文化祭｜掲示板スレッド

私も行って参りました。さんが、度々槍玉に挙げていらっしゃる展示は、今回の文化祭で『校長賞』に輝いた展示のことかと思われますが、

＞英字新聞を敷き詰めただけに見える展示〜〜ここが名門麻布中学･高校と思えばこそ耐えられた。
＞展示の内容からして、あれほどpoorな展示は見たことはありません。

本当にじっくりとご覧になり、内容や製作意図を理解された上での発言なのでしょうか？

何も『校長賞』を受賞したから言うのではありません。
この展示は、ことわざの実写化・クレイアニメの製作・アニメの吹き替え･･･という企画の性質上、教室での展示はほんの一部分の紹介に留まり、出口で本編のDVDを100円で販売するという形でした。
私も購入し、帰宅後に家族で観ましたが、なかなかおもしろかったですよ。

映像も編集も素人のそれですが、手作り感がまた好感を持てましたし、「よくもまあ、こんなくだらない事を手間暇かけてやったなあ」と感心するやら、シュールな吹き替えには爆笑するやら･･･
何より、青春を謳歌している生徒達の姿がそこにはありましたし、教室内での雰囲気の良さなども伝わって来て、ある意味『普段の麻布』がよくわかる作品でした。
見終わった後は、奇抜な髪型や女子高生の群の華やかさの一方で「こんな文化祭もあったんだ･･･」と小さな感動さえ覚えました。

＞思わず失笑してしまいました。

とありますが、そもそもこの企画、失笑して貰えれば大成功だったんではないでしょうかねえ？！
DVDの表書きにちゃんと書いてありましたよ。
『涙もなければ笑いもない　そこにあるのはくだらなさ　高校生のクオリティ』
『ムダな上にやり切れてない。それでも自己満、DVD化』
『たまには時間をムダに使っては如何？』ってね。

ひと言で言えば、センスの違いってやつでしょうけど、カ[削除しました]チンの頭では、親御さんにとっても麻布の６年間は辛いと思います。

初めて参加いたします。


今更ですが･･･さんの投稿のなかの『校長賞』の展示は、ちょっとしか思い出せませんが･･･、ありましたねぇ。1分位のビデオだったでしょうか。


＞何も『校長賞』を受賞したから言うのではありません。


私は、中立的立場ですが、どなたかがどこかで指摘されていましたが、プレゼンテーションにもう少し工夫があったら、多くの人のハートをとらえたことでしょう。
それにしても『校長賞』とは最高賞ということですか？


＞ひと言で言えば、センスの違いってやつでしょうけど、
＞カ[削除しました]チンの頭では、親御さんにとっても麻布の６年間は辛いと思います。


私も、来春に受験をひかえた男子の父ですが、実際問題として、2/1入試の学校はたくさんあります。私も行って参りました。さんもほかの方も、大事なお子さんが貴重な6年間を過ごす学校なので、お子さんと親御さんの希望の最大限一致する学校を選ぶようにしてください。私もそうしようと考えています。

私も行って参りました。 さんへ:
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> 苦笑さんのようなご父兄が、私の想像する親御さんです。
>
>
> あまり偏差値が高いからといって、期待した私も悪かったのです。もう退場します。


偏差値が高いからといって何を期待されているのでしょうか？

立派な展示？生徒の態度？

多分わたしも行って参りました様の想像とはかけ離れていたのでしょうね。

確かに去年のこともあり充実したものとは言えなかったかもしれません。


でも少し弁護させていただくなら、去年の文化祭が終わってから文実の方をはじめ
たくさんの生徒たちが反省とともに失敗を過去のこととせず、考え行動しそして
今年の文化祭にいたったわけで、それを支えてくださった先生方の度量の大きさを
あらためて感じております。


そしてこういうところに麻布の哲学を感じます。


文化祭だけでは麻布のよさは伝わらないと思いますが、偏差値が高いからと言って
完成された生徒像を求められてもそれこそ麻布的ではないと思います。

自由の意味 さんへ:
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> 麻布の自由は、生徒主導で行うから自由なのでは？
> 開成さんは、学校主導では？


開成が学校主導だなんて、誰に聞いたのでしょうか？
開成は運動会、文化祭とも先生の影が見当たらないほど生徒主導ですよ。
それはもうびっくりするくらい何から何まで生徒だけで運営しています。
在校生の親としてはありがたくもあるのですが、これがなければもうちょっと勉強する余裕もできるのにとため息もついています。
とにかく、生徒達の運営力はものすごいものがあります。

こうやって文化祭に高い関心を持ってもらえる麻布生は幸せですね。
改めて、麻布生も小粒に？ さんのご意見が麻布生の皆さんにとって実になる方法ではないかと思いました。


