繰り上げ合格のバトンが届きますように【S-II vol.11】（2ページ目）

2022年2月1日(月)

第一志望校を受験しました。

2022年2月2日(火)

2022年2月5日(土)

悲しくて泣いていても、入試日程は進み、あっという間に2月5日へ。
落ち着いたあとにこの文言への疑問が湧き上がりました。
そもそも長女は繰り上げ合格候補なの？その場合繰り上げ順位は？いやいや不合格全員にこの文面が書いてある？
もう全然分からないわ！という疑問でした。
覚悟を決めて、合格をいただいていた併願校に入学手続きを済ませました。

2022年2月9日(水)

長女はいつもどおり小学校に行きました。
私も自宅でPCに向かって仕事をしていました。でも仕事には力が入りません。いつ電話がかかってきても出られるようにチラチラとスマホの画面を見る癖がついていました。

お昼休憩をとっていた12:35頃、スマホが鳴りました。
着信番号は登録されていない04*で始まる番号でした。
直感的にビビッと来て、ドキッとして、これこそ、待ち望んでいた電話かもしれないと、心臓が締め付けられる気持ちになりながら電話に出ました。

すると落ち着いた男性の声で
「こちら〇〇女学院中学校です。S-Ⅱ 長女様の親御様の携帯でしょうか。
　合格者の中で辞退が出ましたので、S-Ⅱ 長女様が合格になりました。
つきましては、当校に入学の意思はございますでしょうか。」
と質問をされました。

その時の私は、
（ええ？今即答？もちろん！！！！入学させてください！！！！ドキドキドキドキ）
という、胸いっぱいの溢れる気持ちが零れ落ちてしまい、泣きながら
「ありがとうございます。入学します。この連絡を待っていました、ありがとうございます。」
と答えた記憶があります。

そのあとは、グレーだったミライコンパスの画面が桜の咲いたピンク画面「合格おめでとうございます。」に変わり、入学金決済ボタンを押下して入学金のお支払い、このあとの手続き案内をうかがいました。

電話を切ってすぐ夫に報告をし、日能研に電話で報告をし、ソワソワしながら長女が小学校から帰ってくるのを待ちました。終日、仕事は全く手に付きませんでした。

16時すぎに、長女が小学校から帰ってきました。
長女がミライコンパスの画面を再度開くと、グレーだった不合格画面がピンクの合格画面に代わっており、長女はそれを見て泣き崩れて喜びました。そして、すぐに日能研の先生へ電話で自分の口から報告をさせ、日能研のサイトに合格カウントが1増えたことを確認しました。

ここまでが長女の繰り上げ連絡の時系列です。

辞退連絡はお早めに！次へバトンをつなぎましょう！

繰り上げについて、
・繰り上げ候補No.がふられている学校
・サイトに毎日の繰り上げ人数が記載されている学校
・繰り上げの具体的なルールを事前に公開している学校
・繰り上げはなぞに包まれていて全く明記のない学校
などなど聞いたことがあります。

繰り上げはバトンです。
誰かが辞退をした合格が次の人につながっていく、繰り上げ合格のバトンなのです。

今時点で複数の合格を持っていて手続きをしたままの方がいらっしゃいましたら、速やかに進学しない学校へ辞退連絡をお願いします。
また、この後合格発表が出てきた場合にも、速やかに進学しない学校へ辞退連絡をお願いします。

あなたの辞退連絡が、誰かの繰り上げ合格につながっていくのです。

今この瞬間、繰り上げ合格の連絡を待っている方に、繰り上げのバトンが届きますように。