塾での子ども同士のトラブル、親子間でのバトルを乗り越えた中学受験

【ニックネーム】 なおちん さん
【お住まい】 東京都
【お子さまの性別】 男子
【出願校数】 4校
【受験校数】 4校

Q. 中学受験で最も悩んだことは何ですか?

中学受験で最も悩んだことは何ですか?

①塾との相性(転塾)

先生のいないところで持ち物を隠す、足をかける、シャープペンシルの芯を全部折られる、リュックサックに南京錠をかけられるなどの嫌がらせを受けました。

先生がいない隙を見計らって、先生が戻ると何事もなかったようにふるまうので、物を取り返そうとしている息子が立ち歩いているだけ。先生からは「真面目にやりなさい」と取り合ってもらえなかったことが多々ありました。

どうして自分が今立っているのかなど、状況を聞いてくれない先生に、息子は少々不信感を抱くようになっていきました。

塾長は真摯に向き合ってくださいましたが、状況は変わることはありませんでしたし、やられる方に原因がある、出来の良い生徒だからそんなことをするはずがないとおっしゃられる先生もいました。

②子どもの友人との関係

学校の友達は受験する子が少なかったので、みんなが遊ぶ時に遊べないこと、ゲームの話題で盛り上がったりしても入っていけなかった。

一緒にゲームをしたいという気持ちはものすごくあったのですが、それよりも、自分の希望する部活が活発な学校に進学し、その学校で共通の趣味の仲間を見つけ、部活動をやりたいから、今は我慢してがんばる!と、越えていました。

Q. 第一志望の入試日前日から当日、合格発表までのお子さま、ご自身の様子を教えてください

前日は自宅で、志望校の過去問の最後の見直しを行いました。理科社会はテキストを読み返し、最終チェックをしていたようです。

ここまで本当によくがんばったと、息子のがんばりを認め、褒めること以外に、親にできることはありませんでしたが、受験前最後の一ヵ月は毎日がその気持ちで溢れていました。

当日は晴天に恵まれ、また、電車好きの息子と志望校に向かう車中、朝日を見て「後光が指してるね〜。運が良いね」と話しながらリラックスして向かいました。

1日午後の併願校に向かう電車の移動も、カメラ片手に楽しく向かいました。

小躍りする姿に、「緊張しないの?」と聞いたところ、「真面目にしていると、緊張が高まってくるから、だからわざとふざけたことするんだよ。いつも通り電車に乗る時は写真撮影を楽しむことで、落ち着いて試験に臨める」と言った息子の言葉に、受験を通して成長した息子を誇りに思いました。

1日午前校は不合格でしたが、1日午後と2日校の両校から合格をいただくことができました。

息子は鉄道研究部の盛んな学校への進学を希望しており、息子の気持ちとしては、2日の合格校が1番の志望校だったように思います。

受験前に、2日校の鉄道研究部の機関紙をずっと読んでいるので、「1日と2日校の両校に合格したらどうするの?」と質問したところ、「ママごめん。オレ、2日校に行くかもしれない」と言った時に、1日校は親の希望が大きいのだなと感じざるを得ませんでした。

インターネットで合格を確認した時の息子の涙は、決して忘れることはできません。

親の希望を押し付けたつもりはありませんでしたが、並々ならぬ2日校の鉄道研究部熱が、2日校への合格を導いたのかなと思います。

Q. 中学受験を振り返ってこうしたほうがよかった点も含めて、これから中学受験をするご家庭にメッセージをお願いします

これから中学受験をするご家庭にメッセージをお願いします

受験期間は、何度もバトルをしました。勉強を始めるまでにダラダラとかなりの時間を要していたこと、やるべきことの優先順位が違っていたこと、間違えた問題を見直さないことなどです。

私の思う通りに勉強を進めないことへのいら立ちで感情的に怒ってしまうことも多くあっりました。そこで、まずは、学校のクラス内に受験する子がほとんどいない状況の中、また、塾内でのトラブルがある中で息子なりにたくさんの我慢をしながら、目標に向かって心折れることなくがんばっていることを認め、感情的に怒ってしまったことを謝りました。

さらにどうしたら自分のやりたいことをできるようになるのか、そのためには今何をしたら良いのか、バトルの都度、話し合いました。

何度も同じ話し合いをしていたので、時間の無駄だと思ってしまうこともありましたが、この時間があってこそ、お互いが冷静になり、目指す方向を一緒に再確認し、リスタートすることができた貴重な時間でした。そして親子の結びつきを強くした時間だったと思います。

子どもは親の思い通りにはいかないし、まずは、子どものがんばりを認めることを心がけるようになったと言いますか、本当に子どもはがんばっているんだなと心の底から感じることができるようになりました。

親の喜ぶ顔を見るため、心配をかけないようにするため、子どもはたくさんがんばっているのだと、教えられた日々でした。

勉強の取り組みは、自分で決めて取り組んてほしいなと思っていましたが、私が主導していました。息子にはペースメーカーが必要でした。国語が苦手でしたので、大手塾と併用して個別に通いました。

大手塾では生徒同士のトラブルも発生したり、親としては、勉強以外での心配事の方が大きかったです。転塾も考えましたが、本人の強い意志により、通塾を続けました。

塾の対応も精一杯やっていただいたかと思いましたが、その時の先生の対応に不信感は残っています。結果的には、息子の志望する学校への合格を導いてくださったので、その点は感謝しています。


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