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【1699057】親の先回り

投稿者: 動機が大事だよね   (ID:65LS/7rI0DE) 投稿日時:2010年 04月 20日 08:18

昨日のNHKに益川さん出ていました。

大学進学時のエピソードが面白かったですね。
父親は「商売に学問は要らない」と大学進学に反対。母親が必死に懇願して一回だけ受験させるという了解を取り付け猛勉強。


益川氏のモチベーションは高校時代に科学雑誌で名古屋大の坂田教授の記事に触れた事。「あの先生の下で物理学を」となったそうです。



親に反対されても自らの意思で受験する生徒のやる気は本物でしょう。
そういう話は昔は良く聞いたものです。押さえられて反発して自分の道を切り開いていく。


親にレールを敷いてもらってその上を走ってくる事の多い現在の学生さんとは大違い。自分の道は自分で決めるという強い意志をはぐくむためには親は先回りしない方がいいんでしょうね・・・・・・・多分。

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  1. 【1748025】 投稿者: 学校説明会での話  (ID:UrDaE3CHxIY) 投稿日時:2010年 05月 30日 13:00

    灘では、今年によらず進学実績が良い学年というのは、在学の6年間でとりわけいろいろな活動を学校、学年が仕掛けてさせたという学年である、という経験則があるとのことです。
    だから、学校でも極力そのように努めているとのこと。
    (学校による中高時代の「先回り」というか・・・)


    ここで何人かの方が強固に主張されてきた、


    大学受験が良い(受験秀才が多く集う)中高一貫校=いろいろな経験が出来ていない、
    とは反対のようですよ。

  2. 【1748091】 投稿者: s2  (ID:65cEe1dR/eI) 投稿日時:2010年 05月 30日 14:07

    通りがかりさんへ;

    レスありがとうございます。

    >ただ、わたしも、同僚を見ても、それなりに見込みがありそうな子供を持つ親は、
    >自分のことを考えることは最後にし、国や産業界(ひいては世界にも)の役に立つ
    >仕事のできる人材に普通に仕立てたいと思っていると思います。

    通りがかりさんのようなご父兄ばかりであったならば、
    世の中こんなにすばらしいことは無いと思うのですが・・


    >都内限定の議論ですが、「私学へは希望の者、勝手にどうぞ」という鬼っ子の
    >ようにするのではなく「認知」をして、優秀層は私学にお任せをする、という仕組みと、
    >貧しくとも私学システムを利用して、TOP大学も目指せるということになれば、
    >活気のある教育課程がさらに作れると思います。
    >今は、私学も採算すれすれでやっているところがあると思いますが、
    >公立とのハンディ戦から脱却して、

    >扱いは、費用と自由度を、私学と実質同じにすることで公平性を保ち、
    >行うのは反対ではありません。
    >(そうすることで学校のIdentity も各々安定的に生まれるでしょう。)

    以前から、日本の教育分野においては、(政治の場に持ち込むのではなく、)
    ANGEL(投資家)やスポンサーからの投資が積極的に呼び込むことが、
    教育の機会の公平性を保つ一番手っ取り早い方法なのではと感じています。

    勿論その為には才能を見抜く目がある人間が学生を拾い上げ、
    集めるための活動が必要になってくるんだと思われます。

    ただそうなると、スポンサー企業による人材の囲い込みが起きたりする
    可能性も、場合によっては出てくるのだろうと。
    個人的には、(立派な建物や施設など全く必要ないですし、)
    少額でかまわないので自由にやらせてくれるくらいの距離だと
    ちょうどよいんだけど・・などと感じています。


    >この中で、公立中高一貫校(中等教育学校)もあって良いと思いますが、

    >価値をきちんと位置づけられば、
    >公立小学校教育→手厚いじっくり方の教育(公立中学校)
    >&私学の優秀層教育(私立中学校)と位置づけできると思います。

