自分・長女で経験した中学受験。小3次女はどうする?【S-Ⅱ vol.1】

自分・長女で経験した中学受験。小3次女はどうする?【S-Ⅱ vol.01】

初めまして、S-Ⅱと申します。
今月より月に1回、中学受験についての記録を記載させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
まずは我が家の自己紹介をさせてください。

●私(S-Ⅱ):フルタイム勤務サラリーマン。中学受験経験あり、近畿地方出身
●夫:サラリーマン。中学受験経験なし、九州出身
●長女:私立女子中新2年。2022年に中学受験を経験、日能研に通塾
●次女:公立小新3年。臨海セミナー通塾中(御三家算数のみ塾講)

「なぜ中学受験をしようと思ったか?」についての答えは、私が中学受験をし、長女も中学受験をしたので、このブログの主役である次女にも中学受験をさせたいという選択肢になりました。
次女に中学受験をさせようと思うまでの経緯を記すにあたり、まずは前提となる私と長女の中学受験のきっかけを記したいと思います。

人生で1番勉強した中学受験とのびのび過ごせた6年間〜私(S-Ⅱ)の中学受験

30年ほど前、近畿地方で中学受験をしました。
小学校4年になった頃、地元の進学塾に仲良しの友達2人が通塾をはじめました。
当時の地方での中学受験は小学校全体では1割程度でとても珍しく、お友達から聞く

・進学塾での勉強の話
・小学校では習わない算数の特殊算の話
・テスト結果でクラス分けされる話
・電車で通学する私立中の話
・特別な世界と思える話

が未知の世界であり、とても魅力的に感じたのです。
そして私は自分から父に「私もお友達と同じ進学塾に行きたい。中学受験をしたい。〇〇中学に行きたい」とお願いして5年生夏から塾に通わせて貰いました。
お友達からは、「小学校の勉強とは違うし、4年から通ってないと授業についていけないかもよ?」と言われていたにも関わらず、入塾して最初のテストから上のクラスだったことにより、やる気に火がつきました。

進学塾での勉強はとても楽しかったです。
それまで小学校の勉強しかしていませんでしたが、たくさん本を読む癖がついていたので国語は得意となり、算数も特殊算が楽しくてどんどん解けるようになりました。
理科も社会も知らないことばかりの新鮮な授業で、塾の授業は毎回ワクワクして受けていました。
そして、勉強が楽しいまま6年生・受験生になり、夏期講習では別の大きな校舎に通ってワイワイみんなで過ごして、あっという間に受験本番になりました。

入試では第一希望に不合格でした。
第一希望は県内トップの私立中でしたが、今でも解けなかった算数の問題を覚えています。一生忘れられない悔しい思いをしました。

ご縁のあった第二希望の私立中に進学したところ、とても自由な学校で、校則もなく、高校受験もなく、のびのびと過ごすことができました。

今の自分があるのは、人生で1番勉強した中学受験の経験と、中学・高校で過ごした6年間がルーツだと思っています。
中学受験をさせてくれた両親にはとても感謝しております。

徹底的に情報収集した長女の中学受験

長女を受験に参入させるかどうかは、とても悩みました。悩んだ大きな理由は

・私も夫も地方出身のため、首都圏の私立中が分からないこと
・塾がたくさんありすぎて、選び方が分からないこと
・首都圏の今ドキの中学受験事情が分からないこと

でした。

そこで、ネットで情報検索したり、職場や学童の先輩ママに教えて貰ったりしながら、メリット、デメリットなど情報収集をすることにしたのです。
調べた結果はこちら。

【メリット】
・高校受験の内申メインかつ学校選択が自由でない仕組みと比べて、中学受験だと自分で自由に受験校を選べること
・首都圏私立中の数は、私の地元よりずっと多く、たくさんの選択肢の中から我が子に合う学校を選べること
・高額な塾代は、膨大な情報料代が含まれていて、学校選びの良い参考になること

【デメリット】
・塾代が高額なこと(4年から6年までで200万円以上)
・保護者判断による低学年からの入塾の場合、塾とのミスマッチが起きる可能性があること
・本人からの「中学受験したい」を待つと高学年からの入塾になり、4年生から始まる中学受験カリキュラムに乗り遅れること
・通塾への送迎やお弁当、勉強のフォローなどが保護者の負担になること

このときからインターエデュにはとてもお世話になっています。

首都圏で中学受験をするメリットとデメリットを比較検討し、さらに私の経験も踏まえた結果、長女の中学受験への参入を決意し、新3年生から日能研に入塾しました。