子どものやる気がなかったら、中学受験をやめた方がいいの?

中学受験を目指す親御さんの多くは、受験をやめようと一度は考えるようですが、そこで本当に諦める方は少なく、ほとんどのご家庭は悩みながらも受験勉強を継続します。
今回は、受験をやめようと思った理由をアンケートし、その理由はどこからきているのかを探ってみました。今悩んでいる方は、同じような悩みを持っているご家庭は多いのだと、まずは安堵してください。それから客観的に、親御さん、お子さまは今どのような状態なのかを捉えてもらえたらと思います。

本当に中学受験をやめた方がいい場合とは?

中学受験をやめようと思ったことはありますか?「はい」の方は、その理由を選択してください。

中学受験をやめようと思ったことはありますか?

アンケート結果の上位3つは、「子どものやる気がない」…21.8%、「成績が上がらない」…16.6%、「親が中学受験のサポートに疲れた」…15.3% となりました。

中学受験を目指すご家庭であれば、この3つは繋がっているというのが、よくお分かりだと思います。たとえば、子どもは「塾に行きたい、一貫校に行きたい」と言うのに、勉強をするようすもなく、やる気が感じられない。手を変え品を変え、勉強に向かわせるのだけれど、継続しない。勉強にムラがあるから成績も上がらない。ますます子どものやる気がなくなっていく。その繰り返しで、もうどうしたらよいか分からなくなって、サポートに疲れてしまう。…というのが多くの中学受験家庭の姿です。

では、「やる気がない」から受験をやめた方がいいのでしょうか?

子どもが追い詰められて、覇気がなくなり、元気な姿が見られなくなったら、かなりの黄色信号なので、その場合は別の対応が必要です。また、中学受験は実は親の思いだけで、子どもが一貫校に行きたくないと思っていた、という場合はよく話し合って、考え直すことも必要でしょう。

ご家庭それぞれの状況が異なるので、一概には言えませんが、このようなケース以外は、親の考え方や子どもへの接し方しだいで、ほとんどは解決できるのではないかと思わせてくれるのがインターエデュの掲示板です。
掲示板に寄せられたアドバイスを、いくつかご紹介します。

※掲示板からの引用文は、一部の編集をのぞき、原文を尊重して、そのまま掲載しています。