日能研5年生、4教科それぞれの学習状況や教材について後編…そして夏期講習の話【のび太のまま vol.4】

こんにちは!のび太のままです。
暑さは比較的平気な方ですが、今年の6月は特別暑かったですよね。

2か月近く続いた、夏期講習イヤイヤ期

2か月近く続いた、夏期講習イヤイヤ期

受験生の夏といえば、夏期講習。
夏を制すものが受験を制す、とか。
皆さんのお子さんは、夏期講習に対する心構えはいかがな感じでしょうか?
我が家は「夏休みに塾に行くなんて嫌だー!絶望だー!」と、おいおい泣かれました。まさに、ジャイアンに理不尽に殴られたのび太くんの姿です。

わからなくもないんですよ。
なにせトータル25日も塾に行きますからね。
去年まで自由に過ごしていた夏休みが、今年から夏休みに入った初日から塾。土曜も塾。なんなら、夏期特別講座!といって日曜も授業があったりしますからね。その間にテストを計3回ですから。やるのとやらないとでは差が出て当然なボリュームです。
私も最初に日程表(&費用ふくむ)を見たときは、ビックラしましたし、そのうえ「塾をやめる!
ママは、小学生のときに塾に行ってなかったくせにー」とか言われたら。もうおっしゃるとおりです。(・∀・)としか。

だからって「5年生の夏はのんびり過ごそう」なんて器の大きい言葉は出てこない母です。
息子と目が合えば、恨めし顔で「夏期講習、行かないからっ」と言われる日々。夏期講習の大切さ(ふんわりと)や、例年どおり祖父母宅への帰省や旅行も行けるから。と伝えますが耳に入りません。なんてたって相手は、人生に希望を失った小学生ですから(・∀・)

日能研の夏期講習は強制では無いけどデフォルトです。黙っていれば口座から引き落としになります。
もし、もしほんとに行かなかったら…私のメンタルは大丈夫なのか。
まずは6年の夏の練習だ!と切り替えて、息子に2教科受講を提案しました。息子も1度は説得に了承したものの、しばらくすると「行きたくない、行きたくない」と呪文のように言い続けていました。

毎日毎日、息子のまじないを聞いていると、こっちまで夏期講習の件で頭がいっぱいに。

大枚だして子どもが嫌がることをやる意味とは?子どもに合った環境のための受験だよね?
子どものためとは何ざんしょ?もしや虐待?
そもそもなんで勉強させるんだっけ?
ところで、塾とは?
…完全に脳内迷走状態です。

そんなある日、塾から帰宅後、お風呂に入る前の息子に夏休みは塾に行くからゲームができない。とポツリと言われました。
※我が家のゲーム時間は、基本平日30分。
休日60分。さらに、塾や時間内に課題が終えたら…などで10〜30分まで追加するルールになっています。

夏休みは時間があるから、塾があってもゲームは60分だよ。それと塾に行ったプラス15分もあるよね。と伝えたところ
「ヨッシャーーー!」
鼻歌まじりのバスタイム~。

2か月近くにおよんだ、夏期講習イヤイヤ期が終わりを告げました。
結局のところゲーム(褒美)だったのか。
それならそうと早く言っておくれ。
だからって、4教科を提案する気力もなく、夏期講習は2教科(国算)受講になりました。 
夏休みはただでさえ、3度の飯が大変なのに、社理のサポートです。
夏休みが始まってもいないのに、すでに疲労感でいっぱいです。はぁ…。

ちなみに、日能研は特別講座「国語の記述講座」や「算数の演習講座」の他に、夏休みは理科や社会も講習も用意されていました。さらに、系列の個別指導塾が目と鼻の先にあります。夏休みよ。ドンとこいですね!

