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投稿者: えざぶ (ID:EX6vqsqXaUY) 投稿日時:2010年 02月 28日 21:39
唐突な質問で失礼いたします。
玉川学園に魅力を感じているのですが
こちらの学校は在日コリアンの生徒さんはいらっしゃいますか。
我が家は主人が在日です。
子どもたちは日本国籍ですが
名字からルーツが在日であると、分かる人には分ると思います。
知人からの話で、玉川学園は在日の人はとらないのではないか
と言われ、気になっております。
よろしければ教えてください。
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【1646918】 投稿者: 追加させてください。(投稿者えざぶ) (ID:EX6vqsqXaUY) 投稿日時:2010年 03月 05日 18:24
上では思いつつままに書いてみましたが、
その後ゆっくりと考えまして、もう一つ帰化しない理由が思いあたりまして、(こちらの掲示板とは全く関係のない事柄で長々と書くのも恐縮ですが)、
書かせてください。
3世にとってはルーツが韓国であるという事は、意外と深い
事であると思います。マイノリティゆえの感慨深さというか。
うまく書けませんが、たとえば日本人が外国に渡り
国籍に変えるという時にも、「日本人ではなくなるのか…」と、
一瞬立ち止まり感慨にふけるのでは、と勝手に想像するのですが。
日本では韓国籍のままでもわりと不自由なく暮らせますので
在日の人たちも「韓国」という事に少しこだわりを持つというのも
あるかもしれません。
うちの主人はそういうタイプです。そして現在の生活で帰化する必要性を
今のところ感じていないので、そのままになっています。
でも私は「子供が成人になる頃までには帰化しよう」と話していて、
本人も了承しています。
こんな思いも4世になるとまた違ってくると思います。 -
【1647035】 投稿者: ばなな (ID:/jkwtehAjDc) 投稿日時:2010年 03月 05日 19:53
学園には在日や韓国・中国人とのハーフの子は結構いますよ。
教師もこどもたちも、保護者同士も
差別や区別は、まったくないと思います。
教科書のことを気にしてらっしゃるようですが、その扶桑社の教科書で
自分の子供が勉強することに関しては、抵抗がないのでしょうか?
また体育祭での国旗掲揚や国歌をうたうことなどに抵抗がないのでしたら
いいのではないですか?
まぁ玉川はどちらかといえば右寄りだとは思いますが、
それが日々の生活の中で感じるのは上記のことくらいです。 -
【1647989】 投稿者: ありがとうございます(投稿者えざぶ) (ID:EX6vqsqXaUY) 投稿日時:2010年 03月 06日 13:23
在校生には在日の人やハーフの人もいらっしゃり、
差別区別なく過ごしていらっしゃるとの情報ありがとうございます。
扶桑社の教科書の内容を詳しく知っている訳ではありませんが、
子供が学習するのは、歴史をざっと追うのが第一でしょうから
それほど気にはしていません。
国旗掲揚、国歌斉唱についても、私自身の小学校時代でもありましたし、
抵抗はありません。
幼児教室の先生や、玉川にお子さんを通わせている知人からも
「玉川はいい学校だ」と聞きますし、環境もとても良いと感じていています。
こちらの掲示板でも、在校生に在日の方もいらっしゃると聞き、安心はするのですが
教科書にみられるように、やや右寄りな理念を持っているというのが
どうも心の隅に引っ掛かってしまい、手放しで第一志望校にできないところが本当に残念です。
まだ時間はありますので、説明会に行ったりもっと情報を集めたりしながら考えていきたいと思います。 -
【1694358】 投稿者: 保護者 (ID:Pu/jMlv52as) 投稿日時:2010年 04月 15日 20:26
玉川には、先生はじめ ご両親、お子さん、在日の方もたくさんいらっしやいますよ。 中華系、ハーフ等色々な方がいらっしゃいますが、全く差別などありません。
差別どころか 皆さん特に意識もしていませんし、話題にもなりません。
教科書は扶桑社を採用していますが、そのことが問題にあがったことがないのは不思議といえば不思議です。
