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投稿者: フランツ (ID:OT.9z5p4nAw) 投稿日時:2010年 05月 04日 23:13
小2の娘ですが4歳からヴァイオリンを習っていますが、本格的にと思い4月から大学付属の教室の先生に変わりました。まー戻るというのか以前はサードポジションを弾いていましたが白本の3くらいから弾き方を直されています。
本当に完璧に弾かないと前には進めず最近娘のモチベーションが下がってきてしまい困っています。家での練習もあまりしないでほしいといわれさらに落ちこんでいます。
ポジションにも進めず、以前はビブラートもそろそろだったので本人はがっくりきていて
先生は自分のことが嫌いだから意地悪してるというようなことも
このくらいの時期は大変だからといつもなだめているのですが、練習も毎日何時間でもやってるこだったので私も困っています。
どのようにしたらモチベーションをあげられますか?
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【1719730】 投稿者: 経験者 (ID:Avl/kiTXbQo) 投稿日時:2010年 05月 08日 10:54
私も あるコンクールで様と同様の経験をしました。うちは結局先生を変えましたが子供がとても慕っておりましたので、今でもたまにその先生を思い出し恨みごとを言われます。
色々経験し色々変えてきた結果思うのは、音楽の本気とは結局、先生の力、言われたことを遵守できる忍耐力、親の資力。これに尽きると思ってます。 -
【1719825】 投稿者: ちがう経験者 (ID:n88rGQTPKOQ) 投稿日時:2010年 05月 08日 12:50
うちはそこそこコンクールに入賞者輩出歴のある派閥系の先生に幼少から
習っていましたが、小学校の高学年の時に複数のプロ奏者にみていただいたら
どの方からも「基礎ができていないので先生をかえたほうがいい」といわれ、
悩んだあげく先生を替わりました。
大きな派閥を脱してしまったので、先生をかえた直後から以前入賞したコンクールの
予選すら通らなくなりました。
レッスンプロの世界とプロ奏者の世界には大きな隔たりがあると感じました。
上にいけばいくほど嫉妬・派閥・資力が渦巻く世界だと思いました。うまく立ち回る
精神力も必要なのです。
フランツさま、具体的な練習方法を先生に直接おききしてみてはいかがでしょうか?
今現在、何がどうダメで、それを直すためには何をどう練習したらいいか、伺うのです。 -
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【1720363】 投稿者: 星の光 (ID:S74/v3TtTpI) 投稿日時:2010年 05月 08日 22:35
ヴァイオリンのレッスンをファッションではなく、本格的に(趣味や音楽進学関係なし)演奏能力を身につけ鑑賞に耐えうる力をつけたいと
望んだ瞬間から、ヴァイオリンのお稽古界の大変な渦潮に巻き込まれていくことになります。
しっかりと親子の希望する音楽とのかかわり方を見据えないと振り回されてしまいます。
お嬢様の演奏がどのようなものか見たり聞いたりさせていただかない限りには、何もアドバイスできないのですが、
私どももちょうど2年生あたりにコンクールなどに出かけて上手なお子様の演奏を見て、「こりゃあ、あかんわ。」
と親子ともども感じてしまいました。
それである程度の先生を求めて放浪しておりますが、先生は、やはり白紙の状態の生徒さんを望むようでして、
よそで少しでも経験があると要するに漂白の期間を設けて、指導のプランをお考えになられるのかも知れません。
わが子も練習が好きでかなりの時間を初歩の先生の云われたとおりに何時間もしていましたが、私は後悔しております。
間違った奏法を白紙の子供にさせてしまい、申し訳なかったと思います。
今でも、その癖はとれなくて致命傷じゃないかなと思います。
小2、3は、曲は進ませてもらえず我慢しきれず独断でコンクールなどにも出ました。
他の先生の講評をいただくことも良いかもしれませんね。
休んでいたようでしたが、小4では完全ではないですがバッハの無伴奏なども弾けました。
才能がおありなら練習を減らしても大丈夫だと思います。弾きたい気持ちが力みになっているのかも
知れませんし。。。
確かにいろいろな流派がありその伝統を引き継ぐのもお稽古かもしれませんが、
例外もあるようです。
古き良き時代のヴァイオリニストの映像ばかり見せていたものですから、いろいろな人の混合された
古めかしい個性的な演奏を今でもしています。どうやらそれは現代の先生には受け入れられないようでして。
大きな指導者さまですと舞台ばえのする音量や奏法を求められています。
その型にはまらないと楽しい展開はなく稽古がつらいものと化していく可能性はありますが、
ヴァイオリンがお好きなら上手になりたいんだというお気持ちがいろいろなことを耐えていける
力になるのではないでしょうか?
