

 という話をよくしていました。昔のしろくまノートに、いろいろな講師が直前に話していたことのメモがあるのでみてみると…

 ・生物 ・物質とエネルギー ・天体

 この三つをがっつりと彼は確認していました。どうでしょう、理科で何をしようか、と迷ったら、この三つを掘り下げてみませんか?

 プランクトン… 図でみて名前がわかるか、動物プランクトンか植物プランクトンか…

 人体… 肝臓と腎臓の働き、わかっているのか… 場所はどこにあるか…

 道管と師管… 双子葉と単子葉、蒸散作用と気孔など、わかっていますか?

 食物連鎖… 

 水中微生物などは顕微鏡の使い方と絡めて理解できていますか? 人体では循環も確認できていてほしいところです。

 天体ではとくに月。月の特徴、月の満ち欠けがわかっていますか? これらはいろいろな学校の過去問でいくらでも演習できます。

 てこ… ピンセット、栓抜き、釘抜きの支店、力点、作用点をしっかりと確認。

 電気… モーターや蓄電。最近ではダイオードなども知っておく…

 電流と発熱。これは難問対策しておいてもよいですよね。電流を流す時間、水の量、電熱線の太さ・長さ・強さ、で、水の温度はどうなるか…

 三日間でこれらは十分掘り下げられますよね。

 迷ったときはテーマをしぼる… 直前は「迷い」が禁物です。(次回に続く) 

【2822323】 投稿者: しろくま   (ID:l6YnwOeBhQI)
投稿日時:2013年 01月 17日 06:37

~受験前の保護者のみなさまへ~⑥

 体調の管理… これは、お母さん、お父さんの仕事です! と、よく塾の講師はいいます。
 まぁ、家庭での時間調整、というのは、塾はなかなか手が届かないところ…

 でも、実際は塾にいる時間が長かったりすると、いやいや、塾での体調管理、してもらわないと、というのも一理あります。

 最近はどうかはわかりませんが、温度の調整はできているものの、湿度の調整、というのは、あんがいとできていない空間です。
 効果や効能についてはいろいろ言われるところですが、プラズマクラスターがついているような塾や入試会場、というのはあまりないかもしれません。

 塾でも手洗いやうがいをよくしてきなさいよ、というのは大切な指示かもしれません。

 風邪や病気のとき、家庭の常備薬で解決しようとするときありませんか?
 しろくまの友人、知人に医師が多いから、というわけではありませんが、できるだけお医者さんにいって薬を診察、処方してもらったよいと思います。

 保護者の方には医師や薬剤師さんが多いので、しろくまがどーのこーのと言っても、しろうとが何を言っている、と、笑われるかも知れませんが、しろうとが知っておいてもよい話をすると…

 風邪を治す薬はありません。あくまでも症状を緩和する薬があるだけです。

 入試に大敵の症状は、発熱と鼻水、ですよね… 解熱鎮痛剤には眠くなる成分は含まれていない場合が多いのですが、鼻水を止める薬は、塾や入試の前には服用しないほうがよいと思います。これには眠くなる成分が含まれているからです。(よく、薬剤師さんの話をうかがってくださいね。あくまでも、ざっくりとした話ですから)

 脳に必要な栄養は糖分だけです。ちょう大食いの甘党が脳。
 でんぷんがブドウ糖に変って脳に届くのは二時間から三時間かかります。
 入試の前や塾で頭を使う二時間前に、朝食をとる、というのはよく言われるところです。

 説明会などで、塾の講師はいろいろ「激」を飛ばします。

 「寝る直前まで勉強しろ!」
 「勉強終わったし、ちょと遊んでから寝よう、とか甘いこと考えるな!」
 「一日の最後は勉強してから寝るんだっ」

 と、なんだかスパルタ的な指導があったりします。

 ところがこれ、案外と正しいんですよね。

 ジェンキンス、ダレンバッハという学者がいて、

 「勉強ー遊びー寝る」
 「遊びー勉強ー寝る」

 なら後者のほうが、記憶の定着が進む、ということを発表しました。どうも、人は寝ながらいろいろ頭の中で整理作業をしてくれているようなんです。
 寝ているときは脳は寝ていない、そうです。よく大学生が徹夜するぞっ 入試前日、遅くまで勉強して、あんまり寝ないで入試に突入、という無茶するんですが、あれ、ぜんぜんダメなんですよね。
 いろいろ悩んで寝る、でも朝起きると、あれ、なんであんなつまらないことで悩んだんだろ、と、なる場合、ありますよね。脳の睡眠中の役割をフル活用するのが入試前でなければなんだか損をした気になります。

