情けない｜掲示板スレッド

昔図書館で読んだ「こども力がいっぱい　あなたが子供だったころ」
という河合隼雄さんのインタビュー集に筒井康隆さんが河合さんにインタビューされるうちに中学校時代の過ちを告白する
箇所がありました。
正確には覚えていませんが、だから嫌なんだ、こんな風に河合さん相手だとしゃべってしまうからとかなり動揺されていて、
あの筒井さんが少年のようになってしまったのがとても印象に残っています。

動揺したということは、心の奥底にずっとしまっていたということですよね。
でも、過ちを犯したその時は、おそらくポーカーフェースで生意気な態度だったのではないでしょうか。

なにが解決法なのかは、わかりませんが、ふと、読んで見られたらよいのではないかなと思って書き込みました。

冷静さを失って、子どもに暴力・暴言をぶつけ続けるのはどうかと思いますが、
「窃盗で捕まった息子の肩をポンと叩いて微笑む」というのには
物凄い違和感を覚えました。

息子さんは充分分かって反省されてるとは思いますが、
やはり親からの諭しは必要かと思います。

こういう時こそご主人様の出番では？

おおいに泣いて怒って、引っ叩くべきと、おっしゃっている人がいますが、感情的になっている人間の言う事をまともに聞いてくれる人なんていないです。
暴力からは何も産まれません。

反省を促し、二度とさせないためにはどうすべきか、
冷静に対応すべきです。感情的になってはだめです。

肩をポンとたたいて
はお父さんが叱っている場合ですよ。
両親で一緒に同時に叱責しない方が良いと言う意味です。

ひっぱたくのは良くない。
母親は話すきっかけ、隙を作ってあげる事です。

　　軽はずみな行動が警察沙汰になってしまった・・・。
そして、息子さんは今反省しようとしているそぶりがある。
これは、今後の親子関係がいい方向に行く千載一遇のチャンスになるかも知れません。
逆に言えば、このチャンスを逃したらいけないのではないでしょうか？
　子供にはダラダラでなく、的確に自分の愚かさを反省させる。
そして、不安と孤独感で一杯だろう息子さんに
「どんなことがあってもお父さんとお母さんは君が世界で一番大好きだ。」と
しっかり伝えてあげてください。
子供は「こんな俺。親も嫌気がさしているだろう。」と、今不安でいると思います。
決して口では言わないし、むしろ反対の発言をしてしまうでしょうが。
両親は自分の最高の味方だと分かった瞬間、憑き物が取れていくことを祈っております。
　
　私の弟も、未成年での喫煙、飲酒、万引き（窃盗に近い）、自転車泥棒、全部やりました。
親が諦めずに向き合い続けました。更正できたのは高校三年生くらいでした。
その後有名大学に入り、総合商社、今は海外赴任と、画に描いたようなコースです。
昔、やんちゃすぎた経験はハードな商社の世界では逞しさに変換したようですから、
息子さんの「今」も将来の強みにするくらいの気概で踏ん張ってください！！

　余談ですが、その弟は現在自分の息子の反抗期と戦っております！！
　

当方、司法関係者です。
少年事件に関して、いわゆる普通の反抗期から生じる喫煙・飲酒・不良異性交遊などと、万引きや窃盗を始めとする軽犯罪は意味が違います。
前者は自分をおとしめるのが主（そこからグループ化して別の人権侵害行為にいたることはここではおくとして）、後者は被害者が存在する点が違っています。
教育的観点でのコメントはすでに何人もの方がされていますので、ここで申し上げたいのは、当該の行為により誰かに迷惑をかけたのだ、被害を生じさせた、という自覚をここで本人に持たせることの必要性です。くれぐれも「警察にお世話になった、世間を騒がせた、親に迷惑をかけた」
ことが反省ポイントではありません。それでは、「ばれなかったらいいんだ、家から出てしまえばいいんだ、警察や親にぐだぐだいわれさえしなければ」と本人の中で帰結する恐れがあるからです。
なお「自転車窃盗というが、駅前の放置自転車に代表されるように、ほんとに盗られて迷惑なんでしょうかね？」という気持ちを持つ人もいらっしゃるかと思いますが、万引き・窃盗などの軽犯罪には「遵法意識の低さ」があらわれていると見るのが一般的です。法を守らなければならない、との意識のハードルが低い、ということはもっと大きな犯罪につながる芽がある、という解釈です。
法は道徳的モラルよりそのハードルは低く設定されています。
できましたら弁護士や教育カウンセラーの手を借りて、家庭だけで抱え込まずに対処なされるのがよろしいかと存じます。

更生の仕方様がおっしゃるのは正論で、専門家に異論を唱えるようで僭越ですが、
息子さんは今、そんな自分が嫌いで、自暴自棄、不安になっているかもしれません。
そんな時に、親が向き合ってくれなかったとか、警察や弁護士の手に委ねた、などと思わせない方が良いと思います。

まずはスレ主様がこの事件をものすごく重く受け止めていて、被害者や警察などに申し訳なく思っていること、同時に息子さんを心から愛していて味方であること、その二つを息子さんにどうやって伝えるかだと思います。
引っ叩くのも、悠然としているのも、良くないのではないでしょうか。

やはり、スレ主様がジタバタして、関係者に頭を下げまくる一方、息子さんにはゆっくり話を聞いて、自分のやったことを良く理解させ、それでも味方であると伝えるしかないと思います。

主様の息子さん、自転車の窃盗なんてたいしたことないって思っているから、今回友達が盗った自転車を乗り回して
いたのですよね？

私の知り合いは被害者側で、顔見知りに窃盗されました。
もちろん目撃者とかいたのでわかったのですけど、あろうことかその犯罪を犯した子供の親は被害者に謝るどころか
すっとぼけてたようです。

まさに「ばれなければいい」「被害者より自分の保身」を親が実践したわけです。
被害者だった知り合いは、警察に犯人として届け出こそしませんでしたが、当然その親子からは離れることに。

それどころか、その話(その前にも同様のことをしでかしていたのですが)を武勇伝のごとく他人に話してたようです。
軽犯罪という認識がまったくないのです。
こういう親に育てられる子供は本当にかわいそうだと思います。

主様も動揺しているからかと思いますが、何はともかく被害者の方への謝罪はちゃんとしてくださいね。
未成年の犯罪は、保護者である親の責任です。

私は更生の仕方様に同意します。