未だに靖国神社？｜掲示板スレッド

客観的にみれば、大本営が「絶対防衛圏」と位置付けていたサイパンが陥落した時点で日帝は完全にアウトだった。
そもそも1944年で日本敗色が濃厚だったのに、昭和天皇始め戦争指導部が自己の保身のために、より有利な条件で
講和したいとの願望から「一撃講和論」に与したことが最大の失敗。それがなければ、沖縄戦の悲劇や本土空襲、
広島や長崎の原爆投下もなかった。なにより、1944年からの1年間で、太平洋戦争全体の戦死者・戦病死者ら犠牲者の
多くが占められているという事実が悔やまれる。

昭和天皇など、沖縄方面の作戦行動などに積極的に口出しをしている。
文字通り、軍の大元帥閣下としての行動をとっている。

だからこそ、本土決戦を控え武藤を密かに満州に派遣、関東軍の様子を探らせたのだ。
しかし、その武藤から関東軍の装備は不備、士気も最低との報告を受け、
「精強の関東軍にしてそのありさまか」と落胆した。
しかも、敵の上陸が予想される九十九里や九州方面の防備すらままならぬ状況に苛立ち、陸軍を叱正している。

このような昭和天皇に戦争責任あることは当然である。
もし米国とソ連との冷戦激化という事態さえ出来しなければ、米国に昭和天皇の利用価値はなかった。
また、真珠湾攻撃の宣戦布告に際し歴史的大失態を演じた在米日本大使館の寺崎ら当時の外務官僚らが
自らの保身のために天皇の戦争責任回避に暗躍（たとえば、マッカーサーとの会見時の天皇発言ねつ造）
したことも指摘しておかねばならない。

そのような米支配層の「反共」目的での政治的配慮の結果をぶち壊したのが、今回の安倍らによる靖国公式参拝である。
米国からすれば、まさに「祖父（戦犯・岸信介）の心、孫（安倍）知らず」といえようか。

周知のことと思うが、再整理させていただきたい。

1. 祀られたくない者が祀られていること
日本人で故人が英霊と呼ばれることに反対の遺族、台湾人・韓国人で一方的に祀られたことに反対の者、更には台湾・韓国人生存者すら祀られておりその本人、それぞれが合祀の取り消し、分祀を求めたが、靖国側は合祀した祭神は全体で一つになっているから一部を切り分けることは（もしも、すべての遺族が希望したとしても）できないとして拒否、最高裁も「神社の信教の自由」なる珍妙な解釈で靖国側に立っている。

本人・遺族の遺志・意志で祀ってもらう真っ当な神社ではなく、勝手に祀る対象を決めてよく、明確に嫌だと言っても抜けることはできない、まるでカルト宗教のようなものである。カルトも自由だが、カルト宗教に首相が参拝しているのだと明確に認識の必要がある。

2. 政教分離問題
公的参拝については違憲判決が出て確定している。私的か公的かの区別は三木武夫が所謂四原則を作ったが、小泉が公用車使用・MP付・総理肩書付によって反故にした。高裁もこれを私的参拝と支持しているが当否はいかがか。安倍の参拝は小泉路線を踏襲し、玉串料は個人が負担したので私的というつもりだろうが明確にしていない。肩書を書いたら公的だというのが一般国民の感覚ではないか。

3. A級戦犯合祀
靖国は戦地での死亡者しか祀らないという原則がある。乃木希典、東郷平八郎すらこの理由で祀られていない。A級戦犯は死刑ないし病死であるから明らかにこの原則から違背する。つまりA級戦犯「も」祀られているのではなく、A級戦犯は靖国自身が原則を曲げてまで祀っているのであり、そこにはそれらを特別視する考えが表れていると理解できよう。つまり、東京裁判の結論を明確に否定する考え方をもつ団体なのである。繰り返しになるが、カルト宗教としては自由だが、そういう史観を持った団体であることは再確認するべきである。

また、靖国を参拝したからと言ってA級戦犯を参ったわけではないという珍説もあるが、１．を見ればわかる通り、靖国自身が合祀されているものは一体といっているので、この説は靖国の考えを前提にすると成り立たない。

国際世論への配慮、参拝のタイミング等の問題を考える前に、国内問題としても未整理であることを各位の確認のため整理させていただいた。

だれか天照大神に祀ることの許可をとったのか？ 笑
戦犯？祀ることが何か法に触れるのか？
八百万の神の国の文化も理解できないで整理している君は日本人？

神社本庁＝伊勢神宮、出雲大社等正統な神社には何の問題ない、どころかお参りもしている。明治に天皇の命で創り、陸海軍が管轄していた時には流石に神社を名乗るのは畏れ多いというマトモな感覚であったものが、戦後のドサクサで東京都に神社と認めさせただけの新興宗教団体であることは動かない事実。日本の伝統神道とは無関係なのだよ。同じ意味で神社として考えては、伊勢神宮等に失礼。そんなこともわからないでなんでも一緒くたとはそれこそ日本人か？。伝統・日本古来の文化を重んじるのであれば、カルト団体ではなく、伊勢神宮にこそ祀って欲しい、くらいの感覚は出てこんか？

＞つまり、東京裁判の結論を明確に否定する考え方をもつ団体なのである。繰り返しになるが、カルト宗教としては自由だが、そういう史観を持った団体であることは再確認するべきである。

その通り。
ゆえに反動派はこの悪の総本山加担に狂奔する。
したがって、その一味たる安倍にとっては当然の行動なのであろう。
しかし、世界から見れば極めて異端で偏狭な歴史修正主義（軍国主義）に映る。
ましてや、公人としてならなおさらだ。

安倍の個人的な思想や史観によって、今後いったい日本はどれだけ損失を蒙ればよいのか。
いまや世界中が日本を反省なき懲りない危険分子と見始めているのではないか。
このままでは、日本＝北朝鮮と見做されるのも時間の問題である。
2020年のオリンピックは開催できるのであろうか。

＞祀られたくない者が祀られていること




父親が中国人、母親が台湾原住民の高金素梅さん。
選挙に有利だからって台湾原住民地区から出馬したけど
中味はバリバリの反日中国人。
その高金素梅さんが2005年に
「合祀された台湾人の魂を持って帰っていいか」と
靖国神社側に尋ねたところ
「それで気が済むならいいですよ」と返答を得たため
なにやらムニャムニャと５分間祈って「魂を持って帰った」はず。
それなのに以降も毎年のように靖国参拝反対デモをやってるのよね。
あのムニャムニャ儀式で、もう台湾の人の魂は無いんじゃないの？
この方のこの活動は、中国の援助を得てやってます。
だから当の台湾人からは馬鹿にされてます。
しかも本当の台湾の人たちは
「台湾人戦没者も大切に慰霊してくれて感謝している」
とおっしゃっています。

他人の合祀を問題にする高金素梅の例と、生存者本人・遺族の合祀対象者名簿（霊璽簿）からの削除要求を同列に見るのはあまりにも粗雑な話。これらも皆反日だから対応の必要がないとでも仰るか。（そもそも、反日云々と削除対応如何は関係ないが）。

実は2000年代前半までは、靖国は生存確認者の霊璽簿からの削除要求には応ずるとしていた（外国人に対しても）。戦後混乱期の戦死者名簿には不備もあろうから、当然の対応である。それが一時期から一律拒否となり、文句があるなら裁判で争え、という態度に変わったのである。推測だが、2006年の富田メモ（天皇がA級戦犯合祀を理由に以後の参拝を止めた）公表による、分祠要求の高まりに備えた一種のアリバイ作りであろうか。