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【5102910】哲学(神学・仏学含む)を深く学べる大学

投稿者: 哲学も宗教も良く分かっていない母   (ID:m5Kv0OuhFzc) 投稿日時:2018年 09月 02日 13:46

高3の子供の親です。
大学の学部選びで悩んでいた子が、夏休みに神父様のお話を聞きに行ったり、ネットで知り合ったお坊様(若い方のようです)と話をしたりして、最終的にやはり哲学(宗教学)を学びたいと・・・。
前々から興味はあったようですが『哲学は食えないから』というような理由で選択肢から外していたのですが、やはりどうしてもという事のようです。
都内から通える範囲内の哲学を深く学べるお勧めの大学を子供なりに探し出しました。

実は高1以降、全く模試を受けていません。
大学も行くのか行かないのか?というようなレベルの話し合いを親子で何度も繰り返し大学の受験勉強が必要なのか、大学の受験システムは云々というところで本人が答えを見いだせず停滞しているような状態です。
できれば、起爆剤になるようないい大学が見つかれば・・・と藁にもすがる思いで時期も時期ですので、お勧めの大学並びに今の時期から強化すべき勉強内容等のアドバイスを頂ければとスレッドを作成させて頂きました。

参考にならないかも知れないのですが、高校受験時の偏差値は駿台模試で65前後でした。情報が乏しく曖昧な質問で申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

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  1. 【5105198】 投稿者: 哲楽  (ID:dqosLMSwj6A) 投稿日時:2018年 09月 04日 18:19

    起爆剤を求められているということなので、今高3とのことでなかなか時間的に厳しいかもしれませんが、日本倫理・哲学グランプリに応募してみてはどうですか?


    あと、もともと理系を目指していたということなら科学哲学の分野をめざしていくのもよいのでは(お子さんが関心があるかどうかですけど)。 
    科学哲学では東大より京大の方が研究が盛んだと前に書きましたが、村上陽一郎を輩出している東大でももちろんよいし、一橋大学でも科学哲学の研究室がありますよ。
    ttp://www.soc.hit-u.ac.jp/teaching_staff/igashira.html
    この井頭先生は、学部は理系出身で、大学院から文転して哲学を学び、大学教員へ…という経歴。
    スレ主様のお子さんの場合も、そんな進路も可能性としてあるよーというのを知っておくと幅が広がるかも。
    それに、もともと理系だったのなら数学が強いでしょうから一橋は受けやすいかと思いました。

    あと、最近は哲学者でも大学に隠って文献ばかり読んでいるのではなく、外へ出て哲学を広めるためのアウトリーチ活動に積極的な方もけっこういます。
    立教の河野先生とか、調べてみてくださいね。
    そういう先生にはアクセスもしやすいかと思うので、関係しているイベントを探して参加したらどうでしょう。
    大学選びへのアドバイスも受けられたり、刺激にもなるのではないかと。

  2. 【5105222】 投稿者: 前衛党  (ID:94fH7OspptA) 投稿日時:2018年 09月 04日 18:49

    哲学をやりたいとの若者の話は嬉しくなる。
    「金もうけ」やら「外資」とやらで学部・学科を選ぶ風潮にウンザリしていたからだ。

    一昨年から、私も必要あって修士課程の哲学(ゼミ)に顔を出した。
    先生は、たしかに東大哲学の方であった。カントやドイツ留学の話も興味深かった。驚いたことは、院生以外に学部生も複数聴講に来ていたこと。皆、一様にまじめで熱心であった。

    そんな私から助言できるものはないが、元外務官僚で作家の佐藤優『私のマルクス』(文藝春秋)をお薦めしたい。彼の同志社大学神学部在学中の様子が描かれている。そこに、今では数少ないまじめに文系の学問をした学生の姿を見ることができる。

    なお余談。
    強風のため電車が止まるかも、との家人からの連絡を受け慌てて大学を後にした。たしかに帰宅自体は致し方ないが、思考を中断され中途半端になったことに不満が残る。生活音が聞こえる拙宅のような狭い空間では、モノを考える作業は不適なのかもしれないと感じる。大学という場の有用性を思う。哲学も同様であろう。

  3. 【5105330】 投稿者: 哲学も宗教も良く分かっていない母  (ID:m5Kv0OuhFzc) 投稿日時:2018年 09月 04日 21:16

    たま様、それなら様、そう様、哲楽様、前衛党様、コメント有り難うございます。

    子供の父親は幼少期に亡くなっています。
    その父親の愛読書がニーチェでした。
    聖書も常に傍らにありました。
    子供は父親を追い求めているのか、それともDNAのなせる技なのか・・・。
    父親が生きていたなら、きっと朝まで語り合っただろうに。
    父親にそっくりです。

    子の父親は学生運動に参加したと言っていました。
    高校時代に東大で天ぷら学生して結局大学には行かずです。
    ですので、そっくりの我が子ももしかしたら大学に行く価値を見いだせず・・・となるのではと気が気ではありませんでした。