我が家では、そんなときよくコンサートにも連れていきましたし、先生に内緒でアニメやジブリなどを弾かせていました。
奏法を指摘された先生は、最後まで面倒(指導)に付き添っていただけませんでした。
耐えてきた私どもはどうなんでしょうか?と思いますが前向きにがんばっておりますよ。
私も子供の演奏は、今の音楽教育界では認められないなと自覚してなんとか形を治そうと
ものすごく勉強しましたが、この子の個性なんではないか?これは尊重すべきなのではないかと
思うようになりました。
無理に違う奏法の先生について身体を壊すぐらいなら、音楽進学はあきらめて
流れのままにいこうと思っております。ただ、もう少し時間をかけないと
わかりません。まだ、分数ですし身体もできていません。
あきらめずにまずは先生をご信頼してなだめすかして続けさせてあげてくださいね。
時間をかけなければわからないこともありますから。 -
【1720758】 投稿者: クライスラー (ID:DEeTyPo7LQM) 投稿日時:2010年 05月 09日 10:24
3歳や4歳でやわらかい右手で、左手は腕からのビブラートをかけている生徒さんもけっこういます。
そういう方は2歳くらいの習い始めのころから、正しい姿勢で正しいボーイングや押さえ方を習っておられたそうです。
セブシック、カイザーなどもとても早い時期にはじめられています。
やはり教則本のみのお教室では、あとになって修正するために余計に時間がかかると思います。
習い始めからそういう練習をされているお子さんは違うなあと思います。
プロの演奏の映像は基本の持ち方をわかった上でアレンジが加えられているので、幼い子が真似ると間違った癖がつくよ
と言われたことがあります。
体を揺らして弾いたりするのは、まずはまっすぐ立って正しくヴァイオリンを保持できるようになってからのことです。
体を揺らしてるように見えても楽器は動かさないということが映像を見てもわからないので、曲想をつけるために体を揺らしすぎて
美しい音が出なくなる子がたくさんいます。
顔の向きも同じで陶酔したように見える弾き方を真似ると左手を良く見て弾くことができなくなり、音程が狂います。
ポジションチェンジでそんなことをしていたら、難しい曲は絶対に上手に弾きこなせません。
うちの娘もテレビでヴァイオリニストの演奏を見て真似してしまい、次のレッスンで先生に叱られていました。
やはり自己流で学べば自己流の癖がつきます。生兵法はけがのもとです。
本気のお稽古はやはり美しい音が大切なので、一通り曲が弾けてからが本当のレッスンの始まりです。
間違えずに弾いた後、どこをどう表現するためにどんなテクニックを使って、どんな音で弾くかをさらに突き詰めます。
それが音楽的に弾くということらしいです。
普通に聞けば間違ってもいないし上手だね、という段階から、感動させる演奏を目指すという段階へ目的が変わります。
先生のおっしゃることを親も子も信じて、遠回りに見える道でも歩んでいくことが結局は本人のためだと思います。 -
【1720929】 投稿者: フランツ (ID:WdUsWROxSF2) 投稿日時:2010年 05月 09日 13:00
皆様、いろいろなお話をありがとうございます。
皆様のお話の中で白紙の状態というのがありますが、ほんとそれを今は痛切に感じていて
漂白を毎日しているようなかんじです。
娘は以前はジュニア用の教本とカイザーを使っていいましたが、初見でとがありあえず弾いて
しまうのでどの曲も1回か2回くらいで丸をもらっていました。
音程があってそれなりに弾ければというのが定着していたので今はそれを直されています。
まだ小さいのか癖もひどくなく矯正するのは大変なことではないですが
(あと1年遅かったらまにあっていなかったかも知れません?)
早く進むのがいいんだと思っている娘の気持ちを変えるのには大変でした。
先生からも趣味なら教本5を弾いてもいいけど、先生が教えるなら3からやらないと
その意味がだんだんわかってきているみたいですが? -
【1721001】 投稿者: 星の光 (ID:S74/v3TtTpI) 投稿日時:2010年 05月 09日 14:16
お母さまは、何故「3」からやらなくてはならないか?
ご理解できていますか?
このころは、カイザー、セブシック、音階、曲と一番大変な時期だったように感じます。
「3」は合理的に基礎練習がまとめられています。
曲集ととらえられるとつまらないかも知れませんが、とりかかりやすい基礎練習曲が網羅されておりますよ。
そう考えると先生は的確な指導ではないでしょうか?
曲の楽しさはわかりますが、こういう練習を大事に思えるお子さんてどうでしょうどれだけ見えるかわかりませんが、
本格的にと思われるなら当然という意識をお子様に伝えるのも大事なことかも知れません。
私どもも最近は、音階練習やその他のエチュードをさらってないと後ろめたい変な感覚があります。(笑)
「3」の曲が弾けないと「5」に行けないんではなくて「3」の基礎が出来ていないと「5」はとりあえず音は出せても
それ以上の演奏力につながらないということなので「3」が「5」よりレベルが低いとか捕らえられるとおかしなことになります。
よく某教本が数字が大きいの弾いてる人がすごいという感覚は、お捨てにならないといけませんよね。お子様が。。。。
そういった心構えができて初めて先生の方針を眺められると思います。
もし自分の子供が白紙の状態で素晴らしい指導者に初めからついたとしても
どうかなあ?と最近は思います。初めから自分の音楽を持ってる子でしたのでそれはそれで
いいことなんですが、ヴァイオリンの稽古は皆さまが感じておられるように
先生に染まることが出来る=演奏力が伸びるとも思います。
左手はある程度の訓練で調子よくなりますが、右手は、本当に難しい世界です。
これから、練習の取り組み方、時間の使いかたなどもお勉強ということではないでしょうか?
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