ふと立ち止まって考えてみた「わが家なりの受験スタイル」【とっきーvol.6】

早稲田アカデミー名物、NN(何がなんでも)志望校別コースに参戦!

こんにちは。地方からスポーツと両立受験のとっきーです。
残暑は厳しいとはいえ、いよいよ過去問を解き始めて、夏はもう終わったんだ…と実感しております。

今日は、主に志望校別コース(以下、NN)について書いていきたいと思います。

息子、改めてNNの洗礼を受ける

通常のNNクラスに慣れた頃に、NN夏期集中特訓。
息子は2組での参加でしたが、同じクラス内でも、自分よりも問題を解くスピードが圧倒的に速く、圧倒的な正確さを持つ子が何人もいたそうです。
「どうしてあの子が、自分と同じ2組なのか!?」「それなら、1組はどんな子がいるのか!?」
と驚いた様子でした。
それでも、臆すことなくチャレンジし続けたことはまさに、本人にとって“特訓”であったと思います。

NN夏期集中特訓のふり返り

息子が参加した特訓は5日間、朝8時50分から18時30分まで。途中、昼食や休憩を挟みますが、1日8時間は勉強します。
息子の感想ですが、
①1日1教科のため、話し方によっては眠たくなる先生がいる
②せめて1日2教科の方が集中しやすい
③最終日の模試の解説は大会場で行われるため、後ろの方にいるとホワイトボードも見えないし分かりづらい
とのこと。
とはいえ、学習内容は面白かったようで、連日長時間集中し続ける体力もついたので、参加してよかったと思います。

熱すぎた!?部活のノリ

早稲アカの特色といえば、“熱い指導”。我が家も、そのノリの良さに惹かれて入塾しました。通常授業も、NN授業も、パーティー気質の息子には雰囲気がぴったりでした。
ところが…特訓でおなじみ“合格”の文字が入った鉢巻きで楽しいはずの熱い雰囲気に息子が引き始めたのです。
まず、単純に鉢巻きが邪魔(笑)。

痒いし、頭は痛くなるしで、2日目は鉢巻きを持っていかなかったのですが、先生から「着けてね!」と新しい鉢巻きが配られました(笑)。
そして、「絶対A校に合格するぞー!B校、C校にも合格するぞー」というような、全員での掛け声。最後は、友達同士で鉢巻きに“絶対合格!”とメッセージを書き合った子たちを見たそう。
「僕は、鉢巻きなんてしなくたって、難しい問題を解けるように頑張れるし、合格合格って、そりゃA校に行ったら楽しそうだとは思うし1番好きなことがあった。」
「でも、見学しに行ったD校とかE校だって楽しそうだったじゃん。」
「それに僕には水泳だってあるから、そっちも考えないと…。」

息子にとって、自分は受験生であることは分かっていても、“ここに絶対合格するんだ!”という思いは、ないとは言わないまでも、周りとの温度差のようなものを感じたようです。

保護者の相談にも熱いNN

若干引き気味で迎えた、最終日の模試。
周りとの温度差を感じた息子、それが成績にも表れてしまいました。今まで見たこともないような偏差値と順位。もはや、「志望校を変えた方がいいのか!?」という思いまで頭をよぎりました。
たまたまNNの先生にお会いする機会があったので、次のNN模試(クラス替えに反映)までに、どんなことをしていったらよいか、この先のスケジュールが忙しすぎて体力気力共に持つのかを相談したところ…

・何をしたらいいかと悩むのは今後2週間くらい、その先は悩んでる暇はないです!与えられたものをやっていくので精一杯です!
・残り2週間は何をしてもいいです!次回のNN模試の対策なんてものはないです!
お母さんのそのテンションだと持ちませんよ!
・本人は、A校を受験しないなんて選択肢はもうないはずです!やるしかない!

不安な気持ちを一蹴されました(笑)。