悪ノリついでに新旧オリンピック年（1964、2020）のと東大合格者都内高校対決
　　　都立　　　　　私立
先鋒　戸山（96）　　麻布 （66）
次鋒　小石川（80）　海城 （59）
中堅　新宿（96）　　駒東 （63）
副将　西（156）　　　桜蔭 （85）
大将　日比谷（193） 開成 （185）

私立は大将以外厚みがないと返されそうだ。

＞高校３年間で追い上げるにせよ、やはり到達点に差が出てしまいます。

東大入試問題をご覧になったことはあるでしょうか？
それほど難しい問題は出ていません。
教科書レベルのことがわかっていれば、あとは地頭次第です。
演習も１、２年もかけてやるほどのことはありません。数か月あれば、合格レベルに達するのは十分に可能でしょう。

子供は、高校受験組で、高２までは無理をして東大受験をしようとは考えていなかったので、通塾もせずにのんびりしていました。
ちょっとしたきっかけがあって高３になってから東大を目指すことにしましたが、それからの勉強でも十分に間に合っています。
その１年は、かなり本気で頑張っていましたが、寝る間を惜しんでというほどではありません。
また、子供は天才とか秀才とか、そういうレベルではなく、東大生としてはごく平均的なレベルだと思います。

ポイントは、中高一貫校の授業と公立ルートの授業の違い、ということになるのかもしれませんけれど、実際には子供はほとんど授業を聞いていなかったようなので（高校受験も大学受験も試験は個人戦だと思っていたようです）どちらに行っても結果は変わらなかったでしょう。

それから、東大のボーダー層は合格者の2/3もいるでしょうか？
昔、開成の校長先生が「東大入試問題を２回やれば、下半分の合格者は入れ替わる」と語ったことがありましたが、それでも1/2です。
東大の平均レベル以上の学生はかなり優秀です。

シナリオ1、シナリオ2のどちらも可能性がありそうです。
システムとしては中高一貫校の方が優れているので、小石川の伸び次第では、日比谷の潜在志望者が公立中高一貫校を念頭に中学受験に流れる可能性はかなりあります。そして、そうなると、その上位層の一部は、筑駒、筑附、開成、麻布あたりに志望を変える可能性があります。特に学費が安いのに全国トップ校である筑駒と成績無条件の奨学金がある開成の誘引力は高いと思います。そうなると、都立トップ校の躍進もこれで終わりです。毒親のために公立中に進む子にとっては、悲しいシナリオです。
また、高校の、男女枠廃止が都立中高一貫校に広がった場合、内申点の男女差の補正が行われない限り、男子の優秀層の幅広い公立離れをもたらす可能性があります。こちらも、男子の都立トップ校には厳しいシナリオですね。

日比谷だけでなく西もこんなに…
都立だけで一体何人受かってるんだ？！
集中し過ぎだろという気分になるのも分かる気がする。

しょうもないネタで何度もすみません。戸山の数字が誤っていたようで、訂正させてください。

　　　都立　　　　　私立
先鋒　戸山（101）　麻布 （66）
次鋒　小石川（80）　海城 （59）
中堅　新宿（96）　　駒東 （63）
副将　西（156）　　桜蔭 （85）
大将　日比谷（193） 開成 （185）

　　　都立　　　　　私立
先鋒　戸山（13）　　麻布 （86）
次鋒　小石川（18）　海城 （47）
中堅　新宿（1）　　駒東 （56）
副将　西（20）　　　桜蔭 （71）
大将　日比谷（63） 開成 （144）

合計 都立115 私立406

　　　都立　　　　　私立
先鋒　戸山（13）　　海城 （47）
次鋒　石川（18） 駒東 (56）
中堅　国立（19）　　 桜蔭（71）
副将　西（20）　　 麻布 （86）
大将　日比谷（63） 開成 （144）

昔の都立ってすごかったんですね。叩かれるのも分かる気がします。

中高一貫でもない中でどう勉強してたのか逆に興味があります。東大の難易度自体は変わってないようですが。