新興校の良さと悪さ｜掲示板スレッド

で、どうしたいのかよく分からない。
広尾って、昔の順心女子でしょ。

今は相当上がってる。　かつての学校と同じではない。
そう言えば、鷗友もかつては広尾と同様に偏差値低かったのが今では・・でしょ。

広尾は今や洗足と並べても良いのではないでしょうか。

私達の受験の頃は（30年以上前ですが、、）「洗足？」って感じでしたよ。
頌栄も当時は？でした。
ついでに言えば豊島岡だって当時は運針だけが有名な公立高校の受け皿校と言う位置付けでしたし、
渋々だって女子校時代を知っている人はとても今の変わりようにびっくりしますよ。


それが時の流れと学校の努力でここまでの実績をあげているのですから。
洗足はそれまでの建学の精神などを変えず進学校へベクトルを向け緩やかに登って来たと思いますが、
広尾は順心時代から一変、共学になり猛スピードでここまで変革したというのは、
学校と言うより企業のような戦略を持ってやってきたのだと思います。
だとしても進学実績を上げて、偏差値も四谷では洗足と並んでいるのは、たいしたものだなと、感心しています。

広尾や年々偏差値が上がっている都市大等々力、中大横浜などは成功例で
アゲアゲの今が確かにピークなのかもしれません。
まぁ都市大等々力はまだ3年目だから本当の6年一貫の一期生が出るまで評価はお預けかもしれませんが、
それでも今年卒業の高入生の進学実績も3年だけの成果にしては悪くないように思います。
かえつ有明も入学偏差に比べたら進学実績はいいように思います。

新興校で進学校を目指していても偏差値的に低迷している所は沢山ありますよね。
教育内容も一新し頑張っていても、入学偏差値や大学進学実績がなかなか上がらない所などもありますし、
一時的なブームで終わってしまう学校もありますし、、。6年後を見据えて学校選びは難しいですね。
でも昔のイメージにとらわれ過ぎると、良い学校を見過ごしてしまいそうですね。



急激な改革の学校は、賭けのような感も否めませんが、生徒も保護者も学校と方向性が
一致し一緒に作り上げていく様があり、伝統校の「学校に染まります」と言う感じではない
一体感があると思います。先生もやる気に満ちていそうですし。


余談ですが洗足も頌栄も？と言われた時代に私が入学した御三家の次くらいの
ポジションだったミッション女子校。
今や当時からは考えられない位の偏差値に下がってしまいました。
のんびりとした穏やかな校風に胡坐をかいていたのか、頑なに制服のリニューアルを拒んだせいか
（半分冗談ですが半分はそう思っています。）受験者数が減り、進学実績も上がらず、
それに伴い偏差値下降。
私自身は充実した学生生活でしたが、今思うともう少しお尻を叩いて勉強させてくれても
良かったのかな、などと、親の立場になってからは思いますね。
ただ伝統ミッション校には落ち着いた良さがあります。時々学校に行くと今でも実にほっとする場所です。

もちろん伝統校でも進学実績が素晴らしいところはありますからね。


新興校と伝統校は保護者のタイプも違うような気がします。
またお嬢様の性格にもよると思いますが活発なお嬢様でしたら
イケイケ新興校でもやって行けるのではないでしょうか。

新興校といってもいろいろでしょうが、急激に偏差値が上がった学校は危険です。
理由は、教師が生徒についていけない可能性が高いからです。

持ち上がり制だった場合、担当が高３から中１に変わる時に偏差値が１０違う生徒を教える。
ということが発生する可能性があります。
生徒に合わせようとすると、教材や教え方などすべて変える必要がありますが、簡単ではない。

男子校でも急激に偏差値が上がって、急激に偏差値が下がった学校もあります。

急に偏差値があがるのは、生徒がなかなかあつまらず、ある学校は共学になったり、制服をかえたり、名前を変更したりして塾に、優秀な生徒が受けてもらえるように誘導してもらうというらしいですね。中学受験終了した知人が『サピで一番最下位で先生に勧められてうけたところがここ』らしいです。塾の先生はあまりお金を宣伝費に使わない学校は偏差値が低く出す。とききました。偏差値にまどわされずに、生徒の将来を考えて、教育してくださるところをさがしたいです。塾の策略も見抜く目も必要なのだと思いました。急に偏差値がさがるのも、塾の思惑があるのかもしれないので、偏差値だけで決められないですね。

急ごしらえは危険です。
お勉強だって、短時間詰め込みで暗記したことってすぐに忘れちゃうでしょ？

手のかかっていないものはすぐにボロが出るのです。

広尾は確かに頑張っているとは思いますよ。
でもまだ一部の生徒が実績を稼いでいるのかな。
聞いた話によると大学合格実績を意識していない先生がまだまだ多いようです。
良し悪しなんですがクラブ活動に力を入れ過ぎて大学受験を意識したタイミングで既に手遅れだったという知り合いの卒業生徒の話を聞きました。
学校説明会では週三回の活動で勉強が二の次にならない様にしますと聞いたのに蓋を開けたら
週三回というのは建前でほぼ毎日高校三年の時期まで強制参加だったそうです。
それでも大会でブロックで二位とか大学推薦にも使えない結果だったとか。
全ての部活ではないかもしれませんが週三〜二回程度に押さえる活動が理想だったのに先生が一番熱心だったのでしょうかね。