    哲学には高2時から興味はあったようですが、『哲学は食えない』と二の足を踏んでいたようです。
    哲学的思考というのでしょうか。
    何でもどんな教科でも些細な事で考え込み探求しないと気が済まないので、受験システム自体自分自身には合わないとすっかり自信をなくしてしまっています。
    私は哲学には無知ですので、何もできず歯がゆいばかりです。

    子の父親はオーディオマニアでした。
    子供は音響の専門学校は行きたいとパンフレットを集めだし、恐らく子供の学校では唯一一人の専門学校進学者となりそうなところをなんとか大学進学へと説得して今に至ります。
    大学も専門学校も行けばいい。
    どちらかを選択してどちらかを諦める、そうではなく全てを手にして欲しい。

    晩ご飯時に哲学オリンピックの話をしましたら、興味を示しました。
    『科学哲学って知ってる?』と聞くと、饒舌に説明し出しました。
    色々お知恵をお借りでき、子供との会話の糸口を得る事ができ本当に嬉しく思います。感謝しています。

  4. 【5105672】 投稿者: 哲楽  (ID:EraSbU/Hsw2) 投稿日時:2018年 09月 05日 09:09

    スレ主様、お子さんと哲学のことを話せて良かったですね。
    私も嬉しく思いました。
    また、息子さんもお母さまと哲学のことをお話できて嬉しかったのではないかと。
    哲学好きな高校生というのは希少種ですから、孤独を感じやすいと思うのです。
    うちの子も、表向き明るくて友達は多いのですが、自分を全開にして喋れるような相手は校内にはなかなかいないそうです。
    そのため、哲学のことを話せる友を外に求めていきました。

    受験に関しては、うちの場合はエデュでもよく話題になる中高一貫校の一つに通っていて、周りが受験まっしぐらの雰囲気が非常に強いです(しかし学校の授業は受験色が薄くアカデミックなものです)。
    そのため、内面的に受験システムへの葛藤はあっても、周りを見て自分の置かれている状況を受け入れていきました。

    またうちの子の場合は哲学に興味がありながらも、結局理系志望となりました。
    数学や物理も根っこは哲学に繋がると捉えているようです。
    古代の数学者や物理学者は、哲学者でもあったという事が多いですものね。
    SEGという、中高生であっても数学や理科の深遠な世界に触れることができるような塾に通いまして、それがきっかけとなりました。
    点を取るためのテクニック重視の塾だったら、うちの子の性格からして反発してダメになっていた気がします。(※SEGも高2冬頃からは演習中心で受験カラーが強まります)

    なんとなくスレ主様のお子さん、優秀で感性豊かで、様々な人との邂逅でグングン伸びて行かれるタイプと想像します。
    受験前になんとか、勉強へのモチベを高めてくれるような哲学科の先生なり学生さんなりとお話する機会があるといいですね。

  5. 【5107444】 投稿者: 通りすがり  (ID:sID0CFmoLKc) 投稿日時:2018年 09月 07日 09:42

    わたしはお子様はすばらしいと思います。国際?経営?AI?人気の学部を出てその後の社会や会社でどんな会話をし、どんな個性を持てるでしょう。世界へ行く。企業で働く。そのとき哲学的思考がベースにあることはとても重要だと思います。就職に際して少し考えれば大いに差別化できると思います。哲学。いいと思います。どこの大学でも、その先にまだまだ院などいろいろ道はあります。就職だなんだと気遣い、閉じてしまわないように。

    できれば京大とか旧帝でのんびり学ばせてあげたいなと思います。そのへんの大学らは似たような臭いの奴らがやはりいて、当面何の役にもたたなそうなことをひがな議論し、悩んでくすぶっています。そうした時間を忘れた時間が学生の特権中の特権だと思いいます。東大はいいでしょう。でもそうした時間こそが大事だと思います。どこの大学でもよいような気がします。

  6. 【5107463】 投稿者: 横ですが  (ID:iNVYafrmoDE) 投稿日時:2018年 09月 07日 10:01

    スレ主さんの亡くなったご主人が学生運動に参加していたとすると、かなりの高齢ですよね。
    スレ主さんも同年代だとすると、かなりの高齢出産ではないかと思います。
    (ご主人がかなり若い奥さんをもらったのであれば別ですが)

    高齢出産にはリスクがありますが、メリットもあると考えています。
    それは、子供が親の介護をする場合、老々介護にならない点です。
    また、一般的に介護期間が短くなる傾向がある点です。
    私も、結構高齢出産の方だったので、平均寿命まで生きたとしても子供に負担をかける期間は結構少な目になるでしょう。必要以上に長生きしないようにと考えています。

    哲学はお金にならない傾向が強いのは否めませんが、すでに父親はなく、母親も高齢であれば、長い期間面倒をみる必要がないので、好きなことをやる土壌はあると思います。

  7. 【7402407】 投稿者: Akira  (ID:lBqVAzyQMUE) 投稿日時:2024年 02月 09日 12:19

    立教大学をお勧めします。僕は経済学部志望で畑ちがいですが、神学部も充実しているようです。campasを見学したら荘厳な雰囲気でとても気に入りました。

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