麻布か海城か？｜掲示板スレッド

麻布はよく分かりませんが、海城のうちの学年は上位層と下位層にはっきりと分かれました(山がふたつあるイメージです)
海城生はやるやつとやらないやつとではっきり差が別れますが、下位層の生徒にもきめ細かく指導してくれる学校なのでそこはすごくよかったです。

とはいえ高3中盤で下位層だと国公立はかなり厳しいのが現実です（もっとも今麻布を狙えるレベルの能力があるならば、がんばり次第でどうにでもなるような気はしますが……）
長々と駄文失礼しました。

■2016四谷　合格者平均偏差値　男子(’16入試結果分析資料集より）

1日
開成　　69.5
駒東　　64.8
麻布　　63.3
早稲田　62.3
武蔵　　61.8
海城　　61.5

3日
筑駒　　70.0
早稲田　65.5
浅野　　63.8
海城　　62.7
　

上記、今年度の合格者平均偏差値を見ると、校風その他を考えない、難易度の乖離（第2志望は、－３～－５が定石)だけでのベストカップリング
開成ー早稲田
駒東ー筑駒
駒東ー海城
麻布ー都小石川（58.1　出題傾向が類似）

駒東ー海城だと海城は3日なので、偏差値の差が小さすぎるのでは？

合格者平均偏差値と結果５０偏差値の差の意味を考えてみた。合格者偏差値はその名の通り、結果５０偏差値は、上から数えて、のべ合格者とのべ不合格者がちょうど同じになる偏差値と考えればよい。総じて、合格者偏差値が高いのは、実質倍率が２倍以上なら、当然そうなると考えられる

でも下表を見ると、乖離の大きい場合と小さい場合がある。例えば海城２は乖離は０．７と小さいが、駒東は２．８と大きい。筑駒は１．０と小さいが、浅野は２．８と大きい。５０偏差値はボーダー偏差値といえるから、合格者の偏差が小さいのが、海城や筑駒で、偏差が大きいのが駒東、浅野だといえる。
なぜ同じ2/3で、浅野が大きく、海城は小さいのか？早稲田は比較的大きく、筑駒が小さいのか？それは、海城は、早稲田や筑駒を選べない層が主に受験しているということと、浅野は場所柄、バッティングする学校が少ないので、比較的広範囲の偏差値帯の合格者がいるように思う。浅野は１回しか受験機会がないから、併願校として浅野を選ぶグループと第一志望グループでばらつきが大きいのかと思う。筑駒は最上位層しか受けないので、当然偏差は小さくなる。

１日は
麻布、武蔵が小さくて、開成、駒東、早稲田、海城１が大きい。これは面白い。
開成、麻布は分かる気がする。最上位層は開成に流れるが、麻布で多少低い偏差値なら、その下の学校に流れるので、麻布は偏差が小さい。

あとは入試の質か？　難解で専用の対策をしないといけない、麻布、武蔵は偏差が小さく、一般的な出題をする学校は偏差が大きい。予想は尽きない。

四谷2016
合格者平均偏差値　　　結果５０偏差値
1日
開成　　69.5 　　　　　６７
駒東　　64.8 　　　　　６２　
麻布　　63.3 　　　　　６２
早稲田　62.3 　　　　　６１
武蔵　　61.8 　　　　　５９
海城　　61.5 　　　　　５９

3日 　　　　　　　　　　
筑駒　　70.0 　　　　　６９
早稲田　65.5 　　　　　６３　
浅野　　63.8 　　　　　６１
海城　　62.7 　　　　　６２

訂正です。

＞１日は
＞麻布、武蔵が小さくて、開成、駒東、早稲田、海城１が大きい。これは面白い。

正しくは　麻布、早稲田が小さくて、開成、駒東、武蔵、海城１が大きいでした。問題の質？では説明がつかなくなりました。やはり偏差値帯の差でしょうか？

開成駒東　＞　麻布早稲田　＞　武蔵海城１
偏差大　　　　　偏差小　　　　　偏差大
で交互に、偏差大きいと小さいを繰り返すということだと思います。