おすすめピアノ曲｜掲示板スレッド

他には 様

「無言歌集」にも割と簡単な曲があるようですね。先ほど楽譜を探してみましたが、見当たりませんでした。書店等でチェックしてみようと思います。


バラード 様

私自身、バラード様がおっしゃるような道を通ってきました。娘の先生も同じようなお考えだと思います。ソナチネをもう１、２曲はする必要があるとおっしゃっていますし、先生のお話の端々を結びつけるとバラード様がおっしゃるような道になると思います。

ただ、ブルグもせず他の小品集も一切触れることなく、最短道を歩いてきた娘です。譜読みも十分にできず、ここいらで少しブレイクを・・・と思っていた矢先に、先生の「他の曲でも・・・」とのお言葉でした。そのお言葉がなければ、バッハをベースに、ソナチネとツエルニーを交互に入れながらという、今まで通りのスタイルが続いていたと思います。

チャイコフスキーなんて楽しそうだよ・・と先ほど話してみたところ（「ババヤガー」とか知ってるお話しみたいだねと）、「次はインヴェンションでいいわ」と。「パパ・ハイドンの曲でもいいけど（ソナチネはあれだけ嫌がっていたのに・・）」と、新しいものに抵抗を示しています。

日々の練習のスパイスとして、ちょっと新しいものを取り入れてみたいのですが。ただ、先生はいつも背伸びした曲を提示されるので、無理なくできる曲を探しています。娘は次３年生になります。４歳の時に始めましたのでピアノ歴は４年です。オクターブがやっと届くくらいで和音のつかみが多い曲は厳しいです。


アラフォー様

ドビュッシーですか。おもしろそうですね。発表会で弾かれるような曲なら、さっくりさらうのは無理だとおもいますが・・。

シフさんは私も大ファンです。以前はブーニンさんの弾くバッハが好きでしたが、今はシフさんの演奏の方をよく聴いています。フランス組曲は現在練習中です。シフさんの演奏が頭にあり、どのような仕上がりになるか少々心配ですが、子供は子供なりにまとめてくるので何とかなるかなと。

先ほどは「ブラームスがいいかも」とか訳のわからないことを言っていました。ブラームスのピアノ曲で子供向きのものがあるかご存知でしょうか？

スレ主様、ブラームスはすごい有名な｢ワルツ」以外は、あまり知りません。
大人の曲が多いので。
私も小学生の時、連弾でしたが、この曲を弾きました。
もしかしたら娘さんは、ロマン派よりも、バロックや古典が好きならば、スカルラッティの｢田園ソナタ」やヘンデルの｢調子の良い鍛冶屋変奏曲」などどうでしょうか。

日本の作曲家で湯山昭さんがいらっしゃいます。「ピアノ曲集こどもの国」という本当に素敵な曲集があります。ツェルニー30番前半であれば十分に弾けます。かつ曲想もイメージしながら弾けます。「楽しい」ですよ。娘が昔、発表会で弾きました。私自身長年ピアノが趣味。娘が先生から発表会にどうですか？と言われて、この曲集を初めて知りました。

実際自分で弾いてみましたが楽しかったです。ショパンやブラームス、ドビュッシーはこれから上手くなる過程でいくらでも弾く機会があるでしょう。また「子供・・・」と銘打っている大作曲家の曲集は一方である程度の手の大きさを求めていることが多いような気がします。

ただ単に「弾ける」だけでなくある程度余裕をもって「イメージ」することも出来る曲・・・。「楽しい」曲＆手がまだ成長過程とのお話でしたので思いついた次第です。

アラフォー様

調子のよい鍛冶屋変奏曲・・・素敵な曲ですね！いつか弾いて欲しい曲です。


親父代表より・・・様

私も湯山昭さんなんかどうかと秘かに考えておりました。手元に楽譜がないので、難易度等が判らなかったのですが。発表会で「バウムクーヘン」等の曲名を見て、子供心にどんな曲だろうとワクワクした記憶があります。

