小3次女の中学受験はまだ始まったばかり【S-II vol.2】(2ページ目)

姉妹で中学受験をするメリットとデメリット

我が家の姉妹はとても仲が良いです。もちろん毎日のように喧嘩をしますが、喧嘩するほど仲が良いです。長女が2022年度に中学受験した時、次女は小学校1年生でした。長女の塾通いの大変さや毎日の勉強量の多さ、寝る時間の遅さ、母である私がいつも長女に付きっきりだったことを幼いながらに体験していると思います。家族一丸とならなければ乗り越えることのできなかった長女の中学受験でしたから、よく頑張ってくれたと思います。

その経験を踏まえて、2回目の中学受験となるメリット、デメリットを考えてみました。

メリット】
・近隣私立中への知識がある。
・長女の時のように「首都圏の中学受験を知らない」といった漠然とした不安から焦る気持ちがなく、まだまだ落ち着いていられる。
・勉強や塾のスケジュール感が体に染みついている。
・次女の中学受験仲間ママに、より良いアドバイスができるようになる。
・「まさかの合格やまさかの不合格なんてない」、「受験はご縁であり、子どもに合った学校に落ち着く」という悟りを開いた。
・中学受験は通過点なので、その先を見据えた学校選択をすべきだと理解できている。
・数年で大きく上下する偏差値を見ているので、水ものの偏差値だけで学校を決めてはいけないと身をもって体験している。
・長女の塾のお友達でいろんな受験ケースを見てきているので、ちょっとやそっとでは驚かない。
・次女自身が中学受験を身近に感じていて、中学受験の世界に抵抗がない。

デメリット】
・長女と次女の間に休憩タイムが入ると、次女の中学受験への力が入らない。
・大体この辺かな、とわが子の着地先(偏差値)を勝手に想定してしまう。
・第一希望に合格した長女のときのように「がむしゃら」に本気で伴走はできないと、弱気になってしまう。
・長女と同じ学校を目指して不合格だった場合を勝手に想像して、勝手に胸が張り裂ける。

デメリットは私の想像によるものが大きいですが、もし次女が長女と同じ学校を目指したくなった場合が、とても怖いです。姉妹が受験する場合は、必然的に同じ学校が志望校になりやすいですが、どうやって次女の受験をコントロールしていくかまだ答えが出ません。次女の第一希望もはっきりしません。次女自身もまだ3年生で幼いため、中学でやりたいことが定まっていません。

この先、次女と私は覚悟を決めて志望校を定めるときが来ると思いますが、まだ先の話になりそうです。
それまでお付き合いくださいね。

S-IIさんのプロフィール

臨海セミナー通塾中の小3女子のママ。ご自身も長女(私立中2)も中学受験経験者ということから、小3次女も中学受験をさせたいと考えている。