習い事・趣味と受験の両立は難しい…【S-II vol.6】

こんにちは、S-Ⅱです。
あっという間に掲載6回目、よろしくお願いいたします。

●私(S-II):フルタイム勤務サラリーマン、中学受験経験あり、近畿地方出身
●夫:サラリーマン、中学受験経験なし、九州出身
●長女:私立女子中2年、日能研にて2022年に中学受験を経験
●次女:公立小3年、臨海セミナーを7月末で退塾、夏期講習から日能研へ入塾

入塾は別れのタイミング

新しいことを始める今が決断のタイミング

新しいことを始めるときには、別の何かとお別れしなければなりません。
あれもこれも続けられません。今が決断のタイミングです。

次女を日能研に入塾させることで一番ネックだったのは、習い事のチアダンスをやめなければならないことでした。新4年生の授業から、曜日がかぶってしまうのですよね。
次女にとって、今一番楽しい習い事はチアダンスです。2歳からの幼馴染みや、同じ小学校&学童のお友達がいるチームで、とっても居心地がよくのびのびと踊ることができています。練習が楽しくて金曜日が待ち遠しい様子があふれ出ているのです。

しかし、日能研に入るということは1月末までは大好きなチアを続けられるけれど、2月からは辞めなればなりません。このことを何度か本人に伝えて意思を確認しましたが、そのたびに次女は
本当は辞めたくないけど、やめてもいいよ。
「チア辞めても、マナちゃんとはアクロバットでも会えるし、ユイちゃんとは学校であえるから。」
「大丈夫」
「お友達と一緒に踊りたいから、チアが好きなの。」
「日能研に入ったらホノちゃん(2歳からの幼馴染)に会えるし、お姉ちゃんと同じことがしてみたい。」
勉強はしたくないけど、中学受験はやってみたい。
「学校のお友達が塾(サピックス、四谷大塚)に通っているから、私も塾にいきたい。」
といった返事ばかりでした。
次女なりにチアダンスと日能研を天秤にかけて、自分の先を見通してどっちにするべきか考えた答えが日能研だった様です。大人びていますよね。

そもそも、次女自身が勉強と習い事の両立は望んでいないのでしょうね。チアダンスの技術を磨きたいとか、中学でチア部・チアリーディング部に入りたいという目標はなく、あくまでもチアダンスはリフレッシュ&お友達との遊ぶ場だったのでしょう。

1月末チアダンス退会まであと4か月ちょっと。最後まで楽しみながら、明るく楽しく笑顔で踊ってほしいと思いました。チアダンスを辞めることに寂しい思いをしているのは、次女ではなく私の方かもしれません。

学童保育は9月末で退会、KUMONとチアダンスは1月末で退会しますが、土曜日のアクロバット教室は塾の時間と被らないので1年は続きます。ストレス発散は土曜日のアクロバット教室で行ってもらいます。

習い事との両立①:長女の場合

長女は幼少期からピアノ・スイミング・KUMONを習い、新3年生入塾のタイミングでスイミングとKUMONは辞めてピアノだけを続けました。
6年受験期にはピアノをお休みしましたが、受験が終わってから復活して今も先生に師事しています。ソルフェージュも追加して、コンクールに出場するために週に3日楽しく真剣に練習に励んでいます。

1つのことを長く続けることは人生にとって財産ですよね。尊敬できる恩師がいて、自分の趣味として強みもあり、人前で披露できる一芸にもなります。長女がピアノとソルフェージュが好きで、素晴らしい恩師に出会い、今も続けていることを親として誇りに思っています。そして、同じことを次女にできていないことをもどかしく感じます。