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【6201】中学受験と生きる力

投稿者: 迷える母   (ID:v9Z7V7MdBwg) 投稿日時:2004年 12月 10日 23:52

現在小3の子供の中学受験を考えています。
学校の勉強以外何もしていないのですが、いくつか受けた各塾のテストも
まあまあの結果で、上位校も視野に入れた形での準備を進めたいと思っている反面、
遅い時間までの塾通いがはたしてこの時期の子供の学力以外の面での成長に
本当に望ましいものなのかという不安もあります。
親世代のころのように、いい学校を出ていい会社に入り…などという学歴社会では
ないこの時代、目的も持てず、ニートなどと呼ばれる若者が増加している状況の中で
もしかしたら、子供時代を勉強だけではなくもっと豊かに過ごさせてあげる方が
良いのか…などと迷う気持ちもあります。
子供のいろいろな可能性を伸ばしてあげられたら…などと親の欲目ですね。
公立への進学は考えていないので、本当に矛盾していると思いながらも
塾選びで迷う中、ふとそんな思いが浮かんでしまいました。
大事な時期に、低学年の母のつまらないたわごと、失礼いたしました…

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  1. 【6605】 投稿者: 鹿児島ラサール  (ID:n0xCBgqw2.Y) 投稿日時:2004年 12月 12日 12:35

    薩摩藩士末裔 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 薩摩藩では、当時下級武士を含めた藩士教育に力を入れ
    > ており、結果として多くの偉人を輩出しました。
    > ただの努力だけではなく、少なからず、環境もあると思
    > います。
    > だから私は私立受験を選びます。


    ラサールは開学当初より進学校だったと聞きます。
    今でこそ九州を初め地方にも私立進学校がありますが、当時はその存在そのものが
    奇跡だった思います。
    そもそも何十年前の大昔から東大合格者合格者ベスト10に顔を出していたのは
    公立・私立高校を含めて地方の学校としてはラサールただ1校です。
    しかもその学校の所在地が本州最南端の鹿児島ということに驚きを感じます。
    特に当時の東京の人にとってはビックリ仰天だったでしょうね。


  2. 【6636】 投稿者: 迷える母  (ID:v9Z7V7MdBwg) 投稿日時:2004年 12月 12日 14:23

    このスレッドをたてさせていただきました迷える母です。
    ラストスパートの大事な時期に、まだ入塾先さえ決めかねている超初心者の
    質問にたくさんの方々が貴重なお時間を割いてくださって感謝でいっぱいです。

    娘は運動系のお稽古へ行っていますがそれがない日はランドセルを置くや否や
    遊びに行ってしまい家にいるときは読書三昧、まさに子供らしい生活を送っていまして、
    家庭学習もやっていない子に塾通いなどできるのだろうか…心配でした。
    また下に幼稚園児の息子がおりますが、彼は炊事、掃除、洗濯、いろいろ
    お手伝いをしたがる中で非常に経験豊かな時間をすごしているのでそれとの対比で
    なんだかさらに忙しい生活になったときに娘のすごし方はこれで良いのか…などと
    思ってしまっていました。

    中学受験=塾通い=不自由な生活というような偏ったイメージが私の中にあったと
    思います。皆さんの投稿を読ませていただき、家庭でのあり方、親の接し方如何で
    中学受験もいかようにもなることが大変よくわかりました。
    今日もちょうどとある塾のテストを受けてみたところですが、本人曰くテストのできもまあまあ(自己採点したところ8割強といったところでしょうか…)その後の体験授業も
    楽しかったと嬉しそうに帰りました。親がどのように導いてやれるか、家庭での方針を
    しっかりとして、検討したいと思います。ありがとうございました。

  3. 【6676】 投稿者: 荒れた小学校  (ID:STV8QDbTBPI) 投稿日時:2004年 12月 12日 17:12

    息子は小4から塾に行っています。

    ゲームは禁止していませんが時間は一日30分。6年生の現在は
    本人の意思で全くしません。

    塾に入るきっかけは、ゲームボーイカラーが当る。(日能)
    自分で申込たいといって始めました。(結局日能研以外の塾に行きました)

    両親ともに公立から大学に行ったので、中学受験の意義もわかりませんでした。
    元気よく野球をして、優勝を目指すのが一番と思っていた父ですが…..

