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【2680431】インベンションを独学

投稿者: メゾ   (ID:uwF2bV4ewmg) 投稿日時:2012年 09月 09日 22:37

数年前に小2?以来のピアノレッスンを再開し、ツェルニー30を終了しました。

今は都合によりレッスンには通っていず、習った曲をポロンポロンと弾いています。

最近子供の時には習っていない、バッハに興味をもちました。
そこでまずはよく聞く「インベンション」を弾きたいと思い、「プレインベンション」はひと通り練習しました。
そして「インベンション」に入り1番から練習しています。
楽譜には、トリルなど弾き方の簡単な解説はあり、音とりはできます。

しかし時々「このまま独学で大丈夫かな?」と思うこともあります。
バッハを独学するにあたって、特別な注意点を教えて頂けますか?

それとも、1番からレッスン受ける方が良いですか?

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  1. 【2680476】 投稿者: アラフォー  (ID:NUbu1Sa5kls) 投稿日時:2012年 09月 09日 23:14

    初めまして。
    バッハのインヴェンションとシンフォニア、(通常のタイトルはこの様に書かれています)
    全音、春秋出版、カワイ出版、海外の出版・・・・。
    多数出版されていますが、各出版社ごとに奏法が違います。
    私の先生は、出版社ごとに指導方法を変えています。
    注意点を見ると、原曲のもの、ツェルニーさんが付け加えたもの、一番困るのは、四分音符をレガート奏法か、ノン・レガート奏法どちらで弾いたらいいのか。
    トリルの入り方も違います。
    対位法は、本当に片手ずつじっくり分析 しないと難しいので、やはり独学は難しいですよ。
    一番から始めるのは、妥当だと思います。
    後は、4番、3番、次にノン・レガートセンプレフォルテの10番、が終わったら、2番かカノンの(確か)8番、次に12番か13番、そしてやまびこの様な14番、後は、適当に進んでいました。
    バッハインヴェンションは、すべての音楽の基礎 ですので、何度勉強しても飽きません。
    因みに、ショパンの幻想即興曲も2声。インヴェンションと一緒です。

  2. 【2680768】 投稿者: バラード  (ID:x.rec7UZKrk) 投稿日時:2012年 09月 10日 09:33

    メゾ様 
     
     あまりえらそうなことは言えませんが。
     
     おそらくすぐ弾けるようになると思いますが、
     フレーズのドレミファレミドソが、一つの区切りですので
     ここまで繋げて、切って次のフレーズへつなげるという
     感じで弾かれたらと思います。
     (頭の休符が凄く大事です)
     
     何度か練習されれば、おそらく1、2週間で暗譜できると
     思いますので、きちんと弾けたら一度本来ならば先生に
     見てもらうのが一番かと思いますが。
     
     あと、トリル、モルデント、アルペジオ、ターンなど違いを
     きちんと勉強して、著名ピアニストCDやユーチューブで
     聞き比べてみれば、アラフォー様おっしゃるようにいろんな楽譜、
     いろんな弾き方、いろんな解釈があってもほとんど基本は同じ
     ことがわかるのではと思います。

     平均律の一番Cdurのフーガにも一部この曲の
     旋律が入っていてバッハの遊び心がわかります。

     バッハはどの曲もテーマをきちんと浮かび上がるように
     弾くのは、とても難しいです。とくに3声4声になって
     中音で右左で交互に旋律弾かなければならない時、私なんか
     全く浮かび上がらず往生します。

     おそらく以降のバッハ(それ以降の音楽家含めて)対位法の
     入り口として練習、やりがいのある曲ではと思います。
     

  3. 【2680856】 投稿者: アラフォー  (ID:n6bqohBWqQs) 投稿日時:2012年 09月 10日 10:29

    再レスで、すみません。
    忘れていたことが、ありました。
    弾く前に必ず、声部(テーマ)に丸印を付けていました。
    そうすれば、どの部分が主題なのか、よく解ります。
    この丸つけをしないと、音大卒の先生に怒られました。
    あと、ツェルニーを弾くと解りますが、ツェルニー、ベートーベン、モーツァルト、ハイドンなどの作品は、主に左手の5の指でベースを弾き、右手の旋律以外はコードを弾くという進行になっています。
    30番の1番は、旋律はソドレミレドソドレミレドソドレミレドソドレミレド、ベースはドードー、コードはソミソソミソ。最初はCですが、C →G 7→C →G 7→C →G と変わります。
    バロックは、対旋律ですが、実は後ろにしっかりとコード進行があります。
    両手共、旋律以外はベースです。
    探してみると、結構面白いですよ。
    バッハの奏法は、自由であり、2声3声4声と続くと、平面的な音楽から多面的になって、最後は宇宙的になって神様に届く様に聴こえてきます。
    バッハをこよなく愛したショパンは、平均律の楽譜を
    大事にしていたそうです。
    バッハの平均律を元にして作曲したのが、プレリュードだと言われています。

  4. 【2681638】 投稿者: メゾ  (ID:Aaog.RsiXLQ) 投稿日時:2012年 09月 10日 22:04

    アラフォー様
    バラード様


    とてもとても詳しい内容のお返事を、
    誠にありがとうございました。
    やはり、独学は難しそうですね。


    お二人のレスからも、バッハの奥深さ・すばらしさがひしひしと感じられます。

    レッスンを受けることを念頭に、教えてくださった(弾き易い?)順番で音とりをしていきます。
    弾いていて、宇宙を感じられる日を夢みながら。

  5. 【2685861】 投稿者: アラフォー  (ID:akhl5RvHuHw) 投稿日時:2012年 09月 14日 09:47

    スレ主様、是非頑張ってください。
    私もこのスレを読んだ時、インヴェンションを弾きたくなりました。
    今までも何回か復習しましたが、やはり、苦手です。
    学生時代はピアノ経験者が数人いましたが、この教材は好きか嫌いか、見事に分かれます。(笑)
    "一度は通らなければいけない道"とは、判っているけれど。
    私は、あの8番のカノンが大嫌いでした。
    テーマが交互にすぐ来るのと、細かい音符ばかりなので指が絡まるのが嫌でしたね。
    指番号も難しいですよ。古典は少々間違っても、無難に弾けますが、バッハ類は、間違ったら指が届きません。
    「楽譜を見ているのに、どうして間違えるの?!!!!!!」
    と、よく怒られました。
    昔、スタニフラス・ブーニンさんが、ほぼ初代のクラヴィノーバのCM でインヴェンション8番を気持ち良く、軽快に弾いていました。
    思わず、テレビに向かって座布団を投げつけました(笑)。
    さあ、今日も弾こう。

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