桜蔭とＪＧと豊島岡（医学部進学について）｜掲示板スレッド

>こと国公医に関する限り、「塾・予備校の力」が依然として大きいように思います。面倒見の良い、悪いに関わらず、塾・予備校通いは必須ということですね。


その通りですね。
しかも医学部狙いなら莫大な塾代が掛かります。
お金の心配がないのなら余計なお節介になりますが、
どうせ塾は必須なんですから、国立中学狙いという手もあります。
進路指導は全くないそうですが、自主自律精神旺盛な優秀な子が多く
鉄緑会に通う生徒も少なくないと聞いています。

この３校でも国公医を目指すというのは、それぞれ上位層にいなければならずなかなか大変です。
桜蔭でもある程度余裕で合格できる成績で、経済的な事情で国公医でなければならず、
また理系向きのお嬢様であるとの前提の話として、

・ご両親も医者になることを希望されると言うことであれば、周囲に同様の仲間が大勢いて進路にむけてブレがない桜蔭をお勧めします。
・それほど医者にこだわらず、挫折した場合でも多様な価値観を持って進路を考えて欲しいという事であればJGをお勧めします。
・塾・予備校通いはなるべく遅くしたい、学校からも大学受験に対してのフォローを期待したいということであれば豊島しか選択肢はありません。

うちも、スレ主殿とほぼ同じ事情でしたが、経済的な事情で豊島を志望するように誘導しました。

中学進学後も鉄緑会やＳＥＧなどの塾に通わせることが出来るのなら、ご本人の希望のＪＧでも構わないのではないでしょうか。
ＪＧ好きのお嬢さんを桜蔭に誘導するのは難しいです。
ただし、医学部進学を考えているのなら、桜蔭が有利（同じ意思を持つ同級生が多い）ということをお嬢さんにお話した上でのことです。むしろ、いろいろなタイプの同級生と交遊したければ、ＪＧに行った方がいいかもしれません。もう、このレベルになると校風がすべてなので。
どっちにしても、二日以降は豊島岡を受けることになると思います。医学部志望にとって豊島岡も良い学校ですよ。どのパターンでも、国立医学部進学希望者にとっては塾は必須です。

首都圏の医学科に進学の可能性が高いのであれば
JGが良いと思います。勿論、SEGや鉄、駿台市ヶ谷等と
ダブルスクールが前提ですが。
地方の医学科に行かれる率が高いのであれば、豊島岡が
良いかもしれません。
私のまわりのJGOGを見ると、根っからの都会人が多く都市以外だと
生活が精神的にしんどくないかなと思いますし、実際、
子供が在学中の地方医学科では、白百合、豊島岡、櫻蔭は居ても
JGは居ません。塾の進学報告を見ても、白百合、豊島岡は
地方にも行っているようですが、JGは、首都圏が多いように思います。
でも、お子さんの意向も大事にして学校を選ぶことが大事だとも思います。

＞首都圏の医学科に進学の可能性が高いのであればJGが良いと思います。

首都圏の「国公立」医科に進学できるなら、桜蔭、豊島岡どちらの方も進学してると思いますよ。
首都圏国公立医科は東大レベルより上なので、どうしても国公立医科の方は地方を選ばざるを得ないのでしょう。
JGは一人っ子率が非常に高いとも言います。地方に出るよりは私立医科をあるいは医科以外を選択されるものと推測します。

とにかく首都圏国公立医科だからJGというのはおかしいと思いますが。

まだ小学生ですよね。
医者を目指すために中学校を選ぶというのは親としてどんなものなのでしょうか。
将来の夢って簡単に変わることもありますから。

女の子であればどんな女性に育ってほしいか、どの学校の雰囲気に染めたいのかもお考えになってはいかがですか？

学校説明会では『１０年先を見据えた教育を…』というフレーズをよく耳にします。
たとえ同じ医学部に進んだとしても、桜蔭出身なのかJG出身なのか豊島岡出身なのか、以外と見比べられることが多いですよ。

中学受験塾NO.1、
SAPIXの進路指導として、

桜蔭受験者には豊島岡（2,3,4日の3連戦）を薦める。
但し、
JG受験者には豊島岡（3連戦）は薦めない。。というセオリーがあるそうです。

理由は簡単で、
桜蔭受験者が万一桜蔭に落ちても、３連戦のどっかしらで引っかかる可能性は高いですが、
JG受験者がJGに落ちた場合、「豊島岡３連敗」する可能性が非常に高いからです。
どこかもっと偏差値の低い、かつ問題の簡単な学校を薦められます。

上記は、偏差値（80%合格ﾗｲﾝ）だけの問題ではありません。
実際は、桜蔭の入試問題の難易度とJGの入試問題の難易度が”著しく違う”ところにあります。

桜蔭は、東大入試の現代文ﾚﾍﾞﾙと評される難問の「国語」を初め、
「数学」も難問が出ます。
国・数の配点も高いです。

対してJGには難問が出ません。
但し量が多いため、制限時間内に大量の問題を捌く正確性とスピードが要求されます。
問題自体が簡単なので、合否ボーダーラインは約8割と高めです。
国・数・理・社と均等配点なのも特徴。
理・社で稼ぐことも容易です。


対して豊島岡はどうでしょうか。

はっきり言って難問が出ます。国語の超長文記述問題はありませんが、設問は”やたら多い”です。
（・・一度、各校の入試問題を御自分で解かれてみれば、顕著にわかると思います。）


これでおわかりだと思いますが、
6年次で「JG志望コース」に入った生徒達は、スピードと正確性には磨きがかかるものの、
難問に対処できる能力がなく、
桜蔭はもちろん、豊島岡にも受からない生徒が多くなるわけです。
（・・・あくまで、マクロの傾向の話です。例外となる生徒は常にいますので御注意を。）

以上のことから、
仮にJGを第1志望とされる際には、「一発で決めないと後がない。。」ぐらいの覚悟が必要かと思われます。

親子共に医師を目指すならば、
やはり桜蔭第1志望、併願豊島岡がベストでしょう。

サピではありませんが、JGを第一志望にしていますが、併願校に悩みます。
偏差値的には、早実・筑波附も視野に入れています。

豊島は非常に魅力的な学校だと思っています。今は桜蔭の併願にはなってもJGの併願にはなりにくいと思っています。

しかも、JGを第一志望にすると、難問系は飛ばした対策をするので、どうしても奇問・難問が出る共学校の対策がうまく図れないと思い悩んでいます。