夏期講習のテキスト 軽い図鑑並みの厚さ
夏期講習のテキスト。軽い図鑑並みの厚さ

はぁ。

今回学んだのは、「季節講習のお知らせは塾におまかせしよう!」です。
早々に軽い気持ちで、夏期講習の存在を伝えた親が悪魔に見えたのでしょう。
一方、塾の先生はプロですから。至極当然のように、残酷な現実を告知していると思われます。それに、塾の教室で仲間と一緒の方が受け入れやすいのではと思われます。
実際に夏期講習が近づくにつれて、塾からちょいちょいアナウンスがあるのか、息子も覚悟したのか、落ち着いてきました。

塾には悪者になってもらうのが、親子関係を守るために良いかと思われます。

はぁ。

4教科それぞれの学習状況や教材について

やっとこさ、本題ですm(_ _)m
先月の続きで「4教科それぞれの学習状況や教材について」の社会と理科編をお話しますね。
※日能研の育成テスト(2週に1度行われる単元ごとのテスト)の評価を参考で使います。

社会

社会です。
幼い頃は国旗や世界地図の本がバイブル。
低学年では祖父が車の運転で使用しているガチの地図帳を雑誌感覚で眺める。
小学校の朝読書タイムにも地図帳。
ボールは友達ならぬ地図は友達です。 

そんなこんなですので、5年前期の地理分野は評価のアップダウンが少なかったです。
息子は得意になり「社会を頑張る!だから算数は捨てる!」と息巻いておりました。

よく点数を落としていたのは、漢字の間違えです。本番の入試では難しい地名や単語も漢字で書くよう求められます。先生からも、ひらがなで書いて◯よりも、頑張って漢字で書いて×をもらった方がよいとのお話でした。
「字が雑」問題も絡み合い、10点失点とかなるとク〜ッとなりますが忍耐です(^^)
国語の漢字練習帳に社会で間違えた漢字も練習しています。

地理の対策

地理の対策としては、

  • 白地図を繰り返す
  • 間違えた漢字の練習

地図帳は日能研の地理資料集と白地図の他に、サピックスの『白地図トレーニング帳』(本屋さんで買えます)、四谷大塚の『考える社会科地図』(塾のサイトから買えます)も活用しています。サピックスの白地図は、丸つけもしやすく良かったです。

それと、NHKの「ブラタモリ」が地理の勉強になると聞き、子どもも好きそうなので、一緒に見ようと思います。
リアルタイムでいうと、9月から始まる歴史に向けて、図書館で学習漫画をセット予約しました(笑)

理科

最後は理科です。
小さい頃は太陽系にハマり、公園や科学館によく連れて行っていたので、親なりに下地が積めたつもりでした。
が。塾で初めての理科の結果は40点台。
同じクラスの子は、ほとんど90点台だったようで、息子は落ち込んでいました。
評価にして3。うむ、初見です(・∀・)

要因は春期講習後のテスト。復習となる単元で、授業は演習中心だったので基礎を理解できていない息子には難しかった。
経験だけじゃなく、知識も必要なのだと実感しました。

急遽、時間ができたので、受講していない新5年、2〜3か月のカリュキュラムを塾の授業動画(日能研の動画はホントに助かります)を見ながら、テキスト→『栄冠への道』と取り組めました。
2か月分は大変そうでしたが、その後のテストから挽回しだして、今は単元によるアップダウンはあるものの、好きな教科となっているようです。

理科は普段の生活の延長線にあるから、それほど難しい教科ではないと考えていましたが、中学受験は違っていました。
テストとなれば、理科の計算問題で点数を取りにいくことも重要だと知りました。

今のところ理科にはコレだ!
という具体的な対策が思いつかないのですが、知識だけでなく経験もしてほしいです。
夏休みに入るので、お手伝いや自然体験、知識を得た状況で科学館にも行ってみたいと思います。

入塾前に用意した社会と理科の参考書4冊

入塾前に用意した社会と理科の参考書4冊01
これでなんとかなりそうな気がしていたお気楽な母。


入塾前に用意した社会と理科の参考書4冊02
イラストが多く、復習テスト前にチェックするのに活用しています。


あ、一応。社理に自信があって夏期講習が2教科なわけではないことを断っておきますね。
私がうまいこともっていけなかったのです。はぁ。
次回は学校説明会に参加した感想を中心にお伝えできればと思います。
おたがい素敵な夏休みになりますように(^^)

はぁ。

のび太のままさん

のび太のままさんのプロフィール

5年生の男の子(2024年中学受験予定)と幼稚園に通う女の子のママ。日能研に通塾する5年生の男の子は、新5年生の冬休みから通塾を始めました。

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