    都内の場合、高校から入れない上位校が多いため、
    中学受験をしないといけないという圧力が切実なもののように思えます。

    他方で、公立中高一貫校も出てきたのが救いなのだと思います。
    一貫校の最大のメリットはカリキュラムの進度にあると思いますから、
    ごく一部とはいえ、これを公立が導入したことの意義はとても大きいと感じます。

    ただ、やはりまだまだ少なく、私立一貫校の成功を背にして、
    後手に回っている印象です。
    (県内でも、もし現状維持で全く問題ない、と考えていたとしたならば、
     恐らく県千葉は付属中を作らなかっただろうに、と思えたりしています。)


    >一方、民間の視点では、郵趣sぽうの教育と(←すみません読めませんでした><)、
    >私学独自の教育の2本立てで、全体では給与を底上げし、
    >人材もより他業界から流入しやすくし、
    >風通しを良くできる。それを背景に、保護者への透明性をさらに高められる

    ・・・・やはりもらえるものがもらえないと、
    少なくとも僕は、働く意欲がかなり減退します。

    人材の流動性と選択の多様性という観点からすれば、
    どう考えても情報はopenなほうが良いと思います。

    主にネットの効果から、今となっては受験勉強=情報戦、という色合いは薄くなり、
    むしろ教育を施す組織の組織力と人材の力で左右されるように、
    さらになったと、そのように感じています。

  3. 【1748096】 投稿者: s2  (ID:65cEe1dR/eI) 投稿日時:2010年 05月 30日 14:09

    学校説明会での話さんへ;
    はじめまして、s2と申します。

    >灘では、今年によらず進学実績が良い学年というのは、
    >在学の6年間でとりわけいろいろな活動を学校、
    >学年が仕掛けてさせたという学年である、という経験則があるとのことです。

    以前灘のキムタツ先生のブログを拝見したときに、
    灘ではクラス担任が6年間持ち上がりだと記されていました。

    率直に、とても良いシステムだな、と思いました。
    (僕が考える『徒弟制』の原則にも沿っている面もあると感じられます。)

    また学校の先生のキャラクターをデフォルメした、
    体育祭の垂れ幕の写真などもありましたが、
    『灘の先生の懐は深いなあ・・・』
    とおもったのも覚えています。

  4. 【1748107】 投稿者: 学校説明会での話  (ID:UrDaE3CHxIY) 投稿日時:2010年 05月 30日 14:28

    s2さん、
    レス有難うございます。
    ポツンと書いた書き込みにレスがくるとは思いませんでした。


    私はまだ入学前の中学受験生の保護者です。
    ですから、灘のことはまだよくは知らないので説明会で聞いた話ということです。


    しかし、中高一貫校を志望する方の理由の一つとして、高校受験がなく、
    6年間で受験勉強以外のさまざまな活動に取り組めるというのは、多くの方のほぼ共通認識のようです。
    ですから、6年間で受験勉強漬け、小学校から高校まで続く塾漬け、というここでの主張に
    違和感を感じたわけです。

  5. 【1748864】 投稿者: 動機が大事だよね。  (ID:eLTMvzTDapE) 投稿日時:2010年 05月 31日 17:50

    根本的なさん、よろしかったらこの話「どこまで続く塾依存」のほうにも書いてください。

  6. 【1748876】 投稿者: 根本的な  (ID:Tg0nWBCZK9U) 投稿日時:2010年 05月 31日 17:57

    じゃあ、そうしましょうか。
    そのままコピーしておきますのでよろしく。

  7. 【1748955】 投稿者: s2  (ID:65cEe1dR/eI) 投稿日時:2010年 05月 31日 19:29

    皆様、こんばんは。

    根本的なさんへ;

    横になってしまうのですが、
    向こうのスレッドにもあるように、
    日米の医療システム・および職業訓練教育の違いを
    理解しておく必要があると思い、
    釈迦に説法かもしれませんが、
    自分が知る限りでの補足したいと思いました。
    (問題・話題の切り分けもしやすくなるでしょうから)