子供のための曲集と名うっていても、手の大きさ的に無理がある場合があるのですね。参考になります。


皆様の色々なお話しを聞くことができ、大変参考になります。

どうも、譜読みがあまりお得意でない様子、この点が心配で、出てまいりました。

自分でどんどん新しい曲の譜面を見て音にできるかどうか、というのが、ピアノを一生楽しく続けられるかどうかの、ひとつの分岐点になるように思います。
楽譜屋さんに行って、子供用でもいいので、楽譜を立ち読みして、これ面白そうだ、と思い、買って帰って、弾いてみる。こういうふうになれば、しめたものです。
１０曲中１曲くらいは、ほんとうに自分にマッチして仕上げられる曲と出会えると思います。

私は、こういうことを数十年ずっとやってきて、家は、弾いていない、弾けない楽譜の山ですが。。。


習得すべき曲、練習や発表会の候補については、バラード様がすばらしいまとめをしてくださっています。
私も全面的に賛成です。

個人的には、ソナチネアルバムにはいっている曲は、どうも陳腐な曲が多いので、ハイドンかベートーヴェンのやさしめのソナタを、先生と一緒に選ばれたたら、と思います。

ベートーヴェンなら、作品４９のソナタ（ソナチネ）でもいいのですが、ちょっと背伸びをして、５番ソナタ　作品１０－１をお薦めします。
後半に行くほど難しいので、全曲弾ければすばらしいですが、１楽章だけでも、十分に練習になります。

あるいは、バロックがお好き、とのことですので、フランス組曲か、アンナ マグダレーナ　バッハのための音楽帳から、好きな曲を選んで弾かれるのも素敵ですよ。

洒落た小品をどうしても弾きたい、ということであれば、カバレフスキーの、子供のためのピアノ小品集（作品２７）から、お好きな曲を選んで弾かれるとよいでしょう。やさしい曲が多いですが、耳に心地よくて洒落た響きです。けっこうタフな曲もありますが、一曲は短いです。　



最後に、あまりにいろいろなレベルの曲が錯綜としているので、差し出がましいと思いながら、ひとこと。

スレ主さまの質問にある、ラヴェルのソナチネ、これは、難曲です。ソナチネアルバムのレベルとは天地の差があります。古今の名ピアニストが録音している大傑作ですが、さすがに、ツェルニー４０番を終了する程度でないと歯が立たないでしょう。ちなみに、ソナチネは、小さいソナタ、という意味で、やさしい、というような意味は、本来は、ありません。
（ラヴェルの書いた、ピアニスト泣かせの超難曲、夜のガスパールや、左手のための協奏曲、よりは、かなり弾き易いです。）

どなたかが書かれていた、リストのハンガリア狂詩曲、カンパネラ、ショパンのエチュード、これまた上級者の世界です。目標とされるのは問題なく、すばらしい曲ですので、ぜひ聞いてほしいのですが、ちょっと考慮外のほうが。べつに、一生これらの曲に到達しなくても、十分にピアノを楽しむことができるし、芸術性豊かな曲を演奏することもできます。

ブラームスのワルツ、いいんですけれど、手が大きくないとつらい曲が多いです。手が大きくなる前から、無理やり弾いたほうが、成長期に手が大きくまる、というピアニストも居ますが、あまり無理するのも、と思います。

きらきら星変奏曲（きらきら星と言われるのは日本だけで、ああママ聞いてよ、が本来のタイトルです）、これまた、やさしいと思ったら大間違い、左右の、軽い均一なタッチが無いとどうしょうもなく、私は、人前で弾きたくありません。

イタリア協奏曲、これまた、やさしくないです。これを弾くなら、フランス組曲のほうが、芸術的にも優れているし、、、と思ってしまいます（すみません、バッハの中では、イタリア協奏曲はいまいち好きではないので。。。。）


