【広末涼子】明日、ママがいない　水10【三上博史】｜掲示板スレッド

なかなかだった。

楽しみです。

児童養護施設のおどろおどろしい雰囲気から、これはもう現実離れしたファンタジー？なんて
幾分拍子抜けを感じながら観始めました。でも悲惨な内容ですから、逆にこういった演出によって、
感情移入し過ぎないで済むのかも知れませんが。

養子受け入れ先の家庭も、不気味な人形屋敷だったり、岡持ちをさせられるラーメン屋だったり
かなりデフォルメされており、非現実感満載、マンガチックでこれはこれで面白かったかも。

でも、真希の母親のような人間は現実味があり過ぎて、辛くなりました。この場面では唯一
泣けました。ホント、あのタイプの人間は、子供なんか産まずに、一生女をやってろ！ですよね。

マナちゃんは、まだ９歳なんですよね。今回の役をやるには幼かったかな。威勢のいい役を
やるには、滑舌が悪くて台詞が聞き取り難いし、ボス的存在にはまだ力不足のような気がします。
本人も、周囲からの期待が大き過ぎて、空回りしているような気がするのですが。この役を
演じていくうちに変貌していくのでしょうか。

演技お上手ですね。

ちょうどNHKのクローズアップ現代が、一昨日はポエムのようなさわりのよいことばで現実を見ないようにする風潮の話で、居酒屋甲子園というイベントを取り上げていました。
居酒屋のオーナーらが立ち上げたイベントで、自分たちを熱く語れるもの勝ちで、夢、希望、感謝ということばが上滑りして、ブラック企業であることを隠していると思いました。
昨日はまさに児童養護施設の話で、日本は国連からも里子、養子を増やすよう、児童養護施設で育つ子どもを減らすよう言われているそうです。子どもにとっては、特定の大人から愛情を持って育つことが、心の安定には何よりと。しかし養護施設に預けっぱなしで会いにも来ない親の親権を剥奪する法律がないので、里子にも行かれず、養子縁組もできず、養護施設で宙ぶらりんになるらしいです。
フランスやアメリカは1年くらいで親権を失効されるそうです。フランスやアメリカはもっと養子縁組が盛んです。
ちょうどそういう番組を見たあとだったので、とても深い印象が残りました。

日テレは女王の教室で、担任の女性教師が、ひどいともいえるキツイ言葉が、実は奥底に愛がある、というドラマでしたが、今回もそうでしょうか。

とにかく上滑りする夢、希望、感謝、愛、などはけっこうです。どこかにそういう学校がありましたが。

芦田まなちゃん、一生懸命お仕事して、背が伸びなくならないといいな、と願います。
志田未来、安達祐実、大昔の子役ジュディオング、ジャニ系さんたち、みな小柄。

芦田愛菜ちゃんの演技が物凄く上手かった。ハマり役だと思いました。凄みのある目をしたかと思えば、小さな男の子にはまるで母親のような優しい顔をして、自転車の蹴り方もまあすごい迫力で（笑）引き込まれます。
台詞回しも自然で一段と上達したように思います。
ヘアゴムぱっちんぱっちんしながら冷たい目をしているところが気に入りました。

ラーメン屋さんはいい里親さんのようで良かったです。あの男の子が咄嗟に三上さんの後ろに隠れたのを見て、施設長は結構、子供たちに好かれてるんじゃないかしらと感じました。

木村文乃さんがお綺麗で見とれてしまいました。

まなちゃん、笑顔だと可愛いのに
ぶーたれた顔すると途端に楽天の田中将大に
似てると思いました。
マウンドからバッターを睨み付けている時の顔に
そっくりです。

三浦翔平さんが愛菜ちゃんのいるお風呂に入ってきた時はびっくりしました。あれはいわゆる前貼りみたいなのして撮影したのかな、なんてどうでも良いことを考えたり^^;
愛菜ちゃんの演技はさすがでしたね～！表情の変化や口調が抜群に良くて、ぐいぐい引っ張られました。櫻井淳子さんも一押しでした。ホラー映画さながらのシーンはもう、早く逃げて逃げて！！と。
怖かったですわ～。

重複スレッドが出来たようなので、投稿して順位を上げますね。
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