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投稿者: みさとの母 (ID:jo7/xjfMKwM) 投稿日時:2007年 01月 22日 14:11
JGでは日曜日に教会へ行くことを勧めていますが、実際在校生の皆さんはどれくらい教会にお話しを聞きにいらしているのでしょうか。
母親の私は(カトリックでしたが)中高キリスト教系の学校に通っていたのでさほど抵抗はないのですが、仏教を信仰している主人の家族は「教会へ行かなければならないなら、JGを志望するのは考えれば」などと言います。
一昨年前の学校説明会では「強制することはございません」とおっしゃっていたように思いますが、先日うかがったところ「日曜は教会へ足を運んで頂きたいとしか申し上げられません」というお答えでした。
JGに合格できなければこの悩みはまったく意味のないものなので、お尋ねするのも恥ずかしいのですが、どなたか答えて下さると大変助かります。
よろしくお願いします。
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【543286】 投稿者: JG生活の基本 (ID:b/bY.VHF.2E) 投稿日時:2007年 01月 22日 15:18
みさとの母 さんへ:
「教会へ参加しないと学校を辞めて頂くことになりますよ」とか「洗礼を受けて信者になってもらわないと困ります」
というレベルの強い強制的なものではないですよ。みさとの母さんが説明会で聞かれた通り「強制することはございません」
のご認識で宜しいと思います。
ただ、”JGでの毎朝の礼拝がJG生活の基本”と院長先生もおっしゃっている通り、
JGとしては日曜日に教会へ行くことを勧めていますが・・・
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【543601】 投稿者: 提出書類 (ID:y.ruLmY5ZcE) 投稿日時:2007年 01月 22日 21:16
日曜礼拝への出席が義務ではないとはいえ、一度は必ず教会へ足を運ぶ必要が
あります。
学校から配布される書類に、通う予定の教会の名前や住所などを記入していた
だき、提出しなければならないからです。
入学式・卒業式は礼拝形式で、学校の1日は礼拝から始まることは遠足や修学
旅行中であっても例外はありません。
「教会へ行かなければ・・・」というお考えの方には、そういう環境に子供を置く
こと自体が好ましくないのではありませんか?
教会に何度通うかは問題ではなく、ましてや他の家庭がどのぐらい子供が教会
へ行くことを許しているかはまったく無関係でしょう。
若いうちにカルトではない他宗教に触れるのは悪いことではないなどとご家族
をきっちり説得されるか、キリスト教主義の学校はすっぱりあきらめるか、
しかないように私には思えるのですが・・・。 -
【545080】 投稿者: pipi (ID:AD1m8LtM5yc) 投稿日時:2007年 01月 24日 13:59
まだご覧になっているでしょうか・・今日が願書締め切りなので一言。
受験校を決めるにあたり一番大切なのは、まず本人がその学校に行きたいと願っているかどうか、そして両親も通わせたいと願っているかどうかだと思います。周りの意見に翻弄されたりして決めた場合、きっと「あのとき・・」と後悔することになると思うからです。
家族が強い信念をもっていれば説得できるのではないでしょうか?また説得できなかったとしても、ご縁があり無事合格し、本人が満足し楽しそうに学校に通う姿を見られればその姿を見られるだけで正解なのではないでしょうか?
現在我が家もご縁あってこちらに娘を通わせておりますが、大変満足しております。確かに宗教的な側面は強く、朝の礼拝や宗教行事も数々ありますが、信者になる事を強制されているわけではありません。本人もまわりのお友達も行事の一環とすんなり受け入れているようです。また、教えていただく内容で納得できる事と出来ない事を本人なりに考えたりしている様子がありますが、そういった考える機会に恵まれた事は親としてよかったと思っています。
どこの学校にも「教育方針」があるのが私立です。それを我が子に与えてあげたいと願う者が私立受験を考える・・ならば女子学院の教育を親子共々受けたいと願うのか・・
それが一番大切なのではないでしょうか?
ちなみに日曜学校は最初は頑張って通う子もみられますが、だんだんとクラブ活動や勉強が忙しくなってくると足が遠のくケースがほとんどのようですね。娘も今は通っておりません。あまりに忙しい毎日で、日曜はついつい朝寝坊してしまうものですから・・ -
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【549311】 投稿者: みさとの母 (ID:ti18nGKIlQA) 投稿日時:2007年 01月 28日 16:43
お返事をくださった皆様、ありがとうございました。
皆様のお返事は大変参考になりました。
結局まだ少々迷いはありますが、先日願書は提出いたしました。
娘本人は女子学院に合格できるなら絶対行きたい!と信念を持っています。
(ただ、これまでの模試などの結果を見ると合格できるかどうかかなりギリギリの
実力しか持ち合わせておりません。)
最初に申したとおり合格できなければ私の質問は無意味なものでありますが、
万一合格できたときのことも考えておくべきで…
2月1日の試験日まできちんと改めて親子で考えたいと思います。
お礼を申し上げるのが遅くなり、すみませんでした。
本当にありがとうございました!
