在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
あなたの中の歌(ピアノ)
ピアノを習っている5年生の娘がいます。
曲も難しくなった上に先生の指導があまり具体的でなくなり、どのように練習したらいいのか娘が悩んでいます。
譜読みは得意で指もよく動くタイプ、先生が「こういう風に弾いてみて」とお手本を示してくれた事を真似るのも得意です。
でも5年生になってから、お手本は示してくれなくなったとの事。
「もっと○ちゃんの中にある歌を聞かせて」というような内容に変わったようです。
自分の中にある歌とは?
私も正直、ピンときません。小5の娘には尚更です。
CDを聞いて練習していったら「△△(ピアニストの名)のCD一生懸命聞いたのかな?」と笑われてしまったとか(汗)
モノマネがバレバレだったのでしょうね(汗)
今、とても大事な事を学ぼうとしているんだという事はわかります。
でも、具体的に何をどのように練習したらいいのか解らず悩む娘を見ていて、何かヒントになる事を言ってあげられないものかと思ってしまいます。
先生に直接お聞きするのがいいのかとも思いますが、こちらには音楽に詳しい方も多いようなので相談させていただきました。
アドバイスよろしくお願い致します。
コンチェルトの合わせ(ピアノ伴奏で)の時、ピアニストは楽しそうに助言してくれました。
「私のこの指は、今、何の楽器でしょう?そして、あなたが、ヴィオリンで、返事をして!人が話す時うなずくでしょ。悲しい話?楽しい話?それによって返事がちがうでしょ。テンポ勝手に変えないでね。さあ、ここは、貴女が歌う番です。・・・」娘のレッスンに付き合っている私の楽しい一時です。
松茸様
すごく難しいレベルに入ってきたのですね。
別に5年生でなくたって大人だってプロの
ピアニストだって悩みます。
先生のおっしゃっていることは、この曲は
自分ではどう表現すべきなのか、作曲者の意図は
どうなのか、音符を通して、その裏にどのような
感情表現が書かれているのか、自分で
考えてみなさいということだと思います。
演奏技術(指周りの速さとか)とは別に、
イタリアオペラを歌うように、広い野原に
蝶々がとぶように、怒りを爆発させるように、
ビロードのようにレガートタッチで、すすり泣く
ように、心の哀しみを表すようになどなど
言葉では難しいですが、こんな感覚をピアノで
表現するということかなと思います。
もう少し上級になれば、作曲家の生まれ育ち
その環境や歴史、教会音楽、古典からロマン派
への移行からピアノという楽器の発達につれて
どのように曲が創作されていったのか 考えて
いくことが勉強かなと思います。
まず、なんでもいいから歌を普段から歌っていますか?
ちなみに楽器で歌えるお子さんの特徴は、
とにかく歌ってる。CMソングもオペラも学校で習う童謡も
もちろん、クラシックの今、習ってる曲。
悲しいときもうれしいときも歌っています。
理屈ではないようです。
歌いたい気持ち、本能や、感性、それが音程をはずれていても。
練習中も楽器を弾きながら歌う。
付添いの親も大きく歌う。
「歌って歌ってやっと。。。」
それで、ほんの少し現われてきます。
あなたの演奏の中に歌が生まれてきます。
技術や、音程ばかり気にしてると歌は出てきません。
はじめに歌ありきです。
こんなところで相談してないで親子でどんどん歌ってください。
椎茸 さま....
僭越ですが、
ひとつ突っ込むことをおゆるしください。
(本題とは直接は関係のないことです)
>>学校で習う童謡も
学校音楽は「唱歌」です。
もちろん童謡であったものが学校音楽に取り入れられることはあったかもしれません。
ちなみに唱歌⊃文部省唱歌です。
たとえばショパンの幻想即興曲。
中間部分の演奏は本当に人それぞれです。
ある人は陽だまりのように「まったりと」、ある人はさーっと吹きわたる「さわやかな風のように」・・・・
古典音楽では楽譜に忠実になることが要求されてもロマン派以降は細かなアナライズと共に情景に伴う表現だったり、作者の心情を読んだり、と楽譜の裏側にあるものをとらえることも要求されてきます。
しかしあまりにも主観が入りすぎると時にはその表現が「しつこい」「いやらしい」ものとなってしまうこともあります。
まずは今自分が習っている曲のいろんな演奏家の演奏を聞いてみて自分の「好み」を素直にみつけてみることがいいのでは。(「素直に」というのはそのアナライズがよいか悪いかは別として、という意味で)
そして、その演奏家の他の演奏を聞いてみて自分がどう感じるのか、(「しっくりくる」のか「物足りない」や「こんな感じには弾きたくない」とか)色々を聞き比べてみるとよいでしょう。
中には「耳からの情報」を極端に嫌う先生もいらっしゃいますが、私は自分自身を確立させるためには他人の演奏をくまなく聞くことは絶対に必要と考えております。
今でも忘れられないのが中村紘子先生のベートーベン「月光」のレッスンでの言葉。
「月明かりのなか、貧しく幼い兄妹が肩を寄せ合っている姿が窓越しに見えるの。」(正確には覚えていませんがこのような内容)
私の演奏に「情景」が重なったきっかけともいえます。
それが良いのか悪いのかは意見が分かれるところでしょう。
しかし「歌う」のにはなにかしら「イメージ」は必要です。
ふくらませ過ぎは禁物ですが、その曲のバックストーリーなどはそのイメージの手助けとなってくれるでしょう。
(*「月光」は曲が出来上がってからベートーベンではなく他人がつけたタイトルだそうです。ですのでベートーベンが「月光」をイメージして作曲していたわけではない、ということを念のため。)
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
皆様のレスを読ませていただいて、ピアノで「歌う」という事が少しわかったような気が致します。
ぷくぷくの小さな手で一生懸命ド〜レ〜ミ〜と弾いていたのがついこの前のような気がしますが
もうこのような事で悩む所まで来たのだなぁ…。
皆様のレスを参考に、ちょっとだけヒントをあげながら
娘の成長を静かに見守っていこうと思います。
遅くなった上にお一人お一人にレスが出来ず申し訳なく思っております。
丁寧なレスばかりで大変参考になりました。ありがとうございました。




