小

素人ピアノ弾き 様

色々とありがとうございます。

譜読みの件は、幼い頃じっと座っていることが苦手だった娘の負担を軽くしようと、手取り足取り教えてしまったことから苦手になりました。ソルフェージュを半年ほど習いにいったこともありますが、学校の教科書レベルの曲をスラスラ読むことができないレベルです。書かせてみるとその程度（学校の音楽の教科書レベル）は書くことができるのですが・・・不思議なものです。

先日、ベートーヴェンの作品４９のソナタを終えました。恥ずかしながら譜読みに2か月かかり、先生にもその旨お伝えしたのですが・・・「まあ、いいじゃないですか。丁寧に譜読みできていますし（親がかりなもので当然なのですが）、譜読みが終わる頃には暗譜もできていますし。そのうちに慣れますよ」とのこと。とりあえず当分ソナタは結構です（曲も長いので）と、またまたバッハに戻ってきました。今はフランス組曲で譜読みの練習をしながら３０番をポツポツ弾いております。

ラヴェルはソナチネではなく、「マメール・ロア」でしょうか。連弾の曲を先生に勧められて以来拒否感があるようです。あの曲は絶対に嫌だと・・ラヴェルにも素敵な曲があるのに困ったものです。

今日もお風呂で「音楽の父はバッハ、私の父もバッハ・・（？）」と怪しげな歌を歌っておりました。子供の思い込みは怖いもので、バッハでよく褒められるものですからバッハ、バッハと馬鹿の一つ覚えのように弾きたがります。私自身大好きで聴いていて飽きないという点ではバッハ大賛成なのですが・・・さすがにそればかりではいけませんよね。

カバレフスキーですか。そういえばありましたよね、子供のための小品集。皆様のお知恵を借りると、次々に曲が集まり今更ながら驚いております。

夏まではフランス組曲中心となりますので、合間に弾ける曲・・（30番をどんどん進めばいいのかもしれませんが）、フランス組曲が１曲仕上がった後、インヴェンションと併用でしばらく弾ける曲を探しています。

すみません。再び、書き込みします。
譜読みが苦手なら、 ソナチネなら、クレメンティはどうでしょう。
クレメンティは、イタリア歌曲の作曲家なので、メロディーが全部歌えます。
歌いながら譜読みするのも、１つの方法です。ソナチネ１よりもソナチネ２の方が、素敵な曲が入っています。
左手もブロック(和音)よりも単音が多く、カデンツは古典なのですが、どこかインヴェンションに似ています。
ショパンのカンタビーレ奏法は、実はクレメンティを参考にしています。
発表会でよく聴く、小林愛実さんも弾いた｢クレメンティソナチネ」が人気なのは、歌えるメロディーが魅力的だからです。

皆様のおっしゃること、とても参考にさせて頂いています。

バロック好き様のお子様より上の学年ですが、ツェルニー、インヴェンション以外にレパートリーとして頂く曲は、ソナチネの他にモーツァルトのソナタ、ギロック、カバレフスキー、バルトーク、邦人作品など様々です。一曲仕上がると、次は違う時代の曲をレパートリーに頂いています。

カバレフスキーは「こどものためのピアノ小曲集（作品27）」も素敵な曲が揃っていますが、
レッスンの友社から出ている「子どもピアノ名曲集Ⅰ」も初見で弾けるような小品から
変奏曲、最後はソナチネと名曲揃いです。

ロマン派は、皆様の書き込みに同意です。無言歌集はオクターブが届かないと厳しい曲が多いかもしれませんが・・・。

湯山昭さん「お菓子の世界」三善晃さん「海の日記帳」などもいかがですか。

親父代表様がおっしゃる通り、もう少しお姉さんになってから弾ける名曲は後々の楽しみにとっておいて、今だからこそ弾ける曲もレパートリーに加わると素敵だと思います。

良い出会いがありますように。