 だから、勉強して風呂入ってくつろいで寝る、ではなく、風呂入ってくつろいで、勉強してから寝る、のほうがよいみたいです。

 一日の終わりは勉強してから寝る、というのが直前学習としてはよいですね。

 それからこれは、前にもお話ししたことなのですが…

 なんだか落ち着きなく勉強する子、いますよね。体くねくね、貧乏ゆすり、場合によってはじっと座らず動物園のクマのように歩き回る…

 あれ、じつはそんなに悪いことではないんです。
 そうやって脳に血を送って、さかんに脳を使っていることになるからです。

 さすがに入試中に、貧乏ゆすりはできません。
 でも、テストの休憩中や試験会場に着くまでは、「軽い運動」可能ですよね。
 あんがいとテストに遅れそうっ と、走って入試会場に駆け込んだほうが、頭の働きがよくなっている、という場合もあるかもです。(実際、入試に遅れ気味に走ってやってきた子に、間に合っているよ、テストも受けられるよ、と門で落ち着かせてから、理科の講師が「血流がよくなって頭の働きがよくなっているからかえってよかったな」と言っていたセリフは実は案外と正しかったわけです。)

 もし、入試に遅れそうになって、走って会場に行くことになったら、ちゃんと間に合ったからもうあせらずに、という声かけに加えて、「血流がよくなったから頭の働き、よくなったよ」と言うてやってもよいかもしれません。

 三日前… わたしの友人の算数科の講師が、入試前におもしろいことを言うで子どもたちを励ましていました。

 三日坊主、という言葉あるやろっ
 三日坊主と言われて怒られたことないか?
 ええねんっ 三日坊主、ということは、三日間ならどんなことでもできるという意味やっ 

 たたしかにおっしゃるとーり… わずかな日数でも、できることはたくさんあります。粘って寝る直前までお勉強いたしましょう。(次回に続く) 

【2824321】 投稿者: 迷える羊   (ID:AugAhOBtYew)
投稿日時:2013年 01月 18日 18:12

しろくまさん、こんばんは。

いよいよ明日になりました。しろくまさんの~受験前の保護者のみなさんへ~を参考にしながら心を落ち着けています。

国語が得意で算数がダメダメな息子は、やはり算数に大きな不安を抱えたまま明日に臨みます。

塾の先生からもなかなか厳しいご意見をいただき、私のほうが何度も折れそうになり志望校を下げるよう言いましたが、どんな厳しい結果を見ても譲りませんでした。合格発表ではさらなる試練を突きつけられるかもしれません。

覚悟はしていてもつらいですね。結果を見てからではしろくまさんにお礼を言う気力もなくなるかも…と今書き込んでいます。

今日までしろくまさんの一つ一つの言葉に本当に救われてきました。なんとか明日を迎えられることに今は感謝しています。
ありがとうございました。

甘ったれで泣き虫だった息子の少し大きくなった背中を明日は見送りたいと思います。

まだまだ寒い日が続きますがお体に気をつけて、いつまでも受験生を応援してくださいね!

本当に本当にありがとうございました。

【2824419】 投稿者: しろくま   (ID:G4A5EotoYN6)
投稿日時:2013年 01月 18日 20:01

~受験前の保護者のみなさまへ~ ⑦

 今日は、お子さん、どうされていますか?
 今、食事中でしょうか。
 お風呂に入っているかもしれません。
 まだ、前日の塾の特訓から帰ってきていないかもしれませんね。

 今日はもう、お母さんもお父さんも、あまり言うことはありませんよ。

 ここまでくると、あれができていない、これもできていない… と、思う場合もありります。
 でもね、入試って、そんなになんでも完璧にきっちりと仕上げて、もう万全っ と、入試に向かう人、いないんです。

 どこか何かできていない、やり残している、思ったようにはいかない… そしてそのまま受験、なんですよ。
 思うに、勉強が「仕上がる」ということはありえないんです。やってもやっても何かが出てくる…

 どこかの計器のレッドランプが点灯しながら突入、というのが入試の常です。

 寝る前に、一言、お子さんに優しく声をかけてやってください。
 今日までよくがんばったね、と。

 お母さんには、あんまり誰も言ってくれないと思うので、しろくまが申しておきます。

 お母さん、よくがんばりました。

 わかっておりますよ。言いたくないことも言わなければならなかったでしょうし、ずいぶんと疲れがたまったことでしょう。
 ほんとにつらいのは子どもですっ とか、よく言いますが、お母さんだって色々つらかったにきまっています。
 自分の子どものことだからっ と、奮起されて今までやってこられたことでしょうね。
 今まで、いろいろおありになったでしょう?

 しろくまはよく言うのですが

 「物語のある入試は成功する」

 ということです。いろいろあったこと、すべて含めて、親子の物語で、一生記憶するに値する貴重な経験です。

 なんのかんのと言っても、子どもにはちゃんと伝わっております。ずっと先、子どもが大学生になってそろそろ就職か、というときに、あのときはほんとうにありがとう、感謝しているよ、と言われますから。

 入試は、すぐ終わります。驚くほど、あっけなく…
 今まで長いことやってきたのに、え? これですんだの? というくらいに…

 そうして合格発表の日が来ます。

 そして申しておきます。
 合否は勝ち負け、ではけっしてありません。子どもにとって、いちばんよい「選択」が告げられる日です。

 お母さんこそ、ゆっくり寝てください。
 お母さんこそ、リラックスしてください。
 今まで、子どもより早く起きて、子どもより遅く寝てきましたよね。そして今日も明日も、そうなのでしょう。
 チョコレートをひとかけらと、ホットミルクでも飲んで、ゆっくりおやすみください。

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