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【579691】 投稿者: 政教分離 (ID:v9DqyfwwsN.) 投稿日時:2007年 02月 25日 10:49
提出書類 さんへ:
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> 日曜礼拝への出席が義務ではないとはいえ、一度は必ず教会へ足を運ぶ必要が
> あります。
> 学校から配布される書類に、通う予定の教会の名前や住所などを記入していた
> だき、提出しなければならないからです。
国の宗教活動への関与は憲法で禁じられています。その許容される度合いは学者間でも論争のあるところですので議論はさておき、国から補助金をもらっている宗教系学校が布教活動を強く勧めているかのようなことはあまり好ましくはないのはないでしょうか。
政教分離は国・地方公共団体と宗教が結びつくことによる弊害を経験知的に認識した規定で、少数者の信教の自由を保障することにその趣旨があると考えるべきではないでしょうか。そもそも、フランスでカルト(ヨーロッパではセクトと言います)を規制する際にキリスト教がカルトかについても深刻な議論になったと御聞きしています。
補助金を受けていないのなら申し訳ありません。
【日本国憲法】
『第20条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない』 -
【579796】 投稿者: 提出書類 (ID:2z4uEF8YdY2) 投稿日時:2007年 02月 25日 13:27
政教分離さんへ
まずは政教分離という概念を理解することからはじめてください。
女子学院は国公立の教育機関ではありません。
バックに特定の宗教団体がついてもいません。
学校説明会などでキリスト教主義をとっていると積極的に公言してい
ますので、信条的に問題があればみさとの母さんのご親族のように子供
を通わせないと決めればよいだけです。他の学校を選択する自由を行使
できます。
日曜礼拝出席の勧めを宗教の強制というのは無理があります。
政教分離さんの議論はよくわからないのですが、引用部分から考えると
学校で礼拝を行い、聖書を読むことは学校が教会という場所ではないか
ら構わない(だから引用していない)が、教会へ赴き書類を書いていた
だくのは布教推進にあたるということでしょうか。
本当にさっぱりわかりませんが、つまりは場所が問題なのですね?
それでは生徒全員が参加する修学旅行で、神社仏閣を訪問することは
大変まずい行為となります。
ましてそこで説法を聴き座禅を組み瞑想する体験を組み込んでいる学校
は、その宗教の布教に積極的に協力し、実際に宗教行事への参加を強要
したということで、国公立の学校であれば文句なしに憲法違反ですね。
私立でも国から補助金交付されていれば望ましくないと。
無宗教とされる学校でも修学旅行等でお坊さんの講話を聴く機会は設け
ていますが、仏教の布教は好ましくないと他の学校板へ書き込みをしな
いのはなぜですか。
ヒマでしたのでつきあってみました。
(こうやって相手にするから妙なものにまとわりつかれるのでしょうか) -
【580991】 投稿者: 宗教教育について (ID:p5jyuJyXSXU) 投稿日時:2007年 02月 26日 19:58
提出書類 さんへ:
-------------------------------------------------------
> 政教分離さんへ
> まずは政教分離という概念を理解することからはじめてください。
>
>
> 女子学院は国公立の教育機関ではありません。
> バックに特定の宗教団体がついてもいません。
> 学校説明会などでキリスト教主義をとっていると積極的に公言してい
> ますので、信条的に問題があればみさとの母さんのご親族のように子供
> を通わせないと決めればよいだけです。他の学校を選択する自由を行使
> できます。
> 日曜礼拝出席の勧めを宗教の強制というのは無理があります。
>
> 政教分離さんの議論はよくわからないのですが、引用部分から考えると
> 学校で礼拝を行い、聖書を読むことは学校が教会という場所ではないか
> ら構わない(だから引用していない)が、教会へ赴き書類を書いていた
> だくのは布教推進にあたるということでしょうか。
> 本当にさっぱりわかりませんが、つまりは場所が問題なのですね?
教会へは行かざるを得ない雰囲気なんですよね。
憲法20条2項には該当しないのでしょうか?
そもそも、学校で道徳が宗教になっているのも特定の宗門の生徒への教育
を目的としているから許されるという認識を学校選択においてきちっと持つ
べきではないでしょうか。
中教審における識者からのヒアリング概要から一部引用します。
『とかく宗教界の人間は「宗教平和」ということを言うが、宗教の基本は、
自分たちとそれ以外を区別することである。
キリスト教では異端を審判し、ユダヤ教の教義の基本は神と選ばれた民
であるイスラエルとの契約であり、神道でも国を治めるべしとの神の命令
から神話や国造りが始まっている。
基本法第1項の「寛容の態度」が必要なのは、もともと他宗教に寛容で
はないから。
公立学校には色々な人がいるので、特定の宗教を教えることができない
のは当然である。』
『一方で、私学については、学教法施行規則(第24条第2項)において、「
宗教をもって前項の道徳に代えることができる」とある。
いろいろな人が集まる公立学校で宗教教育をすることは押しつけになり、
信教の自由に反するが、決まった宗門の生徒が集まる私学では、宗教が道
徳教育に当たるとの認識は正しい。』
阿部美哉氏(國學院大学長)の意見陳述の概要
(中央教育審議会第20回基本問題部会(平成14年12月19日)より)
http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/voice/001/v001_03.htm