    ・アメリカの”医学部”は院扱い

    アメリカの大学は学部では原則4年制のリベラルアーツで、
    医学部は院(≒school)扱いなのはご存知かと思われます。
    そのため大学入学時点では競争はあまり無いものの、
    medical school への apply は、日本の比ではない、
    凄まじい競争(ALL A に近いGPAでなければならない等)
    があると聞いています。

    そうであれば年代別に見た、学業面のピークが
    日本の学生と比べても遅くなる傾向があり、
    準備までの猶予期間が長くなる傾向もあるのかもしれません。


    ・入学後の学費はやはり高い

    アメリカの medical school の学費は、
    日本の国立医学部と比しても際立って高いと聞いています。

    そうであれば、難易度は別として、
    私大は慶医等偏差上位校が大人気なのは仕方が無いのかな・・・
    と個人的には考えていますが、
    多くの医師の家庭では、
    必ずしも国立医学部の上位校志向では無いように思えます。

    アメリカのmedical school では留年が少ないと聞きましたが、
    学費が高いのが最大の理由なのかもしれません。


    こうしたシステムの大きな違いがあれば、
    入学に備えるにあたっての動機付けが全く変わってくると
    思われます。

    一つには、日本の大学を志望する学生にとっては、
    確かに10代の時期の学業が大変になる傾向はあるものの、
    大学入学時点において医学部とほかの学部を併願する、
    ということが容易に出来るメリットがあるかと思われますが、
    (アメリカのmedical school志望者の併願状況は知りませんが、)
    専攻科目が画一化されているため、
    やはり日本の学生のほうが併願はしやすく、
    ペーパーテストのみであるため、
    評価のブレも少ないのではないかと思われます。

    また、多くの国立医学部がハイスコアをとらせるタイプの
    問題になる理由も、
    入学後の、大量の知識を正確に収めては引き出すという
    力は重視すべきだと考えているからなのかもしれません。


    また日本の診療の精度は世界を見渡してみても、
    かなり高い水準にあると、医師・歯科医計2名の方から
    お聞きしたことがあります。

    もしかしたらこうした診療の精度は、
    若いころから多くを学ぶ、日本の学生の
    科学的知識や考え方に対する精度の高さが
    反映されているからなのかもしれないなと
    思うことはあり、同意されるご家庭もあります。


    こうした背景をして、学生が医学を志すかどうかは、
    (医学を志望したいのか・そもそも学費からして出来るのか)
    両者の選択肢を客観的に較べられ、可能である
    学生・ご家庭でないと出来ないものなのかもしれません。

  8. 【1749225】 投稿者: KY  (ID:CGrRNUOoUkk) 投稿日時:2010年 05月 31日 23:57

    話の流れを邪魔してしまい申し訳ないのですが、

    学校説明会での話 さま、
    たしかに、灘校をはじめ、古参の中高一貫校の学校側のスタンスとしては、在学中は受験勉強ではない学問へのいざない、ペーパーではない様々な経験を積ませようといろいろ仕掛けていらっしゃいます。
    その中にあって、学校の方針とは別のレールを敷こうとされる親がいるのも現実です。
    大阪鉄の主力が灘であることもまた現実。もちろん、高1ぐらいからの単科受講の方も多いですが、中学入学前の春期講習から灘だけで1クラスできてしまうのも現実です。


    そもそも今のような予備校スタイルの現役生用の「塾」が存在しなかった時代に育った親からすれば、中学からは当然自学自習と思っていました。ところが、中学受験塾にどっぷりつかってしまったわが息子、なかなか自学自習に目覚めてくれません。学校の先生には、「本人が目覚める時期がたとえ高3であっても親御さんは待ってあげてください。」と言われましたが、そこまで待てる自信はありません。
    どんな形にしろ親が手を貸せば、それは先回りになってしまうのでしょうね。

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