    息子と文化祭を廻るうちに、私学の良さを感じております。
    目標が、野球→勉強(志望校)になっただけです。
    今後勉強も出来(考える力)運動も出来る(協調性と達成意識)
    男を目指して欲しいものです。

    注意するのは、入学後本人が目的意識(何事も)を持ち易い学校を
    親が考えることだと思います。

  4. 【6964】 投稿者: おひょい  (ID:iHn/jnq1lE2) 投稿日時:2004年 12月 13日 14:09

    塾や受験勉強とは関係なくて申し訳ないのですが。

    私はド田舎の出身で、小学校・中学校と「農繁期短縮」なるものがあるくらいでした。
    農繁期には授業は午前中で終わり、子どもたちはそれぞれ家業の手伝いをし、
    宿題として、自分が何を手伝ったか、報告書(まあ日記ですね)を提出する、と。
    今思えば、教師は農家の長男が多く、彼らも家業の担い手なので、
    早く帰宅したいわけです。
    もちろん父兄も、「勉強が遅れる」と苦情を言うなんて滅相もない。

    そんなだから「生きる力」は万全のような気もしますが、
    でも、今で言う「ニート」に近い人はいっぱいいたと思います。

    「あの子は気が弱いから」のひとことで、
    次男三男、女子も、きちんと勤めに出ることもなく、
    アルバイトをやってみては辞め、
    なんとなくちょぼちょぼと家業の手伝いをして、
    お見合いでもするまで時間を過ごす…
    それで覇気がないと非難されることもなく、
    まあいいか、とみんな受け止めていた感じです。
    季候の良い、比較的豊かな農村地帯ならでは、のことと思うのですが。

    私自身は「女のくせに生意気」と言われがちな、上記とは違うタイプでしたが、
    そんな環境で育ったので、
    「ニート」を問題視する記事などを見るたび、
    誰もが自立しなくちゃ、と求められる社会は厳しいなあ、
    誰もが何者かにならなきゃ、と求められるのも、
    ナンバーワンだろうが、オンリーワンだろうが、
    自意識過剰になってひきこもっちゃう人を増やしちゃうな、と感じています。

    昔の人は…とよく言われますが、そんなに立派だったかな。
    昔の人は、今より体は動かしたけど、
    互いに寄りかかって生きてるのが自然だった、結構、テキトーだったよね、
    と思っています。

    まあ、こんなこと言っても、今の世の中では何の役にも立たないけど。

  5. 【7036】 投稿者: 時代の流れ  (ID:1bk80hYXldM) 投稿日時:2004年 12月 13日 17:16

    おひょい さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 塾や受験勉強とは関係なくて申し訳ないのですが。
    >
    > 私はド田舎の出身で、小学校・中学校と「農繁期短縮」
    > なるものがあるくらいでした。
    > 農繁期には授業は午前中で終わり、子どもたちはそれぞ
    > れ家業の手伝いをし、
    > 宿題として、自分が何を手伝ったか、報告書(まあ日記
    > ですね)を提出する、と。
    > 今思えば、教師は農家の長男が多く、彼らも家業の担い
    > 手なので、
    > 早く帰宅したいわけです。
    > もちろん父兄も、「勉強が遅れる」と苦情を言うなんて
    > 滅相もない。
    >
    > そんなだから「生きる力」は万全のような気もしますが
    > 、
    > でも、今で言う「ニート」に近い人はいっぱいいたと思
    > います。
    >
    > 「あの子は気が弱いから」のひとことで、
    > 次男三男、女子も、きちんと勤めに出ることもなく、
    > アルバイトをやってみては辞め、
    > なんとなくちょぼちょぼと家業の手伝いをして、
    > お見合いでもするまで時間を過ごす…
    > それで覇気がないと非難されることもなく、
    > まあいいか、とみんな受け止めていた感じです。
    > 季候の良い、比較的豊かな農村地帯ならでは、のことと
    > 思うのですが。
    > まあ、こんなこと言っても、今の世の中では何の役にも
    > 立たないけど。

    今は、農村でもそんな余裕はない時代になっていると思います。
    古き良き時代は、確かに、スローライフで、農家なら自給自足できたでしょうが。
    ただ、今は、農家も大変な時代ですし、農業だけでやっていける農家も少ないのでないでしょうか。

    都会と田舎では環境も違います。都会は競争社会であり、都会で生きていくためには、やはり学歴が重要になると思います。学歴が無いと職業にも就けなく、ニートになってしまうといというのが現状だと思います。
    だからこそ、皆さん、子供の将来を思って、子供を中学受験させて、子供にできるだけ良い学歴を身につけさせようと願っているのではないでしょうか。

    人間の幸せってのは、何なのかは分からないですけどね。

  6. 【7245】 投稿者: ちびうさ  (ID:51wl3677PXI) 投稿日時:2004年 12月 14日 01:19

    こんばんは。

    専門職をしており、さまざまな人を見る機会に恵まれまして、思うことは沢山あります。

    生きる力があれば、学歴なんか要らない、と思うこともあります。
    じゃあ、生きる力ってなんなんでしょう?

    本人の実力だけで勝負していく世界なら、本当に学歴(または学校歴)は関係ないです。
    例えば、美容院・デザイナー・漫画家・音楽家。どれだけ成功するは、本人の腕次第です。
    ですが、誰でも参入できる世界で、自分の子供がうまくやっていけるか、才能があるか?
    ・・それを考えてNOだと思ったら、皆が入っていく世界が、学歴を持たせる事なのではないでしょうか?