私なりに調べて納得したのは、世界中の学校教科書の中で、子供たちが自国に誇りを持てなくなる教科書を使う国は日本だけかと思います。その点において、扶桑社の教科書は、
検討する価値のあるものと感じます。
歴史的事実は
語る人によって作られる部分もあり、
扶桑社の教科書を採用されてはいても
先生も、それを丸々使うわけではないですしね。
朝日新聞をとっている家庭が左とは限らないのと同じレベルの話だと思います。
教科書採用については、学校に問い合わせをすればお返事がいただけますし、そのことで 入試が不利になることもないと思います。
入試を考えられる方には授業公開や体験授業もありますから、もしかしたらその歴史の教科書の授業も見られるかもしれません。
学校が右よりの教育とは感じたことはありません。
自由ですし とても国際的な教育環境と思います。
私は、個性を大事にしてくれる素敵な学校だと思います。 -
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【1703767】 投稿者: ありがとうございます。 (ID:ylQ2.G0.5qE) 投稿日時:2010年 04月 23日 22:55
保護者様、投稿ありがとうございます。
お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
差別もなく意識することなく過ごしていらっしゃるとのこと
心強く思います。
また扶桑社の教科書の事もご説明ありがとうございます。
私の知り合いは皆「玉川はいい」と言いますので
よほど魅力のある学校なのだと思います。
これから説明会などに伺って、自分の目で見てみる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。 -
【1743593】 投稿者: 国籍の違いも、個性です (ID:U.bC.cQsc1s) 投稿日時:2010年 05月 26日 17:08
在日です。現在、ミドルに在籍しています。
公立校から途中編入しました。
大人が名前を見れば在日であることはハッキリわかりますが、
実際問題として子どもたちレベルでは『変わった名前ね』ぐらいの
認識でしょう。顔や生活習慣を見る限り、日本のお子さんと
何ら変わらないので、国籍が違うといっても子どもたち同士は
具体的になにが違うのかわからないようです。
あるとき他のクラスのお友達に『日本人じゃないの?』と聞かれたようで
不思議に思ったうちの子が『どうして?』とたずねたところ
そのお子さんの保護者の方がそう聞くように促したことがわかりました。
差別につながるような予備知識や言動は、むしろ親の態度に
問題があるかもしれません。
●面接について
国籍のことは一切聞かれませんでした。
それよりも、現在までの家庭環境や、ご家庭での教育方針などのほうが
重要だと思います。
玉川は海外提携の取り組みが盛んなので、国籍の違いによる差別といった
意識は、一般校と比べて薄いかもしれません。
日本と海外提携校の間でバディを設定した子ども同士のE-mail交換や、
交換留学、テレビ会議などが通年行われています。
交換留学で日本にやってくるお子さんもアジア系富裕層のお子さんが
多いですよ。
●社会科について
教科書のことを気になさっているようですが・・・
授業の板書だけでなく、自分でつくるまとめノートもありますし、
テーマを決めて掘り下げる『調べ学習』というものもあります。
家で宿題をやっているときに、教科書にのっていないようなエピソード
を話してあげることもあります。
塾に通うようになれば、そこで使用するテキストや歴史便覧などもあります。
インターネットや新聞記事、百科事典などいろいろなソースを活用しながら
勉強しますので、偏った知識・・・というのは心配いらないと思います。
子どもは『学校の教科書』から学ぶことがすべてではありません。
●先生方について
入学間もないころ、休み時間に些細なことでお友達と言い争いになり
その際、男子生徒から国籍のことで暴言を浴びました。
『○○人のクセに!』みたいな言い方だったようです。
うちの子は『日本人じゃなきゃ、だめなの?』
『玉川は国際的な学校なのに、そんな偏見があるなんておかしい』と反論。
直前の授業を担当なさっていた教科の先生(女性)がその場に居合わせ、
『国籍が違うからといってそのことで友達をからかったりいじめるのは