> 麻布生諸君、秋になったら今一度、筑駒、開成の文化祭を訪れることをおすすめする。麻布は麻布であってこの2校と比べることになんの意味もないが、学ぶものがあるはずだ。麻布にはあるが両校にはないもの。両校にはあるが麻布にはないものを。


適切なたとえではないかもしれませんが、NHKスペシャルのディレクターが、「僕にはフジテレビのバラエティは作れない。何人にも、得手・不得手がある」とインタビューされていたのを思い出しました。

苦笑 さんへ:
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引用して頂いて恐縮です。昨今、ダイヤモンドやプレジデントなどビジネス雑誌までが、中学受験をテーマにとりあげるなど、マスコミの売らんかな主義もここまできたかとあきれています。


学校のカラーよりも東大合格者数の増えた減ったで優劣問うことに、特にこのへんのクラスの学校になると、なんの意味がありましょう。麻布は麻布、筑駒は筑駒、開成は開成でそれぞれ全く異なるカラーを持っています。麻布は昔から「なにも問題意識をもたないヤツが東大へ行く。」といわれたきたように、多様な価値観が認められ6年間自分の好きなことに没頭できる学校です。また、上の方も書いておられるように、学校側にそれを許すだけの度量の大きさがあるところが麻布らしさだと思います。学校側は、全くの放任と言うわけではなく、しかるべきときにはすぐ対応することは、昨年の学園祭の直後に、ＨＰ上で謝罪文をだしたことで分かります。昨年の事件は不幸な出来事であり、麻布生といえども未成年であり責任をとりきれない事態がおきてしまったことは、残念でしたし、その後の努力には相当なものがあっただろうと推察しています。


およそ社会に出てからというもの、机の上で学んだ耳学問だけではたちうちできないことをイヤというほど経験してきました。高いレベルの授業を提供しながら、生徒に思うようにやらせ、時にハメをはずしたり、失敗したりしながら学ばせる学校というのが私の麻布に対する理解です。教育の一つの方法として、それは多いに「あり」なんじゃないでしょうか。


ただ、各ご家庭の考えや子供の性格などで、学校に対する向き不向きがあるので、こうした教育に向かないお子さんがいることも事実でしょうし、麻布に向かないお子さんが向くお子さんより劣っているわけでは全くないと思います。各ご家庭でお子さんの成長度合い、性格、好みなどよく話し合い、ご家庭の考えともマッチする学校を選ぶことがお子さんを大きく伸ばす一番の方法と思います。


麻布生諸君も、自分たちがやっていることが世間一般からずれていないか、井の中の蛙になっていないか常に確認し、より自らを高めていくことが必要だと思います。その意味で、筑駒、開成などの学園祭に行って見れば、必ずや盗める何かがあるだろうし、また自分たちが誇れるものが何であるのか、よりクッキリ見えてくるだろうと思い書かせていただきました。

あれから１年たちました。今年も学園祭初日にうかがいましたが、昨年の印象とはうってかわって、生徒さんたちが目を輝かせ自律的に真摯に盛り上げようとしている姿勢が伺え感心しました。なにか自信を取り戻したような。
ますますのご発展をお祈り申し上げます。

私も一昨年の文化祭を見学し、これが天下の・・・？と驚きました。
ところが、連れて行った息子はなぜかとても気に入ってしまい、第一志望校に決めてしまったので、昨年も足を運び、髪の毛の色や派手な演出以外のところに目を向けてみましたが、謙虚にこつこつと努力しているような雰囲気は感じられませんでした。

結局、息子は自分の希望を貫き、努力の末麻布に合格。入学と同時に実行委員のお手伝いに励み、この３日間は私たち家族が訪ねても忙しくてまったく相手にしてもらえないほどでした。その間私たちは初日の教師演芸会をはじめ、３日間たっぷりと見学しました。

見えてきたのは、多才でユーモアにあふれた先生方に温かく見守られながら、自分たちなりに麻布の伝統を守り、それを後輩に伝えようとする、不器用なまでに一途な生徒たちの情熱。精一杯、来場者の期待に応え、意外性を演出しようとするサービス精神。そして、長い間準備期間中も彼らにはハイレベルな授業や課題があり、文化祭のあとはきっぱりけじめをつけて受験勉強に向かうのもまた麻布の伝統という背景の中、みなついやりすぎて？しまうのではないでしょうか・・。

先ほど帰宅した息子は、疲れきっておりすでに休みましたが、「高２の先輩は(終了後）みんな泣いていたよ。そして、来年から頼むぞ、と言われて、ぼくたちもみんな泣いた。」と言っていました。

最後まで温かく見守ってくださった先生方、そして入学したばかりの息子たちをご指導いただいた先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。３日間、本当にお疲れ様でした。
そして、これからも麻布大好きな息子を、どうぞよろしくお願いいたします。