    そして、学歴には確かに一定の効用があります。受験に当たって努力し、成果を勝ち得た子達は自信を持ちます。成功体験がその後の更なる努力・成果の獲得という循環を生むような気がします。(ただ、試験合格だけが人生最大の栄光で、まったく仕事の出来ない子を見ると、どうやったらああならずに済むのか、考えてしまいますが)

    ですが、別に学歴がなくても、社会で成功する人は会社員でも沢山います。
    優秀な人も沢山います。学生時代勉強で疲弊していない為に(?)様々なビジネスへのアイデアが湧き出る方もいます

    そういった人たちを見て私が思うに、生きる力とは、「将来を自分で考える、自分で自分を将来養っていくということを自覚する、人に関心を持ち人の事を考えた行動が取れる」事ではないかと思います。
    その為に、自分の将来を考える知性の獲得、向学心を持った友人たちに巡り合える環境を得るための学校選び、中学受験ではないでしょうか。

    個人的には、国家試験受験の為に1日13時間1年間勉強したことがあります。中学受験以降も、頑張らなければならない局面は沢山あると思います。
    ですので、将来更に頑張れる伸びシロを残した受験くらいでちょうど良いのではないでしょうか。そして、必要なところで自覚を持って頑張れる、そんな子になって欲しいと思っています。

  7. 【7300】 投稿者: 村  (ID:x09wc5wxpqU) 投稿日時:2004年 12月 14日 09:41

    少々脱線してますが

    >互いに寄りかかって生きてるのが自然だった、結構、テキトーだったよね、
    と思っています。

    村社会には村社会の良さがあるように思えます。

    私の母が地方で暮らしておりますが
    以前からそこにいる人と、リタイアして土地を買って移り住んできた人がうまく融合して、
    仲良く、つかず離れず、でもお違い心配しつつ、の
    いい社会ができあがってるようです。

    虐待だなんだって、家族に祖父母までいるような小さな社会では
    誰かがとめるからあり得なかった。

    周りが知り合いだから防げる犯罪、というのは数多いと思います。
    子供の誘拐などもそうです。

    おっしゃる通り、農家などでは、時々家の仕事を手伝うくらいで、定職につかず
    ふらついてる人もいますね。

    皆が非難しない、というより、少しは陰口はたたかれても、村社会、
    近所の知り合いだから、大声で悪口は言わないのかもしれません。

    村社会は、世間様にみっともない、という感覚があり、
    周りがみな知り合いなだけに、ちゃんとしなきゃ、恥はかきたくない、がありますから。

    「他人の目」がそそがれていることは
    自立を促すのかもしれませんね。

    もっとも、家の仕事には借り出されたりしてますから、都会のニートとは別なような気もしますが。

    あと個人的には、あまり目的もないのに、ただ、大学、大学編入、留学、大学院、とやってる若者も
    学生の立場を守りながら、親に寄生してるようにも思えます。
    知ってる子にもいるんですけどね。

    >まあ、こんなこと言っても、今の世の中では何の役にも立たないけど。

    村社会がうまく機能するこつ、みたいなのを知ってるだけでも、いつか役にたつかも。




  8. 【7322】 投稿者: サザンクロス  (ID:BNvEkh9yQrY) 投稿日時:2004年 12月 14日 10:34

    昔はテレビも機械的おもちゃもなかった、とありましたが、本当に
    昔はおもちゃも、木や竹や紙、布などから手作りしたのですよね。
    あるいは、その辺にはえている葉っぱで草笛や草舟を作ったり、
    石を川に飛ばして何回ジャンプさせられるか競ったり、松葉を
    からませてどっちが先に切れるか戦ったり。

    息子が現在通う御三家のK中では、本物の小刀を使わせる授業が
    あったり、遠足で板とタイヤと縄だけでいかだを作ったり、夏には
    ふんどしで古式泳法・・という水泳合宿があったりするんです。

    世間では東大合格率で語られることの多い学校ですが、「男の子を
    育てる」ということを、よく考えていてくれるなあと思います。

    それから、昔(テレビが普及する前)は、都会でも路地や空き地で
    世代の違う子供が集まってよく遊んだそうです。自然と「がき大将」
    が生まれ、赤ちゃんを背負って遊ぶ子もいたりして。鬼ごっこなどでは、
    年端のいかない「お豆ちゃん」は、当然すぐつかまる所をうろうろして
    いるのだけど、それはあえて「見えないふりをしてつかまえない」
    みたいな暗黙のルールもあったそうです。

    六年一貫私立だと、先輩方が本当によく後輩の面倒をみてくれて、
    その中で伝統や文化が受け継がれていきます。なんか、古き良き時代
    の息吹を、子供の学校生活に感じています。

    共学なら絶対に女の子に「もう、○○くんったら!本当に!!」って
    叱られてばかりに違いない愚息ですが、実態はよくわからないものの、
    大雑把な男社会では「まあいいか」と存在を許されている模様(?)です。

    このような学校に入れて頂いて、我が家は中学受験をしてよかったと
    思っています。

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