間違っている。日本人より上とか下とかそんなものはない。
そんな間違った偏見を持つ子は玉川ッ子らしくない』
と堅実にフォローしてくださったそうです。
他のお子さんもその現場にたくさんいて、先生の言うことに
『そうだ、そうだ』という雰囲気になったと聞いています。
以降、そういった摩擦はなくなりました。
数こそ多くはないでしょうけれどもそういった場面で
教員として大人としてどう対処するかということはとても重要で、
玉川の先生方はきちんと徹底されている印象を受けました。
●お友達について
編入してからたくさんのお友達ができました。
『変わった名前だね』と言われることも多く、うちの子は
早い時期にカミングアウトしたようです。
同じ学年はもちろんですが、自由研究では上の学年とミックスになります
ので、国籍が違うことはすでに他の学年のお子さんにも認知されています。
公立校で散見される国籍差別はいじめも含めて社会問題に発展するほどで、
在日にとって、子どもを送りだす立場の親としては気になりますね。
我が家は公立からの編入ですが、玉川ではそういったトラブルは
ほとんどありません。
他にも苗字から判断しておそらく在日だろうと思われる方が
いらっしゃいますが(直接お話したことがありません)
お子さんは、普通に生活していらっしゃるようです。
子どもから聞く限り、成績も上位だと聞いています。
国籍や家庭環境の背景も、ひとつの個性としてお考えになっては
いかがですか?
これは私見ですが、子どもの可能性を考えたとき
子ども自身が選べる選択肢がたくさんあるほうが幸せだと思います。
もしもお子さん自身が興味を持っている学校なら、親の判断だけで敬遠せず、
ぜひチャンスを作ってあげてください。
ご参考までに。 -
【1756885】 投稿者: ありがとうございます(投稿者えざぶ) (ID:IMy1h8A67rA) 投稿日時:2010年 06月 07日 13:00
とてもたくさんの情報をありがとうございます。
そして返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
お話を伺い、私の中で、玉川学園における国籍のことでの悩みは解決いたしました。
国際的で、先生もしっかりと対応して下さると伺い
とても心強く思いました。
本当にありがたく思っております。
お子さんはみずからカミングアウトされているとはとても
しっかりしていらっしゃいますね。
「国籍の違いも個性の一つ」とは素敵な考え方ですね。
玉川学園については、あとは違うスレで書かれているような、「偏差値」が少し気になるところです。
環境や先生方は大変素晴らしいと確信しておりますが、
他大学の進学にあまり対応できないのかな…という不安があります。
入学させるなら、高校までお世話になりたいですし。。。
子供の進路のすべてのレールを親が敷く事はできないし、パーフェクトな学校なんて
ないのでしょうけれど。。。
こちらの掲示板では皆様の意見を聞かせて頂き、とても励みになりましたし
おかげさまで私の不安も解消されました。
本当に感謝しております。ありがとうございました。 -
【1764747】 投稿者: 卒業生 (ID:la91jVkouJs) 投稿日時:2010年 06月 14日 04:39
当初の不安が解消されているところに重ねての投稿で失礼致します。
(ご返信等は不要です。補足程度にお考えください)
母も私も玉川の卒業生で、母にも私にも韓国名の友人がいました。
殆どの方が既に書かれているように、まったく気にもとめていませんでした。
補足したかったのは、偏差値の件です。
実際、学校教育だけで他校に進学するには不安があります。
勿論、同級生には東大現役合格者や、中学受験で学習院へ進学した友達もいます。
ご両親のあとを継ぐため、医大・歯科大に進学した友達も多いです。
玉川学園では、「教育」よりも「学習」に重きを置いている、と言われました。
自分で学ぼうとする意欲を養っていくことが大切と考え、何事も啐啄同時、
教えるだけでは子どもは育たないという考えだそうです。
学校、児童、ご父兄の三位一体で「考える力」「学ぶ力」を培うため、
他校に比べ、どうしてもご父兄の比重が大きくなるでしょう。
進学をご希望であれば、ご家族でのサポートがかなり重要になると思います。
がんばってください!