日能研と四谷大塚とSAPIXの特徴について(けん・たかくら相談用）｜掲示板スレッド

上の方みたいな価値観の方はそれで良いと思います。
人それぞれですから。

過去スレみていたら、けん・たかくらさんがサピックスを薦めなかったケースが一度だけありましたが、その時は、ご相談されていた早実志望のお母様が途中で「どうしても早実というわけじゃない。難関校じゃなくてもよい」と仰っていたケースですね。

私は、受験は1勝４敗でも一番入りたいところに行ければ成功だと思います。二つも三つも行けるわけではないですから。でも、一度も残念体験はさせたくない、確実に受かりたいところだけを受けたい、という考え方も自由です。過保護だとは思いますが。

息子の友達はα1でしたが、サピのない日はプリに行っていたようです。
お母様は、一人っ子でうちに居られても煮詰まるから〜と仰っていました。あとは他兄弟がいて勉強が捗らないというご家庭も。他塾でもユリウスとか家庭教師利用していたようで、経済的余裕があるご家庭が多かったですね。

イビサ様

おはようございます。けん・たかくらです。
三点セットのお約束くれぐれもお忘れなきよう(o^∇^o)ﾉ

イモ欽トリオ、ピンとくるまで数秒かかりました？
ヤングママですね。私の世代ならすぐにわかります。

さて話を進める前にここいきましょうか。
>>お母様曰く「いわゆるお客さんクラス」の娘さんが「絶対に鴎友行きたい」と譲らす、 周囲の反対？を振り切って受験、なんと合格してしまいました。

「お客さん」という言葉は私がこの業界に入ったときからすでに使われて
いたのですが正直、どういうことなのかよくわからないです。
四谷とか日能研とかそういう標準的な塾の下位クラスの子たちであっても
授業中はそれなりに真面目に勉強しているんですよね。
能動性は上位の子たちに比べると弱いですけどね。

こういう子たちに特に必要であるのは塾に通う回数や
週テストみたいにテストの回数を増やすことではなく
理解、定着を図るための家庭学習の時間を増やすことだと私は思っています。

そのお知り合いのサピの方はお客さんクラスだということですから
おそらく西山くんクラスということですよね。
間違ってはいけないのは他塾の西山くんクラスの子たちとは
学力が全然違いますよってことです。
先日、2013年のデータを挙げましたよね。いくつか加えて再掲しましょうか。

吉祥女子2回目　偏差値46
鴎友学園１回目　偏差値44
鴎友学園２回目　偏差値48
学習院女子A　　偏差値42
立教女学院　　　偏差値44
頌栄女子1回目　偏差値42
横浜共立A　　　偏差値44
横浜雙葉　　　　偏差値40

これらは全部安定的に合格率50％を超えてきている偏差値です。
ですからサピの西山くん上位クラスの子たちというのは
四谷大塚の山口くん下位クラスの子たちとほぼ同等の学力を有しているということです。

>>鴎友のワンランク下で50%圏内クリア→鴎友にチャレンジ成功
というところでしょうか。

かなり高い確率でそうだろうと思いますよ。
チャレンジしていくためにはおさえが必要なんですよ。
そのおさえの作り方はいろいろありますけどね。
1月校でつくる人もいますし、距離的にそれが無理なら2月に入ってからになりますよね。

たとえば1日鴎友ダメだったら2日は他のところにしとこっかあとか
いやいや鴎友は絶対に譲れないから2日も鴎友、ちょっと怖いけどおさえは3日以降に
するとか、そのあたりはいろいろですよね。

お子さんがサピに入ってうまいこと山口くんになれれば
これはもうOKですよね。
でも仮に最終的に山口くんになれず長江くん、あるいは西山くん上位に
とどまったとした場合であっても他塾に比べると良い結果を得られる可能性が
高いですよということです。

上のお子さん、四谷系だったんですよね。
四谷大塚の入試情報センターHPで50％偏差値のところを見てみてくださいよ。
私が旧スレであげた①～⑩の学校の大半において山口くんでなければ50％偏差値
すらクリアしていないんですよ。
ですから四谷大塚の場合、山口くんであること、テストコースでいえばCコース
以上であること。これが至上命題になってきます。
なかなか厳しいですよ。

「開成いくならサピックス」とか「桜蔭いくならサピックス」とか
サピが宣伝していますよね。
他塾に比べるみると事実、その通りではあります。
でもそういうところにいける子っていうのはサピの中でも一部なんですよ。

サピのもう一つのすごいところは他塾なら山口くんじゃなきゃいけないところでも
下位クラスから入れるってことです。

ですから私は「転ばぬ先のサピックス」だと思っています。

次回は宿題の話しにしましょう。
これもね、膨大な宿題量とか演習量とか「うそつきさん、こんにちは」
みたいな話がまかりとおっていますから。

続きはまたあらためて。

塾選びは、親と子供の目でとの考えから、個別7社、１０教室、大手７社（関西系含む）21教室、専門、少人数、専門系９社回った体験より。
個別の室長はサピックス勧めます。合格数はサピックスですが、各校舎の御三家合格率は一概に言えない、サピックス以外の大手は、御三家狙いは最上位クラスが前提、最上位にいる限り、大差ない。結局、体験、親が授業見学できるとこにしました。サピックスは、素晴らしいと推定されますが、あくまで人の話と他人の合格数が判断材料のため選択しませんでした。子供に合わないところで、勉強する気にさせる、するには、個別、家庭教師が必要になるリスクがあると考えためです。今のところ個別、家庭教師なしで、サピックス換算偏差値60台前半くらいの位置で安定、睡眠時間はしっかりとれてます。サピックスが体験、見学でき、合格数、模試偏差値別合格率以外の開示が充実していれば、サピックスにしていたかもしれませんが。私の約５０教室の情報なので、あてになりませんが参考まで。

約５０教室→約４０教室でした。

うちはサピックスしか言っていませんでしたが、ずっとα１で御三家でした。
周りも個別や家庭教師は聞かなかったですが、まあ、そういう地域だったのでしょう。
富裕層の多い地域は違うのかもしれませんが、そうでなくても合格はできますのでご心配なく。

数日前サピックスの保護者会がありまして、校舎の前年度の受験生のクラス別合格実績・最終進学先をうかがいました。１人単位の正確な数で、合格の裏には不合格者もいるというお話の中、最終的には最下位クラスでもきちんと中堅どころにおさまっておりまして、けんさんの話の裏づけがされました。たとえ最下位クラスとなってもこちらのシステムとテキストで最後まで通塾すべきだとあらためて認識しました。

先ほどの投稿の御三家合格率は、開成や桜蔭合格数÷同受験者数、当然、ヒアリングできた範囲。