【日本大学櫻丘高等学校】若手の先生インタビュー! 日大櫻丘の教科教育と学校の魅力

日本大学文理学部に隣接する日本大学櫻丘高等学校(以下、日大櫻丘)は、世田谷区にある高校です。併設の中学校がないため、入学生はみな同じスタート地点に立ち、人間関係を築くことができます。今回は、若手の先生4名にインタビューしました。

日大櫻丘ではどんな授業をしているの?

まずは教科教育について、先生のこだわりやモットーをうかがいます。

できるできないより、やるかやらないか【体育科・津田喬先生】

水泳部顧問の津田先生
水泳部顧問の津田先生。「部の目標は『全員自己ベスト更新』です。現在50名の部員がおり、レベル別に練習メニューを分けているので、自分の泳力に合った練習ができます」

『できるできないより、やるかやらないか』をモットーに、できないことでも最初からあきらめず、まずは挑戦してみることの大切さを伝えられるように授業を展開しています。

本校では、通年使用できる温水プールで水泳をしたり、公認の400mトラックで陸上をしたりと、他校に比べてとても充実した環境で体育の授業を受けることができるので、ぜひ一度、本校に足を運んでみてください。

考えや想いを英語で表現する力を育てたい【英語科・徳永磨樹先生】

チアリーディング部顧問の徳永先生
チアリーディング部顧問の徳永先生。高校と大学でチアリーディング部に所属し、大学ではチアリーダーを務めていたそうです。

グローバル化が進む中、語学力とコミュニケーション能力がますます求められる世の中になります。生徒たちが英語で主体的に考え、英語を使って自分の考えを表現する力を養う指導を心掛けています。

英会話の授業では、クラスを3分割して少人数で受講するため、生徒全員が英語で会話する機会が多くあります。授業以外にもネイティブの先生と話すことができるSAKURA Cafeがあります。

数が苦を数楽に!【数学科・大貫明弘先生】

バスケットボール部顧問の大貫先生
バスケットボール部顧問の大貫先生。「部員は男女約30名で、部の目標は『東京都ベスト32』です。活動場所の体育館は冷暖房が完備されており、練習環境は非常によいです」

数学を苦手教科とする生徒は他教科より多いです。そこで私たちは「櫻丘で数が苦を数楽に」を目標に、基礎的・基本的な力の養成や、数学を通して物事の見方や考え方を明確化させる力を養うために日々指導をしています。

新型コロナウイルスによってオンライン授業や短縮授業となった2020年度は、本校で導入しているICT機器を活用し、基礎的な問題から授業内で扱えない応用問題まで動画を撮影して生徒に配信しました。これにより、数学が苦手な生徒は授業で分からなかった内容を何度も見直したり、また得意な生徒は自主的に応用問題に取り組むことができました。黒板を前にして行う講義型の授業から双方向型の授業へと転換するために、いまは日々模索しています。

生徒の発言を引き出す授業づくりを【国語科・中本のぞみ先生】

ライフル射撃部とゴルフ部顧問の中本先生
ライフル射撃部とゴルフ部顧問の中本先生。「ライフル射撃部は、近年では女子選手の活躍が目覚ましく、東京都大会で個人上位賞、全国大会で団体戦5位に入賞しました」

私の授業のこだわりは、生徒になるべく発言をしてもらうことです。毎授業、前時の復習を行い、どれくらい知識が定着しているか確認しつつ、分からなければ近くの生徒同士で話し合いをさせています。

また、苦手な生徒に対しては補習や隙間時間を利用して、何が理解できていて何が理解できていないかを明確化し、理解できた瞬間にすぐ褒めることを心掛けています。